ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

去り行く選手たちに感謝の心を伝えたくて練習場へ

2019-11-23 20:45:00 | アルビレックス新潟
明日は、アルビレックス新潟の今季最終戦、ホームで長崎戦が行われる。
監督や様々な選手との契約満了が発表された今、この監督や選手たちの練習を見られるのも、今日が最後。
今日は、昨日書いたように悲しく寂しかったので、会いたいなと思った。
とくに、ここに書いてきた選手たちには、「今までありがとうございました」の気持ちを表したくて、娘と2人で練習場へ出かけ、最後の練習を見に行って来た。

練習場には、100人を超えるくらいの人たちが詰めかけていた。
ネットの向こうの練習場で、選手たちがボールをけり合っていた。


やがて、ビブス組とビブスなし組とに分かれ、ピッチを狭くしてゲームを行い始めた。

その様子を見たら、どの選手も本当に楽しそうだった。
今季で退団する選手も、そうでない選手も、…。
みな、本当にサッカーが好きなんだな。
けがを負っていた高木も、ゲームに参加し、よく声を出していた。
何を言っているのかわからないけど、ブラジル人選手たちも、要求する言葉を出し、とても真剣かつ楽しげにプレーしていた。

前後半のゲームを終えたら、中心に集まっていた。
監督から、きっと「明日は最終戦。がんばろう。」というような話があったのだろう。


その後、選手たちが、ピッチの外に練習を見に来た人たちに向かって、挨拶をした。
代表して、堀米選手が前に立ち、挨拶の言葉を述べていた。

なんだか、ジンときた。

その後は、ダウンをしたり、居残りでシュート練習をする選手たちもいた。
それを見ずに(見ながら)、選手とのふれあいが可能なスペースに異動する人たちが多くいた。
私たちも、後ろの方に並んで、選手たちが来るのを待った。

吉永監督が来た。
「難しいところを引き受けていただきありがとうございました。」
とお礼の言葉を伝えさせていただいた。


小川佳純選手は、やはりきりっとしたいいまなざしをしていた。

「J1から、大変な時間をがんばっていただき、ありがとうございました。」

多くのサポーターに対し、一つ一つ最も丁寧に対応していたのは、レジェンドの一人、矢野貴章選手だった。

サポーターから手渡されるものが多いのも、彼だった。
本当に、新潟を愛し愛された存在だったのだ。
次のチーム編成で必要とされていないことは、どんなにつらいことだろう。
「本当に長い間、新潟のためにありがとうございました。」
と、握手しながら伝えた私だった。

そして、最後の方に来るのは、やはり野澤洋輔選手。

手を伸ばし、握手して、
「本当に、たくさん勇気をもらいました。ありがとうございました。」
と伝えた。
娘も、手を伸ばして握手した。


チョヨンチョル選手。

たくさんのおばさんたちに声をかけられていた。
「今も、8年前の写真を大事に飾っているのよ。」
なんて話を聞かされていた。
やはり愛される選手なのだなあ。
「新潟のために戻って来てくれて、ありがとうございました。」


まだまだ、ほかにも今季出場がなかった選手や少なかった選手たちとも、たくさん握手をした。

これらの選手たちと、明日の試合でお別れになってしまう。
名残惜しいが仕方がない。

明日のホーム長崎戦が、今季の最終戦だ。
今年のチームとすべてのスタッフや選手に敬意を表し、試合後のセレモニーまで、しっかり見届けよう。

コメント
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