日本男道記

ある日本男子の生き様

観音経29

2009年10月23日 | お経を読む・理解する
【原文】
佛説是普門品時 衆中八萬四千衆生 皆発無等等 阿耨多羅三藐三菩提心

【読み】
ぶつせつぜーふーもんほんじー しゅーちゅうはちまんしーせんしゅーじょう かいほつむーとうどう あーのくたーらーさんみゃくさんぼーだいしん

【通釈】
お釈迦様がこの観世音菩薩のお話をされた時に、その場にいた八万四千人の人々は皆、一番勝れた最高の悟りの心を起しました。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経28

2009年10月16日 | お経を読む・理解する
【原文】
若有衆生 聞是観世音菩薩品 自在之業 普門示現 神通力者 当知是人 功徳不少

【読み】
にゃくうーしゅーじょう もんぜーかんぜーおんぼーさーほん じーざいしーごうふーもんじーげん じんづうりきしゃー とうちーぜーにん くーどくふーしょう  
【通釈】
もし人々が今お釈迦様が説かれた観世音菩薩の自由自在の慈悲の働きと、 どんな人も見放さず相手に応じて自らその前に現れて教えを与える神通力について聞いた功徳は非常に大いなるものです。


 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経27

2009年10月09日 | お経を読む・理解する
【原文】
爾時 持地菩薩 即従座起 前白佛言 世尊

【読み】
にーじー じーじー ぼーさー そくじゅうざーきー ぜんびゃくぶつごん せーそん

【通釈】
その時、持地菩薩という菩薩様が座より立ち上がってお釈迦様に申し上げました。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経25

2009年09月25日 | お経を読む・理解する
【原文】
念念勿生疑 観世音浄聖 於苦悩死厄 能為作依怙

【読み】
ねんねんもつしょうぎー かんぜーおんじょうしょう おーくーのうしーやく のういーさーえーこ

【通釈】
一瞬たりとも観世音菩薩を疑ったりしてはいけない。観世音菩薩は心が清浄な聖者であり、人々が苦しみや悩み、死などに出遭った時に心の頼りとなるのである。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経24

2009年09月18日 | お経を読む・理解する
【原文】
妙音観世音 梵音海潮音 勝彼世間音 是故須常念

【読み】
みょうおんかんぜーおん ぼんのんかいちょうおん しょうひーせーけんのん ぜーこーしゅーじょうねん

【通釈】
観世音菩薩は、あらゆる人々の心の発する音にしたがってそれぞれに適切な優れた教え(妙音)を説く。その優れた教えは煩悩のなくなった清浄な心(梵音)で、すべての人々の心に海の音が響くように伝わっていく。世間を超越した仏や菩薩は世間の人々の迷いを取り除く教えを与えているのである。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経23

2009年09月11日 | お経を読む・理解する
【原文】
訟経官処 怖畏軍陣中 念彼観音力 衆怨悉退散

【読み】
じょうしょーきょうかんじょー ふーいーぐんじんちゅう ねんぴーかんのんりきしゅうおんしったいさん

【通釈】
もし、他人と争いを起して裁判を受けたり、戦いが起こってお互いに恐ろしい目に遭う時でも、かの観世音菩薩の力を念じるならば、色々な敵も退散してしまうであろう。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経22

2009年09月04日 | お経を読む・理解する
【原文】
悲體戒雷震 慈意妙大雲 澍甘露法雨 滅除煩悩燄

【読み】
ひーたいかいらいしん じーいーみょうだいうん じゅーかんろほううー めつじょぼんのうえん

【通釈】
仏の授ける戒(殺してはいけない、盗んではいけない、嘘をついてはいけない等の戒律)は、一切の人を救いたい、一切の人を凡夫の境界から離れさせて仏と同じ安穏な境界にならせてあげたいという大悲心からでている。観世音菩薩は仏と同じ大悲心をもっているので、その戒は雷のように大きな力をもって人々を戒めるが、それは大悲心が本体である。また大勢の人を救いたいという大きな慈悲心は大空一面に覆う雲のように汝らの上に降り注ぎ、その慈悲と智慧に感化されて汝らの迷いのもとである煩悩もなくなっていくのである。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経21

2009年08月28日 | お経を読む・理解する
【原文】
無垢清浄光 慧日破諸闇 能伏災風火 普明照世間

【読み】
むーくーしょうじょうこう えーにちはーしょ-あん のうぶくさいふうかー ふーみょうしょうせーけん

【通釈】
観世音菩薩は少しの汚れもなく清浄の光を放っているので、その広大な太陽のような智慧で諸々の闇を破り、世間の災いも苦しみも普く照らし救っていくのである。


 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経20

2009年08月21日 | お経を読む・理解する
【原文】
真観清浄観 廣大智慧観 悲観及慈観 常願常瞻仰

【読み】
しんかんしょうじょうかん こうだいちーえーかん ひーかんぎゅうじーかん じょうがんじょうせんごう

【通釈】
観世音菩薩は煩悩のない清浄なものの観方で、真実のことを観極め、広大な智慧と大悲観と大慈観が具わっている。汝らも常にそのようになるように仰ぎ願うようにしなければならない。


 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経19

2009年08月14日 | お経を読む・理解する
【原文】
種種諸悪趣 地獄鬼畜生 生老病死苦 以漸悉令滅

【読み】
しゅーじゅーしょーあくしゅー じーごくきーちくしょう しょうろうびょうしーくー いーぜんしつりょうめつ

【通釈】
観世音菩薩は色々な悪趣におもむき、地獄、餓鬼、畜生、生老病死の様々な苦しみを次々救っていくであろう。


 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経18

2009年08月07日 | お経を読む・理解する
【原文】
具足神通力 廣修智方便 十方諸国土 無刹不現身

【読み】
ぐーそくじんづうりき こうしゅーちーほうべん  じつぽうしょーこくどー むせつふーげんしん

【通釈】
観音は神通力を具えておられ、広い智慧で手立てを示し、十方の諸々の国土にお姿を現わさない国はありません。


 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経17

2009年07月31日 | お経を読む・理解する
【原文】
衆生被困厄 無量苦逼身 観音妙智力 能救世間苦

【読み】
しゅ-じょうひーこんやく むーりょうくーひつしん かんのんみょうちーりき のうぐーせーけんくー

【通釈】
大勢の人びとが色々な困難に遭い、そのはかりしれない苦しみが身に迫ってきた時、観世音菩薩の最も優れた不思議な智慧の力(観音さまは菩薩の行を積んだ結果として仏さまと同じ智慧の力をもたれている)によって、大勢の人を世間の苦しみから救っているのである。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経16

2009年07月24日 | お経を読む・理解する
【原文】
雲雷鼓掣電 降雹澍大雨 念彼観音力 応時得消散

【読み】
うんらいくーせいでん ごうばくじゅ-だいう-  ねんぴーかんのんりき おうじーとくしょうさん

【通釈】
或いは、雷が太鼓のように鳴り響くとか、稲妻が光るとか、雹(ひょう)が降ってくるときでも、かの観世音菩薩の力を念じるならば、たちまち静まって害をうけることはないであろう。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara


観音経15

2009年07月17日 | お経を読む・理解する
【原文】
蚖蛇及蝮蠍 気毒煙火燃 念彼観音力 尋聲自回去

【読み】
がんじゃーぎゅうぶつかつ けーどくえんかーねん ねんぴーかんのんりき じんしょうじーえーこー

【通釈】
或いは、トカゲ、蛇、マムシ、さそりのような毒虫が毒を出し迫ってきても、かの観世音菩薩の力を念じるならば、その声にしたがって逃げ去っていくであろう。

 
観音経の正式お名前は、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」という。観音信仰の基本経典。「妙法蓮華経」とは、有名な法華経のこと。法華経は二十八品(二十八章)からなり、観音経は(普門品)はそのうちの第二十五番目の章であるということ。その内容は、ひと言で言えば「観音様はどんな菩薩さまか」が説かれたもの。





観音経(偈)Avalokite醇{vara