ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

年賀状を書き終えて…

2020-12-28 22:05:01 | 生き方
年賀状を書き終えた。
投函して、ほっとひと息ついた。

毎年、出した賀状の何通かが「宛先不明」で戻ってくる。
引っ越し先が分からずに戻ってきてしまうのだ。
なにせ、年に1回の郵便だから、新しい住所が分からないと、1年後には届かなくなってしまう。
私の年賀状が届かなければ、新しい住所が分からないからだよ、教えてくださいな。
そんなことを思ったりしている。

さて、今年は、年賀欠礼の挨拶状が、ずいぶんたくさん届いた。
訃報を知らないで失礼したものも多かった。
今年は、COVID-19 感染症の拡大で、家族葬が多かった。
そのせいか、訃報がすぐには届かなくて、欠礼の挨拶状でわかった場合が多くあった。

以前お仕えしたりご指導を受けたりした方で、鬼籍に入られた方も何人かいた。
そういう方々は、もう80代後半や90代だったことに、驚きを隠せない。
そんなに高齢になっていたのか…と。
だが、考えてみれば、かつて若かった私が指導を受けたときに、その方が50代だったとしても、それから30数年も立っているのだから、当然だ。
私自身だって、この通り60代をずんずんと進んでいるのだから。

先週埼玉に行って、仏壇掃除をした際に位牌を見て、義母(妻の母)は享年65歳だったと知った。
もう少し高齢で亡くなったと思っていたが、今のわれわれとほとんど変わらない年齢だった。
私の父方の祖父は、たしか60代で「老衰」で亡くなっていたはずだ。
時代が変わったなあ、とは思う。
だが、2年前には、義兄(妻の兄)が60代半ばで急逝している。

年賀状は、1年に1回しか出さない。
だから、年賀状を出すこの時期が来ると、どうしても年齢のことや人生のことを考えてしまう。
そして、自分の人生にかかわってくれた人たち一人一人への感謝の思いが大きくなる、ということもあるのだ。
皆さん、どうか元気でいてくださいね…。
コメント
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