【一口紹介】
◆内容説明◆
私は五六歳。あと数年でもう還暦に手が届く年齢です。
でも、私に初めて会った人は「とてもそんな年齢に見えない!」といいます。
実際、自分の体の各部分の「年齢」を調べてもらったところ、脳年齢──三八歳、骨年齢──二八歳、血管年齢──二六歳、という驚きの結果が出ました。
私の肉体は、実年齢よりもゆうに二〇歳以上も若いことがわかったのです。
そんなビックリするような「若返り=アンチエイジング」をどうやって実現させたのか? 「食事の内容と生活習慣を変える」ということ、ただそれだけです。
それなりに努力はしましたが、あくまでも日常生活の延長上のこと。
お金や時間を特につぎ込んだわけでもありません。
◆内容(「BOOK」データベースより)◆
56歳なのに―血管年齢26歳、骨年齢28歳、脳年齢38歳。
食事の内容と生活習慣を変えるだけ。
お金や時間をかけず、日常生活の延長上でできる。
◆著者について◆
南雲 吉則
なぐも・よしのり―1955年、東京都に生まれる。医学博士。1981年、東京慈恵会医科大学卒業。同年、東京女子医科大学形成外科入局。癌研究会附属病院外科医、東京慈恵会医科大学第一外科乳腺外来医長を歴任。1990年、医療法人社団ナグモ会ナグモクリニックを開設。現在、同会理事長、ナグモクリニック院長。東京慈恵会医科大学外科学第一講座非常勤講師、韓国東亜医科大学客員教授、中国大連医科大学客員教授なども務める。また、分かりやすい解説が大好評となり、テレビ番組に多数出演。
著書には、ベストセラーになった『ゴボウ茶を飲むと20歳若返る!』(ソフトバンククリエイティブ)、『錆びない生き方』(PHP研究所)などがある。
【読んだ理由】
興味を惹かれた。
【印象に残った一行】
読者の皆さんは、病院や医者で薬が病気を治してくれると思っているでしょうが、それは違います。入院の目的は不摂生から切り離すことです。
具体的には、病気の50%が生活習慣に、25%が遺伝や免疫に、残りの25%が生活環境に関係しているといわれています。
繰り返しますが、ガン細胞は悪者ではありません。悪いのは私たちの生活習慣です。ガンを憎み運命を呪うのではなく、がんを起こした行いを改め、その行いを起こした心を改めれば、その日からガンにはかかりにくくなります。
毎日お天道様に手を合わせ、今日生きていられることに感謝し、欲を捨てて真面目に働き、少しの食事をよく噛みおいしくいただいき、よく歩き早寝早起きをする、そんな当たり前のことをしていれば、病気にならず、なった病気も再発はせず、健康で長生きができます。
心のアンチエイジングとは、「死を覚悟して生きる」こと。
成長ホルモンはノンレム睡眠のときにしか分泌されません。具体的にいえば、それは「夜の一〇時から夜中の二時まで」の時間帯です。
幸せホルモンであるセロトニンは、一日に分泌される量が決まっている。
早寝早起き(睡眠ゴールデンタイムの活用)
完全栄養の摂取と一汁一菜で腹六分目の食事
薄着をして身体を内部から温める
朝一杯の濃いめのゴボウ茶
たくさん歩いて電車ではすわらない
スキンシップや感謝の気持ちを大事にする
【コメント】
読み手の興味を引きながら上手く書かれており、目から鱗の話が満載。
参考に明日から生きて行こう。