ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

急な大雪で関越道等で渋滞・立往生が発生

2020-12-17 21:07:57 | 自然・季節
上・中越の県境を中心に、急な大雪になった。
その影響で、関越自動車道では、今も渋滞・立往生の状態が続いている。
元々雪国の新潟県で、重要な幹線道路である関越自動車道でここまで大雪を理由に渋滞が発生したことは記憶にない。
今日の昼の放送では、NHKや民放の新潟の放送局の関係者が、車に乗ったまま渋滞に巻き込まれてしまって、全然動けなくなってしまっている、という放送があった。

たぶん、当初渋滞が発生した所まで取材しに行こうとしたのだが、そこに行くはるか前のところで車が止まってしまった。
予想以上に早い段階で渋滞になってしまったということだろう。
高速道路は一方通行だから、前方の車たちが止まると自分も止まらざるを得ず、後ろには戻れない。
そのうえ、後ろからどんどん車が来てつながるから抜け出せない状態にはまる、というわけだ。
当初は、渋滞していても、ノロノロでも前の車が動けば何とかなるだろうと思ったのだろうけれど、そうは甘くなかったということだ。
始めは、大型トレーラーが雪で動けなくなったということだ。
大型の車のタイヤがスリップすると、運転手は車の動きを制御できなくなる。
車が雪で滑ると、横を向き、道をふさぐようになる。
その状態のところに、半端ない雪が降り積もっていくと、当該車も後続車も動けないまま、前後左右さらに上下、ものすごい量の雪に囲まれていってしまう。

私は、新潟県の平野部に住んでいるから、山間部の職場に勤めるまで、その短時間での降雪の激しさは知らなかった。
ひと晩で車がどこに行ったのか分からなくなるほどの雪が降ることがあるのだ。
かつて実際にその場面に出くわしたときに、目を丸くして驚くしかなかった。
きっと今回止まった車の運転者たちも、半端なく降る雪に呆然としたのではないかと思う。
寒さ、空腹、トイレなど、大変な問題に直面し、苦しんでいることだろう。

今日の夜になっても、渋滞は10数キロも続き、立ち往生となった状態は、解消されていないということだった。
新潟県は、自衛隊に災害派遣を要請した。
新発田から派遣された自衛隊が、越後川口SAに到着し、これから救助作業に向かうというニュースが、夜の報道番組で流れていた。

昨年は、少雪でスキー場が大打撃を受け、今年は感染症の拡大でやはり大変だ。
今まで降らなかった雪がやっと降って、スキー場もこれから少しは、というところだっただろうに、この急な大雪での困った状態の発生は、さらにマイナスになってしまう。

渋滞に陥った高速道路と幹線道路の、一刻も早いこの困窮の状態の解消を祈るばかりだ。
コメント
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