ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

アルビレックス新潟、2020シーズン最終戦セレモニー

2020-12-14 22:41:07 | アルビレックス新潟


昨日、ザスパクサツ群馬戦の後は、ホーム最終戦ということで、最終戦セレモニーが行われた。
従来の最終戦セレモニーとは、いろいろな点で違いがあり、違和感の中で行われた。
まず、セレモニー以前のこととして、COVID-19 感染症の影響で、観客は、大声を出せないし、座席の移動もできない。
だから、選手名のコールもできないし、選手への贈り物も渡せない。

例年なら、ホーム最終戦を迎える前に、契約満了選手の発表があるのだが、今季はまだ何も発表されていない。
去年は、退団する選手たちのメッセージが感動的だったのだが、今年は退団者のあいさつ自体がなかった。
サポーターからも、叱咤激励の横断幕が出されたりするが、今年は見られなかった。


そんな中、行われたセレモニー。
県知事(副知事)のあいさつの後、ホームタウンの代表としてあいさつしたのは、村上市長だった。
そばには、湯沢町長がいた。

去年までホームタウンは、新潟市と聖籠町だけだったが、今季から、県内の全市町村がアルビレックス新潟のホームタウンとなったのだった。
この実現には、「電気、ガス、水道、アルビレックス新潟」というライフライン化を目指す、是永前社長の強い思いがあったのだよなあ…と、少し遠いところを見る目になった私だった。

中野社長は、Jリーグの村井チェアマンからメッセージを預かったと言い、それを読んでから、今季のお詫びと来季の再起を誓った。


アルベルト監督は、応援に対してのお礼を言った後、
「来季、アルビレックス新潟が輝くために、最善を尽くす」
という誓いを、力強く宣言した。そして、
「アルビレックス新潟に、栄光あれ!」
と叫び、あいさつを締めくくった。

そのあとは、主将の2人、シルビーニョと堀米があいさつした。


特に、堀米は、去年に続き今年も締めくくりにふさわしい内容のあいさつを行った。
最初に、「今、強い危機感を持っています。」という言葉で始まった。
「苦しい1年だった。応援してもらうのが当たり前ではなく、見ていて応援したくなるようになりたい。来年はもっと強い、皆さんが誇りに思えるようなチームになります。皆さんの応援にふさわしいゲームができるチームになれるように、選手みんなで厳しく戦っていきたい。」
「ここまで一緒に戦った選手を誇りに思っています。」
「まずは、残り2試合を全力で戦ってきます。」
こんな内容のあいさつをしていた。
主将としての危機感、責任感を感じ、改めてプロだなと思った。

最後には、今は出場できない選手を含め、ほとんどの選手・コーチ陣たちが、場内を1周した。
独身以外は、自分の家族を連れて回っていた。

私は、2階から、アルビレックス新潟のマークの付いた大きなタオルを選手たちに向けて
「本当にお疲れさま」の気持ちを込めて掲げていた。

わざわざ2階まで目を向けてそれを認め、拍手するようなそぶりをする選手の姿もあってうれしかった。
アルベルト監督は、観客席の方に何度も何度も手を振り、今までの応援に感謝する様子を見せていた。

その姿もプロの監督だと印象付けられ、来年こそ捲土重来を期してほしいと思った。

あと2試合。
堀米主将の言うように、全力を出してがんばる姿を、今年の選手たちが最後まで奮闘するゲームを、見たいと心から思った。

VAMOS NIIGATA !
コメント
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