ああ、終わってしまったなあ…。
長い長いJ2リーグの最終42節が終わってしまった。
アルビレックス新潟の最終節は、ホームで順位直下の12位長崎戦。
J1昇格プレーオフはかなわなかったとはいえ、新潟というチームを愛したベテラン選手たちとのお別れセレモニーが予定されている。
むざむざと負ける訳にはいかない。
この試合、契約満了選手4人のうち、最も新潟と縁の深かったGK野澤とFW矢野が、ベンチ入りメンバーに入った。
矢野は、ほとんど毎試合ベンチ入りし、後半の大事な場面で使われてきているから、今日も当然のベンチメンバー。
野澤は、今季初めてのベンチ入り。
GKは、大谷が毎試合先発メンバーで、田口が控えとなっていた。
今日は、新潟を卒業する野澤に控えを譲った形になった。
先発メンバーは、ここ数試合と変わりなし。
試合が始まると、今季11位と12位の対戦ではあったが、ここのところの好調さでは7新潟が上。
ボールを保持しながら、チャンスをうかがう。
選手同士の連携が洗練されてきている。
その様子を見て、
「ああ、今なら間違いなくワクワクする試合展開ができるようになっているのだなあ。」
と思った。
開幕前、社長や選手たちが、「間違いなく今季はワクワクする試合を見せる」と言っていたのを思い出したのだ。
たしかに、ワクワクする試合が見られるようになった。
だが、こうなるのがシーズン通して少し遅すぎたのが残念だ。
前半は、両チーム手堅く0-0。
後半になって、ついに新潟の攻勢が実を結ぶ。
3分ほどで、渡邉新太との連携を生かし、FWレオナルドが見事にシュートを決め先制ゴール。
ただ、長崎も追いつこうと、新潟のゴールネットを揺らしたが、微妙なオフサイドの判定で、新潟は命拾い。
そして、61分には、本間至恩の低いコーナーキックから、今日誕生日の大武がヘッドで叩き込み、追加点で2-0。
後半31分には、この試合が最後となったFW矢野が交代出場。
矢野は、相変わらずよく走り、よく跳び、よく守る。
周囲の選手は、なんとか矢野に得点させようと配慮しているのもわかった。
しかし、シュートは簡単に打たせてもらえない。
逆に、後半43分、長崎にすばらしいシュートを決められて、1点差になってしまった。
それでも、吉永監督は、アディショナルタイムも残り2分を切ったところで、ここまで42試合全時間出場してきたGK大谷に代わって、野澤洋輔を起用した。
スタジアム内の新潟サポーターは、大騒ぎ。
待ち焦がれた「ゴール守る オレたちのヒーロー」が、新潟のピッチに帰ってきた瞬間だった。
ただ、野澤自身がボールに触る瞬間はなく、試合はまもなく終了の笛が響いた。
2-1で新潟は、最終戦に勝利した。
野澤に駆け寄る選手たち。
そのそばには、子どもの頃、野澤に憧れたという早川史哉もいた。
同じピッチで、その新潟最後の場所に一緒にいるということは、早川にとっても感慨深いものがあっただろう。
矢野の肩をたたく選手たちも、もちろんいた。
去り行く選手たちの最後を勝利で飾れたことは、選手たちにとっても、応援した私たちにとっても、心からうれしいことであった。
新潟の勝利もあって場内は、和やかなムードに変わった。
あとは、選手たちの着替えを待って、最終戦のセレモニーが行われるのを待つだけとなった。
セレモニーのことは、また明日にでも書こうと思う。
長い長いJ2リーグの最終42節が終わってしまった。
アルビレックス新潟の最終節は、ホームで順位直下の12位長崎戦。
J1昇格プレーオフはかなわなかったとはいえ、新潟というチームを愛したベテラン選手たちとのお別れセレモニーが予定されている。
むざむざと負ける訳にはいかない。
この試合、契約満了選手4人のうち、最も新潟と縁の深かったGK野澤とFW矢野が、ベンチ入りメンバーに入った。
矢野は、ほとんど毎試合ベンチ入りし、後半の大事な場面で使われてきているから、今日も当然のベンチメンバー。
野澤は、今季初めてのベンチ入り。
GKは、大谷が毎試合先発メンバーで、田口が控えとなっていた。
今日は、新潟を卒業する野澤に控えを譲った形になった。
先発メンバーは、ここ数試合と変わりなし。
試合が始まると、今季11位と12位の対戦ではあったが、ここのところの好調さでは7新潟が上。
ボールを保持しながら、チャンスをうかがう。
選手同士の連携が洗練されてきている。
その様子を見て、
「ああ、今なら間違いなくワクワクする試合展開ができるようになっているのだなあ。」
と思った。
開幕前、社長や選手たちが、「間違いなく今季はワクワクする試合を見せる」と言っていたのを思い出したのだ。
たしかに、ワクワクする試合が見られるようになった。
だが、こうなるのがシーズン通して少し遅すぎたのが残念だ。
前半は、両チーム手堅く0-0。
後半になって、ついに新潟の攻勢が実を結ぶ。
3分ほどで、渡邉新太との連携を生かし、FWレオナルドが見事にシュートを決め先制ゴール。
ただ、長崎も追いつこうと、新潟のゴールネットを揺らしたが、微妙なオフサイドの判定で、新潟は命拾い。
そして、61分には、本間至恩の低いコーナーキックから、今日誕生日の大武がヘッドで叩き込み、追加点で2-0。
後半31分には、この試合が最後となったFW矢野が交代出場。
矢野は、相変わらずよく走り、よく跳び、よく守る。
周囲の選手は、なんとか矢野に得点させようと配慮しているのもわかった。
しかし、シュートは簡単に打たせてもらえない。
逆に、後半43分、長崎にすばらしいシュートを決められて、1点差になってしまった。
それでも、吉永監督は、アディショナルタイムも残り2分を切ったところで、ここまで42試合全時間出場してきたGK大谷に代わって、野澤洋輔を起用した。
スタジアム内の新潟サポーターは、大騒ぎ。
待ち焦がれた「ゴール守る オレたちのヒーロー」が、新潟のピッチに帰ってきた瞬間だった。
ただ、野澤自身がボールに触る瞬間はなく、試合はまもなく終了の笛が響いた。
2-1で新潟は、最終戦に勝利した。
野澤に駆け寄る選手たち。
そのそばには、子どもの頃、野澤に憧れたという早川史哉もいた。
同じピッチで、その新潟最後の場所に一緒にいるということは、早川にとっても感慨深いものがあっただろう。
矢野の肩をたたく選手たちも、もちろんいた。
去り行く選手たちの最後を勝利で飾れたことは、選手たちにとっても、応援した私たちにとっても、心からうれしいことであった。
新潟の勝利もあって場内は、和やかなムードに変わった。
あとは、選手たちの着替えを待って、最終戦のセレモニーが行われるのを待つだけとなった。
セレモニーのことは、また明日にでも書こうと思う。