日本男道記

ある日本男子の生き様

世のなか安穏なれ―現代社会と仏教

2007年06月30日 | 読書日記
世のなか安穏なれ―現代社会と仏教

中央公論新社

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【一口紹介】
◆出版社 / 著者からの内容紹介◆
イラク戦争、カルト宗教から臓器移植まで。
現代社会において宗教はどのような役割を果たすべきなのか。
浄土真宗本願寺派(西本願寺)第24代門主が語る、21世紀の日本と仏教。

【読んだ理由】
ベストセラー本。

【読んだ理由】
ベストセラー。

【印象に残った一行】
『「足ることを知り、真理(法)を聞き、真理を見る者の独房は楽しい。世の人々に対して、怒り憎むことなく、生きとし生けるすべてのもの生きものに対して、自制(セルフコントロール)することは楽しい。世間に対する貪り・欲望を離れ、もろもろの欲望を超えることは楽しい。われが、われがという慢心に打ち克つことは、けだし最上の楽しみである」(雲井昭善「万人に語りかけるブッダ}とあり、釈尊は、人間の苦しみの根本には正しい智慧が欠けていることと、際限のない欲望があることに気づかれました。』

【コメント】
読んでいるうちに、心穏やかになる本である。
 



Daily Vocabulary(2007/06/30)

2007年06月30日 | Daily Vocabulary
4181.rolling in the aisles(大笑いする)
That new film has them rolling in the aisles.
4182.revenge(復しゅう、報復、仕返し、腹いせ、あだ討ち、遺恨)
Revenge is a dish best served cold.
4183.store hours(営業時間)
What are your store hours?
4184.helium balloon(ヘリウム気球)
All I needed to pick up were some candles for the birthday cake and some helium balloons.
4185.axe to grind(痛い目、懲らしめ)
I have an axe to grind with you.
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Daily Vocabulary(2007/06/29)

2007年06月28日 | Daily Vocabulary
4176.sketch(喜劇の寸劇)
I don’t really like sketch comedy, but I do like stand- up, and the comedian who was going to perform there was one of my favorites.
4177.office window(オフィスの窓、事務室窓)
We stood in line outside, and when we got to the box office window, we paid the cover charge.
4178.fall flat(完全に失敗する)
The first comic told a lot of political jokes and most of them fell flat.
4179.do the trick(目的を達するする]、成果を上げる、うまくいく)
Tom believes it is important to do the tricks smoothly after training hard for them.
4180.heckler(やじやブーイングなどをして芝居・演説・演奏などを妨害する人)
The MC came out and tried to get the hecklers to calm down by telling a few jokes of his own.
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天祖神社(亀戸七福神 No.5)

2007年06月28日 | 映画日記
私が東京での単身赴任時代に巡った七福神を紹介していきます。
第四陣は「亀戸七福神」です。
名称     亀戸七福神
寺社名   天祖神社
ご朱印

七福神   福禄寿
所在地 東京都江東区亀戸3-38-35 地図
最寄駅 JR総武線(東武亀戸線)「亀戸」駅 徒歩18分
参拝日 1997(平成9年)/01/12
コメント 
創立年代は明らかでないが、推古天皇の時代に建てられ、聖徳太子の神体がまつられていたと云われている。
また、天正年間(1573~)悪病が大流行したとき、織田信長がこの神社で流鏑馬の行事を行わせたところ、たちまち収まったので、以来病気を治す神社として有名になった。
現在でも毎年9月16日の祭事として、子どもによる歩射(びしゃ)が行われている。  
   


Daily Vocabulary(2007/06/28)

2007年06月28日 | Daily Vocabulary
4171.envision(想像する、心に描く、思いを巡らす)
They envision a world where everyone will live in peace.
4172.two cents(意見、見解、つまらないもの )
I have given my two cents, so they know where I stand on the issue.
4173.crazy about(~に夢中になっている、~に熱中している、~にうぬぼれている)
The cover isn’t bad, but I’m not crazy about the rest of it.
4174.off the mark(的をはずれて、見当違いで)
I think Russ is off the mark to feature our older products, rather than our new ones.
4175.out in left field(非常に風変わりで、完全にまちがって)
Susie was always out in left field from the rest of society.
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御慶(ぎょけい)

2007年06月27日 | 私の好きな落語
【まくら】
江戸時代では武士も町人も新春に年礼(挨拶回り)をした。
年礼に行く者を礼者と言い、商家の場合でも黒羽二重の紋付に麻裃、白足袋を履き、脇差を差して武家風の正装をした。
座敷で礼者をもてなす家もあれば、入り口に年礼帳を用意して記帳させるだけの家もあった。
年玉(年賀)には扇を用いることが多く、扇箱をお盆に載せたり、挟み箱に入れて従者に持たせた。忙しい場合や、伺う先があまり親しくない場合は、名札を串に刺して年礼帳に記帳をして済ませることもあったという。
咄の中で主人公は大家に、祝詞は「御慶(ぎょけい)」、上がって行きなさいと言われたら「永日(えいじつ)」と言って、引き下がりなさいと教えられる。
江戸時代の一般的な新春の挨拶は「御慶申し入れます」で、「あけましておめでとうございます」ではなかった。
出典: 『TBS落語研究会』

【あらすじ】
暮れの28日、屋根屋の”八つぁん”が富に当った夢を見たので”富”を買いたいと言い出す。
買う金がどこにもないので、親の形見の女房が着ている半纏を強引に質入れして、1分を借り出し湯島の天神に駆けつける。
買う札は夢のお告げで、「ハシゴの先に鶴が止まっているのを見たから、鶴は千年生きる ので”千”ととめて、ハシゴだから”八四五”で”鶴の千八百四十五”をもらおう」「たった今売り切れました」
がっかりしながら歩いていると、易者が見て占ってあげると呼び止める。
それによると「ハシゴは下るものではなく、主に登るものだから、八四五でなく”五四八”である」という。
見料も払わず”鶴の千五百四十八”を買いに行くと残ってい たので、喜んで買い求める。
境内にはいると富が始まっていた。
最後の大富、壱千両に見事当たった。
今だと手数料を差し引かれるが、それでも八百両を持って帰って、離縁されそうになっていた女房に見せ 、喜ばせる。
さっそく大家の所に行って、貯めた家賃八つを払い、祝儀をはずんで喜ばれる。
易者にも払い、誂えは間に合わないので市ヶ谷の古着屋”あまざけ屋(屋号)”に行って、裃(かみしも)から下着まで一式を 揃えた。
近所で脇差しも買った。
大晦日は豪勢な年越しをして、女房に手伝ってもらい、裃も着付けた。
日の明けるのももどかしく出かけ、一番に大家さんに挨拶に行く。
白扇を前に差してもらい、長い祝辞は言えないので、簡単な挨拶を教えてもらう。おめでたいことば「御慶」と、上がって行きなさいと言われたら、「永日(えいじつ)」と言って、引き下がりなさいと教えられる。
近所の家に年始に回り、「御慶」と「永日」を繰り返し、みんなの目を白黒させる。 
路上であった友人にも「御慶」と「永日」を発する始末。 
3人組には3回続けて「御慶」「御慶」「御慶」とどなり、相手が何のことか分からずききかえすと「御慶(ぎょけい=どけい=どこへ)と言ったんだ」、「恵方(えほう)参りに行ったんだ」。
出典: 『落語の舞台を歩く』

【オチ・サゲ】途端落ち(最後の一言で見事に結末のつくもの。この噺の場合は、新年の挨拶として「御慶」と言いながら歩いていると、「どこへ(行ってたのか)」と聞き違えられるというもの。)

【語句豆辞典】
【富くじ】今の宝くじのようなもので、寺社の費用捻出を名目に行った。一枚一分(一両の四分の一)から一朱(一両の十六分の一)で富札が売られ、一分の札は千両富といわれ突きどめ(一等)賞金が千両だった。文化文政時代が最も盛んだったが、天保の改革で禁止され、以降復活していない。
【江戸の三富】谷中の感応寺(台東区谷中7-14-8)、湯島の天神(湯島天神、文京区湯島3-30-1)、目黒の不動(=龍泉寺、目黒区下目黒3-20-26)。
【御慶】新年の祝辞。おめでとうの意。
【永日(えいじつ)】春、日が永くなってからゆっくりお目にかかりましょうという別れのあいさつ。「家に上がってゆっくりしていきなさい」の返事として「今は失礼します」との意味。
【恵方詣り】恵方は、その年に徳のある神のある方角で、干支によって決まる。恵方参りは、元旦にその方向にある社寺に参詣すること。
【非望の欲】欲張って身分不相応なことを望むこと。
【寺社奉行】神社、仏閣とその境内を取り締まる奉行。富くじもその管轄だった。

【噺の中の川柳・譬(たとえ)】
『石町(こくちょう)の時の鐘より椙森(すぎのもり) 突き出す富の響く江戸中』
石町は、後の中央区日本橋本石町で、ここで市民に時刻を知らせる時の鐘を撞いていた。椙森は、日本橋堀留町の椙森神社で、ここで富くじの当たり札を決める突き富が行われた。この歌は、鐘を撞くと富を突くとをかけて、突き富の賑わいを
詠んだもの。
『富籤の引き裂いてある首くくり』
『長松が親の名で来る御慶かな』
『千両はどこかの人がとりにとり』

【この噺を得意とした落語家】
・五代目 柳家小さん
・三代目 古今亭 志ん朝

【落語豆知識】 大喜利(おおぎり)
数人の落語家で謎掛け等の出来を競う笑点でお馴染み。

 




Daily Vocabulary(2007/06/27)

2007年06月26日 | Daily Vocabulary
4166.impediment(障害、妨害するもの)
Being poor might be an impediment to becoming a politician.
4167.get irritated(腹を立てる、怒る、いら立つ、イライラする、とんがる、業を煮やす、むかつく)
I really get irritated when people smoke in a restaurant.
4168.defensive(受け身の、防衛的な、守備の、防御的な、防御の、守勢の)
She became defensive when he made comments about her job performance.
4169.privy to(内々に関与して、内情に通じて、ひそかに知って)
As presidential aide, he is privy to many secrets.
4170.knowledgeable(博識な、精通している、理解力のある)
Although he didn't go to college, he's very knowledgeable about many topics.
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十面埋伏〈下〉

2007年06月26日 | 読書日記
十面埋伏〈下〉

新風舎

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【一口紹介】
◆出版社/著者からの内容紹介◆
事件の真相を追う捜査官との警察の前に次第に姿を現す闇の犯罪組織。
そしてその背後には政界上層幹部の姿も見え隠れする。巨大な闇の癒着を暴きだす闘いの結末を見ることができるのか。
中国ベストセラー作家・張平(ヂャンピン)が現代中国社会の病根を抉り出す衝撃作品!

◆内容(「MARC」データベースより)◆
事件の真相を追う捜査官と警察の前に、次第に姿を現す闇の犯罪組織。
そしてその背後には、政界上層幹部の姿も見え隠れする。
正義を信じる男たちの意志は貫かれるのか。
巨大な闇の癒着を暴きだす闘いの結末とは…。
権力との死力を尽くした闘いが今、始まる!

【読んだ理由】
「凶犯」に続く張 平作品。

【印象に残った一行】
『こういう腐敗分子が、われわれの党や司法機関、あるいはそれを監督する機構である人民代表大会に堂々と入り込んでいたら、また、一つの部門や機関、あるいは一つの地区がこういう人間にコントロールされていたら、一般庶民の目に国や政府が公正であると映るだろうか?こういう国や政府に合法性があると思うだろうか?こういう国や政府に未来の希望を託すだろうか?一方、人々が政府や法制に失望し不満を抱いている状況こそ、黒社会や悪の勢力自らの地盤を固め発展させる温床となるのだ。残念ながら、すでに一部の地域にこの兆候と現象が見られる。期が熟せば、こういう腐敗分子たちはきっと共同戦線を張って命がけでわれわれに挑みかかってくるだろう』
『型からはみ出たところが人間。はみ出たところが本当の自分』

【コメント】
『「社会の不公平、不正義を目にした時、君は震えるほど憤ることができるだろうか?これは文学よりもっと大切なことだ」
社会の最下層から歩んできた私は、ほかの多くの人々と同じように、自分の祖国がより自由な、より民主的な、より繁栄した、より強い国になってほしいと切実に望んでいる。だから、私に社会と政治に対する関心を放棄せよということは、私に生きることを放棄せよ言うに等しいことで、まったく不可能なことなのだ。共通の物質的な条件の下で相互に関連性を持って現実社会を生きていく多くの人々の一員として、社会に対する関心を放棄することは、人民の利益と自分の利益を放棄するのと同じことだ』
と、著者はあとがきで述べている。
この意気込みで書かれた上下巻合わせて八百ページに及ぶ長大作ではあるが、全ての人に一読をお奨めしたい。
 



Daily Vocabulary(2007/06/26)

2007年06月26日 | Daily Vocabulary
4161.stumbling block(つまずきの石、障害)
The city has few large sports facilities, which is a stumbling block to hosting the Olympics.
4162.mind-boggling(仰天するような、気が遠くなる、ものすごい、信じられない)
They have a unique and mind-boggling skill.
4163.for fear of(~を恐れて)
He didn't mention a word of what he had seen for fear of being accused.
4164.on the same footing(同じ足場に立って、同じ条件で)
They are standing on the same footing.
4165.encyclopedic(百科事典のような、博学な、知識の広い)
The guidebook is almost encyclopedic, and it gives details on the history, the climate, and the fauna and flora.
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漢字(2007/06/25)

2007年06月25日 | 私の読めなかった・読み間違えていた漢字
私が日々の生活の中で読めなかった漢字・読み間違えていた漢字を記録していきます。
意味は広辞苑などから引用させていただきました。(英訳付き。)       
646.縮緬【ちりめん】crepe
TVの長寿番組水戸黄門は、縮緬問屋のご隠居ということになっている。あの食べるクレープは「ちりめん」のことだったのか。
647.【しとね】
意味は、辞書によれば、敷物、座布団・敷き布団の類。何故か私にとっては意外だ。
648.【たむろ】be stationed; hang around;gather
意味は、(1)仲間の集まるところ。また、ある種の人人の集団。(2)明治時代、巡査の詰めている所。駐在所。(3)兵の群れ。軍隊。陣営。
だから、駐屯(ちゅうとん)と言うのだ。なるほど。
649.【えら】the gill(s) ((of a fish)).
魚編に思うで「鰓」か、何となく解ったような、解らないような。
650.前褌【まえみつ】
意味は、前まわし。相撲中継でよく耳にしたが、こういう意味で、こういう字を書くんだ。「褌」は、ふんどしだ。でも、何故「みつ」と読むのだろう。
 


             
                    

Daily Vocabulary(2007/06/25)

2007年06月25日 | Daily Vocabulary
4156.setback(挫折、失敗、敗北、大敗)
Failing the exam was a setback to his career plans.
4157.threaten to(~する恐れがある)
The dog always threatens to bite visitors who arrive unexpectedly.
4158.lung cancer(肺癌)
She died of lung cancer after smoking for thirty years.
4159.liver failure(肝不全)
They say he died as a result of liver failure.
4160.omniscient(全知の、博識な)
The priest believes that God is omniscient.
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NHK WORLD Daily News

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Daily Vocabulary(2007/06/24)

2007年06月24日 | Daily Vocabulary
4151.speak up(声に出していう、はっきりしゃべる、大声で話す)
Could you please speak up?
4152.sniff(においを嗅ぐ、クンクン嗅ぐ、鼻で吸う)
The police dog sniffed around the suspicious package.
4153.unruly(乱暴な、規則に従わない、荒れ狂う、手に負えない)
The unruly soccer fans threw things onto the playing surface.
4154.fury(激怒、憤慨、憤激、激情)
His customers were full of fury because they lost all their money.
4155.mishap(不な出来事、不運な事故、災難)
The mishap occurred when the boat was overloaded.
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ラスト・イニング

2007年06月23日 | 読書日記
ラスト・イニング

角川グループパブリッシング

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【一口紹介】
◆出版社 / 著者からの内容紹介◆
大人気小説「バッテリー」。
あの伝説の試合がここに──!!
全国劇場公開される人気小説「バッテリー」。
その中でも屈指の人気キャラクター・瑞垣の目を通して語られる、巧、豪、門脇らのその後とは──。ファン待望の小説がついに登場!!

【読んだ理由】
映画化された人気小説「バッテリー」の著者あさのあつこ作品。

【印象に残った一行】
未知の己を知っていく事の快感。覚えがある。丈の高い葦原を抜け、ふいに煌めく川面をみたような、眩しい世界が眼前に現れたような快感だ。
自分を阻む物など何もないようで、阻む物があったとしても、そんなもの容易く突破して、なお伸びていける。自分を心底、信じられる。
他者でなく自身に己を誇ることができる。快感としか呼びようのない感覚だった。

人が自由であることなどありえない。いつだって、どこでだって、人は何かに繋ぎとめられて喘いでいる。いや、国境を越え、空を越え、空を翔破した鳥だとて、大海を回遊する魚だとて、自由であろうはずがない。縛られ、従い、まつろうことを強いられる。人はなおさらだ。どう足掻いても、完全に解き放たれるわけがない。足掻き続け、もがきつづけていくしかないんだ、だからせねて、目を背けてもいいではないか、しゃがみこんでも、背を向けて逃げてもいいではないか。

【コメント】
若かりし、私の青春時代が甦る。

 



Daily Vocabulary(2007/06/23)

2007年06月23日 | Daily Vocabulary
4146.picky(選り好みする、趣味がうるさい、食べ物に気難しい、味などにうるさい、好き嫌いのある、目くじらを立てる、重箱の隅をようじでほじくる)
Don't be so picky, or you won't grow up big and strong!
4147.bossy(ボス的な、ボスのような、ボス面する、威張る、威張り散らす、偉そうな)
I don't like woman who are too cyatty or who are too bossy.
4148.smart aleck(生意気な男、自信過剰の[厚かましい・知ったかぶりをする]人、自己顕示欲の強いやつ)
Tom is a smart aleck in class, but very quiet at home.
4149.chatty(話し好きな)
The traveler finally got into the rhythm with the chatty villagers.
4150.vomit( 吐く、戻す)
He drank too much and vomited outside the bar.
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時そば

2007年06月22日 | 私の好きな落語
【まくら】
蕎麦屋台で起こる滑稽話であり、数多い古典落語の中でも、一般的に広く知られた演目の一つ。
蕎麦の勘定を巡る詐欺事件を目撃した男が、それに感心して、自分も真似して同一の詐欺行為に及ぼうと言うスリリングな話。
この題名は江戸落語に於けるものであり、上方落語では『時うどん』となる。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』

【あらすじ】
深夜、小腹が空いた男Aが通りすがりの夜鷹の二八蕎麦屋を呼び止める。
Aは主人と気さくに世間話をして、蕎麦を注文する。
その蕎麦を食べる前に「いや、実に良い箸だよ。素晴らしい」と割り箸を誉める。更に蕎麦を食べながら割り箸、器、汁、麺、具のちくわなどを幇間持ち(たいこもち)よろしく、ひたすら誉めて誉めて誉め上げる。
食べ終わったAは、16文の料金を支払う。
ここで、「おい、親父。生憎と、細けえ銭っきゃ持ってねえんだ。落としちゃいけねえ、手え出してくれ」と言って、主人の掌に1文を一枚一枚数えながら、テンポ良く乗せていく。
「一(ひい)、二(ふう)、三(みい)、四(よう)、五(いつ)、六(むう)、七(なな)、八(やあ)」と数えたところで、「今何時(なんどき)でい!」と時刻を尋ねる。主人が「へい、九(ここの)つでい」と応えると間髪入れずに「十(とう)、十一、十二、十三、十四、十五、十六、御馳走様」と続けて16文を数え上げ、すぐさま店を去る。
つまり、代金の1文をごまかしたのだ。
この一部始終を陰で見ていた男Bは、Aの言動を振り返ってどこか腑に落ちない様子だ。
Bは、Aの勘定の時の数え方を「一、二、三……」と再現してみる。
「……九つ、十、十一、あれ?」「何時でい?→九つでい→十。……あっ!!」ここで遂に、Aが1文をごまかした事に気付く。
1文をごまかした手口に豪く感心し、この詐欺行為を真似したくなったBは、自分も同じことを翌日に試みる事にする。
蕎麦を食べる事が目的ではなく、1文を騙し取るためだけにわざわざ蕎麦を食べるのだ。
待ちきれずに早めに繰り出したBは、Aの真似をするがことごとくうまくいかない。箸は誰かの使ったもの、器は欠け、汁は辛過ぎ、蕎麦は伸び切り、ちくわは紛い物の麩。
とうとう蕎麦をあきらめ、件の勘定に取り掛かる。「一、二、……八、今何時でい」主人が「へい、四つでい」と答える。
「五、六……」。まずい蕎麦を食わされた上に勘定を余計に取られるというオチ。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』

【オチ・サゲ】間抜け落ち(間抜けなことを言って終わるもの )

【語句豆辞典】
【夜鷹(よたか)】夜間営業の商売を表す。
【二八そば】由来は、そば粉八割に小麦粉を二割で打ったいう説のほか、代金の十六文が2×8だからという説もある。当時の十六文は現在の四、五百円くらい。
【九つ】現在では深夜零時ごろ。
【四つ】現在二十二時から二十三時ごろ。

【噺の中の川柳・譬(たとえ)】
『親馬鹿ちゃんりん、蕎麦屋の風鈴』

【この噺を得意とした落語家】
・六代目春風亭柳朝
・五代目柳家小さん
・三代目柳家三木助

【落語豆知識】 モギリ
寄席・落語会の入り口でチケットの半券を切る人、または入り口そのもの。