ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「小春日和」の風景

2019-11-11 20:32:26 | 自然・季節
「小春日和」は、晩秋から初冬の頃の、穏やかで暖かな天気のことを言う。
数年前に行われた「国語に関する世論調査」では、若い人を中心に、春先の頃の、穏やかで暖かな天気、とする人が多くいたことを思い出す。
私たちの世代では、さだまさしが作り山口百恵が歌った、「秋桜(コスモス)」というヒット曲に、「こんな小春日和の穏やかな日は…」という部分があったから、間違えることは少ないけどね。

さて、昨日から今朝にかけては、まさに「小春日和」という感じの穏やかな晴れが広がった。
気分のいい天気だったので、久しぶりの川沿いのコースを中心に16kmのRUNに出た。
夕方になって、空気が意外と冷たく感じられた。
晩秋なのだなという思いを確かめながら走っていると、寒桜の仲間なのか、花をつけている桜もあった。
その木は、今春ほかの木より早く花を咲かせていた桜の木であったのだが。

去年の今ごろ、菜の花が咲いているのを見つけた辺りでは、今年ももうしっかり咲いているのを見つけた。

暗くなってきていたので、撮った写真は少しブレてしまった。

そこで、もう1枚。


この写真だと夕方で少し暗いので、写真を調整して明るくしてみた。

菜の花が、胸を張って立派に咲いているように見える。
後ろは、河原の枯れすすきたち。
白い花のようで、これはこれで美しい。
菜の花が咲いていて春のようで、後ろの景色は晩秋。
菜の花とすすき。
この2つの重なりは、まさに「小春日和」にふさわしいなあ。

9~10㎞地点で見たこの風景。
思い出してはいい気分になり、残りを気持ちよく走ることができた。

雪の降る冬が来なくて、小春日和が何度も続けばいいと思ったりして…。


コメント
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