今しかないよ ほほえみ文庫2 (2)天野 こうゆう御法インターナショナルこのアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆あとがき◆
ほとけさまのお姿は 人が懸命に何かに取り組む姿です。
ほとけさまは「殺すな」と説きます。不殺生--これは生き物の命を奪うなということだけではありません。
立場、労力、時間--人を責め、存在を認めず、いたずらに時を過ごす。すべて「殺生」にあたります。
言い換えれば、人も、物も、時間も---すべてを生かす。
生かし、生かされ、生きてきます。
知識はあるけど「前向きじゃない」人が多い世の中、ある方が言っておられた「不幸に敏感だが、幸福には鈍感」が心から離れません。
何かのヒントと勇気が届きますように。
常に側に、常に心に--この本がお役に立ちますように。
感謝の気持ちにほほえみそえて--。
◆著者について◆
天野 こうゆう (あまの こうゆう) 昭和四十三年生まれ 岡山県倉敷市出身十五歳より高野山に於いて、真言宗の僧侶を目指す。 平成七年に倉敷・高蔵寺の住職に晋山。
僧侶として行ずる一方で、画家として創作活動を行う。
主に水墨画、版画、陶器、張子などの作品を制作。
仏さまやお遍路をテーマに、和洋問わず愛される作品作りを目指し、宗派や宗教にとらわれることなく書画を通じて生きるヒントや勇気、癒しを世界の人々に与えたいと願う。
【読んだ理由】
著者が出演している放送「きくへんろ」を聞いて。
【印象に残った一行】
「あるがまま、なすがまま」
誰と比べてどうだとか、
あの人に負けたくないとか、
何をそんなに力んでいるの、
人は人、自分は自分、
誰かと比べなきゃ生きられないなんて淋しいこと
自分を知り、自分を磨く--そして自分が変わる
あるがまま、なすがまま
この言葉は あきらめの敗北宣言じゃないよ、
【コメント】
挿絵と一つ一つの言葉が心に沁みる。