ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

普通タイヤで雪道を走ってはいけない

2020-12-19 22:17:43 | 自然・季節
関越自動車道の立ち往生が、ようやく解消した。
巻き込まれた人たちも、救出に尽力した人たちも、本当にお疲れさまでした。
立ち往生は解消しても、夕方になるまで関越道の全面開通とはならなかった。
まだまだ今日も雪は降り続いており、全面開通・再開までずっと除雪作業というのは本当に大変だったことだと思う。

今回の立往生については、NEXCO東日本の社長が謝っていた。
だが、最もいけないのは、冬タイヤにもはき替えず、ノーマルタイヤで高速道に入った車たちだろう。
チェーンをつけず、冬タイヤもつけずでは、雪道は走れない。
常識なのだ。
油断してはいけない。

私も、大学を卒業して1年目の冬に、失敗したことがあった。
冬タイヤに替えないまま、仕事に出たら、帰るときに薄く雪が積もってしまった。
冬タイヤもチェーンも持たないままだった。
なので、少し路上に雪があるくらいならなんとかなるだろうと思って、車に乗った。
エンジンをかけ、発進しようとしたら、タイヤが回転して動き出すのに数秒かかった。
動き出して路上をソロソロいったが、うっかりブレーキを踏むと車が横にぶれた。
なんとか進んでいったが、ほんの少しだけ上りの傾斜がついているところで限界になってしまった。
ほんの少しの傾斜なのに、雪が路上に薄くあるだけで、上れないのだ。
結局、前には動けないので、車をなんとか左に寄せ、そこの家の人に頼んでそのまま車を置かせてもらうようにしたのだった。
翌日、知人に頼んで冬タイヤを持って行き、それを交換して取り付けてみると、普通に走れるようになった。
雪の降るところを走るのなら、早めに冬タイヤに交換することの大切さを学んだのであった。
そんなことがあったから、冬タイヤへの交換を早くしたり、いつでも交換できるように車に冬タイヤを積んだりする習慣がついた。

毎年冬の初めには、突然の降雪で動けなくなったり、田んぼに突っ込んでいたり、幹線で接触事故を起こしたりしている車を、毎年たくさん見てきた。
少しの雪くらいは大丈夫だろう、というのは自分の命も人の命も奪う可能性があるのだ。
雪の降る地方を車で走るのなら、冬タイヤやチェーンの準備などをしなければいけない。
油断してはいけないのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする