阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

冬の諏訪湖ライブ配信 28日~2月末    長野日報

2023年12月29日 | 諏訪便り

2023年12月26日 6時00分    県諏訪地域振興局ホームページ内にある「諏訪湖の御神渡り」ページ。28日からユーチューブの画面に入れるようになる 

県諏訪地域振興局は28日から、動画投稿サイト「ユーチューブ」で冬の諏訪湖のライブ配信を始める。

来年2月末までの2カ月間、冬の湖面や結氷の状況をリアルタイムで発信して諏訪湖の魅力を広げるとともに、結氷しても氷上に出ないようテロップを流して注意喚起する。

昨季より期間を長くし、カメラを1台増やして3台体制で運用する。御神渡り(御渡り)に関心がある県内外の人たちにも活用されそうだ。

下諏訪町に固定、可動カメラをそれぞれ1台設置し、固定カメラでは諏訪市方面の状況を配信する。可動カメラではズーム映像を交え湖全体の様子を流す。

今季は振興局に配分された地域振興推進費を活用。諏訪市側に可動カメラを新設し、下諏訪、諏訪側の2方向からの映像を届ける。

26日にカメラの設置を済ませ、配信準備を進める。画面の下部で「氷の厚さや強さにはムラがあり、立ち入りは危険」という注意喚起のテロップを日本語と英語で流し、

安全な場所から冬の諏訪湖を楽しむよう呼び掛けていく。

昨季は1月20日~2月末を期間として、2台体制でライブ配信を試行。振興局商工観光課によると、視聴回数は約14万7000回となり、

冷え込んだり広範囲が結氷したりした日はアクセス数が伸びたという。「湖畔の夜景や月が見える夜の視聴もおすすめ」としている。

同振興局ホームページ内にある「諏訪湖の御神渡り」のページから、ユーチューブの画面に入れるようにする。問い合わせは同課(電話0266・57・2955)へ。

【LIVE】[可動] 諏訪方面から 諏訪湖の「いま」を配信します|ライブ|諏訪湖|LakeSuwa | SuwaCity | Nagano | GodCrossing

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長野県の佐久長聖高校が大会新で3度目V 全国高校駅伝男子 信濃毎日新聞

2023年12月25日 | 諏訪便り

 全国高校駅伝競走大会は24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着するコースで行われ、47校が出場して7区間42・195キロで競った

第74回大会の男子は佐久長聖が2時間1分0秒の大会新記録で6年ぶり3度目の優勝を果たした。(タイムは速報)

 佐久長聖は、1区の永原颯磨が区間4位と好発進。2区の遠藤大成が2位に浮上し、3区の山口竣平が先頭に立った。

4区で倉敷(岡山)に15秒差まで迫られたが、5区の佐々木哲が区間新記録をマークし、倉敷との差を51秒に広げた。

 佐久長聖は1998年の初出場から26年連続26度目の出場。2008年と17年に優勝を果たし、昨年は2時間1分57秒で準優勝だった。

 58校が出場した第35回大会の女子(5区間21・0975キロ)は神村学園(鹿児島)が1時間7分28秒で優勝し、長野東が1時間8分52秒で5位に入った。

   ◇

【佐久長聖のオーダー】

1区(10キロ)  永原 颯磨(3) 川中島

2区(3キロ)   遠藤 大成(3) 千葉岩名

3区(8.1075キロ)山口 竣平(3) 石川津幡南

4区(8.0875キロ)浜口 大和(2) 徳島羽ノ浦

5区(3キロ)   佐々木 哲(2) 愛知愛工大名電

6区(5キロ)   吉岡 斗真(3) 川中島

7区(5キロ)   篠  和真(2) 埼玉上平

(丸数字は学年。続いて出身中学)

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宮坂光昭さんの研究資料公開   諏訪市博物館      長野日報

2023年12月20日 | 諏訪便り

2023年12月18日 6時00分   宮坂光昭さんの考古資料や記録写真を初公開した企画展=諏訪市博物館

諏訪市博物館は、同市出身の考古学者、宮坂光昭さん(1931~2013年)の没後10年を記念したギャラリー展を開いている。

縄文時代の遺跡調査、諏訪信仰の研究に関する遺物や記録写真など約50点を紹介。2020年に遺族から寄贈を受けた1万点を超える考古資料、書籍の一部として初めて公開した。24日まで。

宮坂さんは湯の脇生まれ。同市出身の考古学者、藤森栄一に師事し、諏訪地域の遺跡研究をけん引した。中央自動車道建設に伴う原村の阿久遺跡保存活動に貢献。

国宝土偶「縄文のビーナス」が出土した茅野市棚畑遺跡の発掘調査団長、諏訪考古学研究会の初代会長を歴任した。

会場では、岡谷工業高校在学中、岡谷市の梨久保遺跡で見つけた土器と土偶、論文を展示。諏訪市のまわり場古墳で出土した鉄鏃、石室の実測図などもある。

諏訪大社や御柱祭の郷土史研究を著書に残し、古文書をひもとく「諏方大明神画詞」を手掛けた宮坂さん。

長年にわたり諏訪大社の年中神事に参加して歴史追究を試み、多くの記録写真がそろう。諏訪地域の郷土史編さんにも携わり、関連書籍を紹介している。

本展は、同館で開催している藤森の没後50年企画展に合わせて実施。学芸員の児玉利一さん(38)は「栄一の亡き後、諏訪地方の考古学をけん引した宮坂さんの膨大なコレクションの一部。

両展を一緒に見てもらうことで、考古学の流れが分かる」と話す。

午前9時~午後5時。月曜休館。入館料は高校生以上500円、小中学生150円。問い合わせは同館(電話0266・52・7080)へ。

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しめ縄づくり協力一致 諏訪の八剱神社           長野日報

2023年12月01日 | 諏訪便り

2023年11月27日 6時00分   八剱神社境内でしめ縄を作る氏子総代や氏子青年会メンバーら

諏訪市小和田の八剱神社で25、26の両日、しめ縄づくりが行われた。氏子総代と氏子青年会の計約50人が、神社斎田の稲わらを用いて協力一致で6本をこしらえた。

四方の鳥居や拝殿、斎館に飾り、新年を迎える準備を整えた。

わらすぐりで余分な部分を取り除き、3本に分けて手作業で編み込んだ。大鳥居に飾るしめ縄は最も大きく、長さ4.8メートル、太さ65センチ。

宮坂清宮司が仕上がりを確認し、地上から引き上げてからしめ縄が正面にくるよう調整した。

冬季結氷した諏訪湖に出現する御神渡り(御渡り)の神事をつかさどる同神社。拝観式の際に身に付ける拝観用のしめ縄80本も作った。

桑原良次・斎田委員長は「総代任期最後の年。若い人の応援を得て、立派なしめ縄を納めることができた」と話していた。

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カエデ紅葉真っ盛り 茅野の長円寺          長野日報

2023年11月06日 | 諏訪便り

 2023年11月5日 6時00分    紅葉の見頃を迎え、境内を真っ赤に染める長円寺のカエデ

紅葉の名所として知られる茅野市穴山のclick長円寺(宮里孝憲住職)で、境内のカエデの紅葉が見頃を迎えている。

目の覚めるような鮮やかな赤が特徴で、西側の日当たりいい場所は真っ盛り。3連休と重なり、地元をはじめ、県内外から大勢の人が訪れている。

境内を染めるのは100年ほど前に京都から取り寄せた「一行寺楓(いちぎょうじかえで)」という種類で十数本が植わる。

鐘楼門の脇で色鮮やな黄色に染まるイチョウや、池の周りの石仏百体観音、参道にそびえ立つ樹齢約300年の杉との共演も魅力的で、

訪れた人々は思い思いの場所で眺めたり、カメラを向けたりして楽しんでいる。

蓼科湖から巡ってきた喜多みどりさん=同市=と大川奈保子さん=諏訪市=は「お寺の紅葉は心が落ち着き、またすてき」と話していた。

同寺では「例年より多少遅れたが、ほぼ見頃。大勢に楽しんでもらいたい」としている。

12日まで「諏訪紅葉三山めぐり」を実施中で、同寺では日没から午後8時までライトアップを行っている。

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茅野・穴山の長円寺は 母方の一族の菩提寺で 阿智胡地亭もDNAを引き継いでいる代々のご先祖さんのお墓が並んでいる。

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諏訪湖ワカサギ釣り安全に シーズンへ祈願式          長野日報

2023年10月05日 | 諏訪便り

2023年10月4日 6時00分      安全祈願式でワカサギ釣りの無事故を願う関係者ら

諏訪湖のワカサギ釣りの本格シーズン到来を前に、無事故を願う安全祈願式が3日、諏訪市高島のRAKO華乃井ホテルであり、諏訪観光協会や諏訪湖釣舟組合などの関係者12人が出席した。

魚影は薄いが「脂乗りがよく大きい」とし、新型コロナ5類移行から回復傾向にある観光のさらなる活性化に期待を込めた。

祈願式は69回目。八剱神社の宮坂清宮司の祝詞に続いて観光や漁業、行政関係者が玉串をささげた。諏訪観光協会の佐久秀幸会長は「コロナ禍のダメージも若干癒え、

諏訪湖の観光もにぎわいを見せてきた。ワカサギがたくさん釣れて、多くの方にお越しいただけたら」と述べた。

釣舟組合(6店舗)の中澤滋組合長(63)によると、残暑で水温が下がらず、例年より釣果の上がる時期は遅れているという。水温が15度を下回ると、餌をよく食べるようになるという。

県水産試験場諏訪支場(下諏訪町)が7月24日に行った魚群探知機を用いた調査では、今年の資源量は昨年同時期の半分程度と推定される。

中澤組合長は「脂の乗りがよくて大きく、ポテっとしている。大きい方が針が掛かりやすく餌をよく食べるため、釣りが楽しいものになるのでは」と期待した。

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オオワシ「グル」忘れないで 紙芝居を製作   下諏訪町の「諏訪湖クラブ」   長野日報

2023年09月14日 | 諏訪便り

2023年9月13日 6時00分   完成した紙芝居を下諏訪町に届けた諏訪湖クラブと福の会のメンバー

諏訪湖の環境改善に取り組む「諏訪湖クラブ」(沖野外輝夫会長)は、長年諏訪湖に飛来し、多くの人に愛された雌のオオワシ「グル」をモデルにした紙芝居

「オオワシと鳥きち爺さん」を製作した。未来を担う子どもたちにより一層諏訪湖に親しんでもらおうと、諏訪地方6市町村の保育園や幼稚園、小学校、公立図書館などに寄贈する。

グルは1996年1月、諏訪湖上に落ちて衰弱しているところを保護された。動物病院で治療を受けたがほとんど動くことができなかったグルを、

同クラブ会員で現日本野鳥の会諏訪支部名誉支部長の林正敏さん(79)=岡谷市川岸東=が49日間懸命に介護。グルは元気になって飛び立ち、その後、19季連続で諏訪湖に飛来した。

紙芝居製作のきっかけは、諏訪地方を中心に絵手紙教室「福の会」を主宰し、今年4月に亡くなった故・林フク子さん=享年(80)=。

グルのファンだった林フク子さんが昨年病気を患い余命を知る中で、グルのことを形に残して後世に伝えたい―と、

教室生の有志と一緒に企画。林正敏さんを通して意向を知った同クラブも賛同した。

紙芝居は、鳥好きのおじいさんが諏訪湖で弱っていたオオワシを助け、住民らも「オオワシがすみ付く湖にしよう」と諏訪湖をきれいにしていく物語。

文と絵を林正敏さんが手掛け、福の会が構成を担当した。B4判、12ページのカラー印刷で、県の「地域発元気づくり支援金」も活用して120部製作。

12日には下諏訪町の宮坂徹町長に届けた。

林正敏さんは「今の子どもたちは生き物との触れ合いから遠ざかっている。紙芝居を通じて、たくさんの命を育む諏訪湖への思いを深めてほしい」と期待。

福の会教室生の野村洋子さん(72)=諏訪市中洲=は「フク子先生はグルのことが大好きで、よく諏訪湖に通っていた。

子どもたちが少しでも諏訪湖をきれいにしようという気持ちを強くしてくれたら」と話した。

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花火が空から降ってくる?〜諏訪湖花火大会を最前列席から鑑賞

2023年08月21日 | 諏訪便り

花火が空から降ってくる?〜諏訪湖花火大会を最前列席から鑑賞

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2023年8月15日に諏訪湖祭 湖上花火大会が4年ぶりに開催された。

2023年08月17日 | 諏訪便り

諏訪湖祭湖上花火大会(2023年8月15日)

諏訪湖の花火大会の動画を見ると 血が騒ぐ。

 亡父の実家は上諏訪の洋服仕立て屋だったが、その店の名はハナビヤ洋服店と言った。

明治の時代に東京で住み込み修行して 仕立て職人になった祖父は、上諏訪に帰って開店したのがテーラーメイドの洋服屋なのに、店の名に「ハナビヤ」の文字を入れた。

 その理由は曽祖父の代つまり祖父の父親の代まで花火製造販売を生業にしていたことにある。ある事情でその店を畳んで新たな時勢に成り立つだろう稼業に乗り出した。

祖父clickは「皆さんご存じのあの花火屋が始めた洋服店ですよ」と世間に知らしめるのと合わせ、一族の由来を店の名に残したと聞く。

そういう家族史を聞いて諏訪から遠い西国で育ったせいか「諏訪ー花火」のツウーワードを聞くと今も激しく心が動く。

 我が家ではまだ「ハナビヤ洋服店」のロゴが入ったハンガーを現役で使っている。

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5年ぶり諏訪五蔵「呑みあるき」9月30日       長野日報

2023年07月27日 | 諏訪便り

2023年7月26日 6時00分  5年ぶりの開催に向けて意気込む諏訪五蔵会や上諏訪街道21のメンバー

諏訪市の酒蔵5軒を巡って日本酒を味わう催し「上諏訪街道まちあるき呑(の)みあるき」の実行委員会は25日、諏訪五蔵前の国道20号を初めて歩行者天国にして9月30日に行うと発表した。

イベントの開催は2018年10月以来5年ぶり。チケットは7月26日午前10時から、チケット販売サイト「イープラス」で3500枚を先着販売する。

舞姫、麗人、本金、横笛、真澄の各蔵元を巡るイベントで沿線の商業者らでつくる「上諏訪街道21」が企画し、1998年春に始まった。

日本酒ファンの人気を集めて計38回開いたが、参加者の増加に伴い安全確保が困難になったため、2018年に中止を決めた。

安全対策やまち歩きを充実させて20年3月に再開する予定だったが、新型コロナの影響で断念していた。

当日は正午から午後6時まで、国道20号諏訪2丁目交差点から元町交差点近くまでの約500メートルを歩行者天国にする。

参加者はJR上諏訪駅前のアーク諏訪2階でリストバンドをもらい、まち歩きを楽しみながら会場へ。

各酒蔵では、プラスチックカップにつがれた秋の日本酒「ひやおろし」や自慢の地酒を最大5種類試飲できる。

歩行者天国の路上にはお休み処を設けるほか、地域の魅力を発信するブースを開設する。

沿線の駐車場3カ所には地元飲食店が腕を振るう「つまみ屋台」がお目見えする。ボランティアの協力を得て安全対策を徹底するという。

実行委は歩行者天国の効果を検証し、近隣住民の理解も得ながら、今後もイベントを継続したい考え。

同市元町のセラ真澄で会見した、副実行委員長で諏訪五蔵会の宮坂直孝さんは「呑みあるきは全国からお客さまが集まり、友達になれるのが魅力だった。

そんな雰囲気になり、諏訪のまちを好きになってくださる方が大勢出てくれば」と話した。

チケットは1枚4000円。1人10枚まで購入できるという。

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御神渡りや諏訪信仰講話 富士見で8月   長野日報

2023年07月22日 | 諏訪便り

2023年7月21日 6時00分   8月19、20の両日に富士見町内で行う宿泊企画「神様が歩く、諏訪の湖」をPRする牛山由実子さん=同町のすずの音カフェ  

富士見町富士見の「すずの音カフェ」は、諏訪湖の御神渡り(御渡り)に関する学びと、自然体験などをセットにした1泊2日の

宿泊企画「神様が歩く、諏訪の湖」を8月19、20両日に町内で行う。

2日目に御神渡りの判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司が、同カフェで御神渡りや諏訪信仰などについて講話する。

宮坂宮司が春ごろカフェに来店し、「初めてお会いしました」という店主の牛山由実子さん。1日の安全を祈る八剱神社の朝御饌に時折参列するようになり、

富士見で御神渡りの話をしてほしいと伝えたところ、快諾してくれたという。

町内を拠点とする合同会社つくえラボ、音楽教室にじいろむじかなどと連携し、地元産品を使ったカフェでの食事やピアノコンサート、入笠散策、天然温泉などをセットにした。

公共交通利用者はJR富士見駅前の「ゲストハウスカライ」、家族連れなどはトレーラータイニーハウスを使ったキャンプ場「ウィンデラ キャンプグラウンズ」が宿泊場所となる。

入笠散策の”玄関口”となる富士見パノラマリゾートのゴンドラを含め、全ての施設利用料や食事代込みで参加費は1人2万2000円。

宮坂宮司の講話は20日午前10時半~正午を予定。宿泊企画とは別に、午後1時半からは地元の子どもや大人向けに講話する。定員はともに20人。

牛山さんは「御神渡りは、私自身も漠然としたことしか知らない。県外や地域の皆さんに深く伝えられる貴重な機会になる」と話している。問い合わせは同店(電話0266・75・1587)へ

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伊東豊雄 私の履歴書(2)諏訪湖    日本経済新聞から

2023年07月20日 | 諏訪便り

2023年7月2日  日本経済新聞 朝刊  (友人の森山さんから切り抜きを頂いた)

子ども時代の原風景というものは、自分のつくる建築にどれほど影響するのだろう。若いころは考えたこともなかった。

しかし年をとって、それはやはり僕の空間に対する感覚にオーバーラップしているように感じられる。冷たく澄み切った空気や白く凍ったような湖面。

長野県下諏訪町、諏訪湖のある景色だ。

1941年、日本統治時代の京城(いまのソウル)に生まれた。2歳半ころに母と下の姉とともに帰国したので記憶はない。船を...

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FUJITAKA meets 伊東豊雄 【I-totoインタビュー】

伊東豊雄(いとう とよお)は韓国ソウル生まれの日本人建築家、一級建築士。1941年に日本統治時代の現・大韓民国ソウル特別市にて生まれ、

長野に移住したのち、1965年に東京大学工学部建築学科を卒業。菊竹清訓設計事務所に勤め、1971年にはアーバンロボット(現・伊東豊雄建築設計事務所)を設立。

その後はコロンビア大学・東京大学・東北大学・多摩美術大学に客員教授として携わる一方、2001年にはグッドデザイン大賞

2002年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展、金獅子賞を受賞。日本建築学会賞においては二度受賞しており、2006年には王立英国建築家協会RIBAゴールドメダル

2013年には建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞するなど、世界の第一線で活躍している。

2011年には、愛媛県に同氏が手掛けた今治市伊東豊雄建築ミュージアムが開館した。

建築と環境の関係性を重要視し、柔軟で斬新なアイデアを体現化するその作品は、国内外から注目を集めている。

国際的に活躍する一方で、若手の建築家を輩出する教育者としての評価も高く、世界の建築界を牽引する人物でもある。引用元。

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森山さんからのメール⇒「今月の日経の「私の履歴書」の7月2日掲載分を添付で送付します。

今月は建築家の伊東豊雄さんです。

後日に藤森さんに関する記事も出てきますが、

長野県諏訪は歴史的に宮大工にかかわる方々が多かったせいか、

伊東豊雄さん、藤森照信さんのように

建築に才能がある人が多いのでしょうかね?

本日の記事の中で「八代市立博物館」は藤森さんの建築感覚と通じるように感じます。

 こちらからの返信メール⇒「嬉しい切り抜きを頂きました。ありがとうございます。

伊東豊雄さんが今月の「私の履歴書」に登場しているのですね。

 確かに諏訪大社の上社前宮・本宮と下社春宮・秋宮の四つの建造物の継続的な維持保全などにも

沢山の宮大工という職業集団が諏訪に必要で往古からその伝統が続いているのかもしれません。」

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「泳げる諏訪湖、気持ち良い」 屋外で日本泳法の研修会、県水泳連盟委員会      信濃毎日新聞

2023年07月04日 | 諏訪便り

県水泳連盟日本泳法委員会は2日、古くから伝わる日本泳法の研修会を諏訪湖で開いた。普段は屋内プールで練習している信州日本泳法研究会のメンバーら7人が実践。

 快晴に恵まれた中、湖面に茂るヒシに手足が絡まないよう注意しながら、爽やかな泳ぎを見せた。自然にある水の中での研修会開催は初めて。

 諏訪市の石彫公園に集まり、湖上に浮かぶ初島周辺で挑戦。日本水泳連盟日本泳法委員会の松岡寿郎さん(68)=東京=から

自然の水になじむよう、自分の体を水上に横たえて進むことが大切」などと指導を受けた。隊列を組んで泳ぐ場面もあった。

 泳いだ1人で県水連の両角久美さん(54)=諏訪市豊田=は「諏訪湖は十分泳げる水質になり、気持ち良かった。多くの人に『泳ぎたい』と思ってもらえるといい」と

話していた。県水連日本泳法委員会は今後、年1回は諏訪湖で研修会を開く予定という。

       ◇

    【関連記事】

■「泳げる諏訪湖」もPR 日本泳法の研修会、7月2日に県水泳連盟

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023062801067

 

■諏訪湖のヒシ刈り着手 例年より早く

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023062801105

 

■絶景、諏訪湖一望の眺め 登山者から驚きの声 諏訪市の「大見山展望台」 樹木伐採で 【動画付き】

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023062900068

大見山展望台の眺め

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映画「怪物」 全国公開、上々の発進 長野日報  (諏訪地方がメインロケ地となった是枝裕和監督の最新作 )

2023年06月08日 | 諏訪便り

 2023年6月7日 6時00分     映画「怪物」の公開初日の様子。雨天の平日にもかかわらず多くの人が鑑賞に訪れ、関心の高さを示した=2日、岡谷スカラ座

諏訪地方がメインロケ地となった是枝裕和監督の最新作でカンヌ国際映画祭脚本賞受賞作「怪物」の興行収入が公開3日間(2~4日)で3億2541万円を記録したと、配給会社が発表した。

全国341スクリーンで上映され、23万1137人が鑑賞した。諏訪地方唯一の映画館「岡谷スカラ座」(岡谷市)でも3日間で1000人を超え、好スタートを切っている。

映画館「TOHOシネマズ」が行ったアンケートによると、客層は女性の割合がやや多く、年齢別では50代が32.9%、次いで20代が20.1%などとなったという。

諏訪地方観光連盟諏訪圏フィルムコミッション(FC)は公開に合わせ、ロケ地マップを1万部製作。県内の劇場や全国の観光情報センター、フィルムコミッションに配布したが、

映画館での配布が好調で、増刷を行う方向で調整を進めている。

諏訪圏FCの宮坂洋介さんは「大ヒットスタートをうれしく思う。一人でも多くの人に届くとうれしい」と語った。岡谷スカラ座では鑑賞者にロケ地マップを配布してきたが、

すでに残り少なく、松下京一支配人は「反響の大きさを感じている。より多くの人に見てほしい」と話している。

同作は息子を愛するシングルマザー、児童思いの小学校教師、さまざまな思いが交錯する小学5年生のそれぞれの視点で描かれる。

互いに食い違う主張が誤解を生み、やがて社会を揺るがす事件へと発展していく。

撮影は昨年3~8月の計3カ月間、諏訪地方の4市町計25カ所で行われ、延べ700人以上が地元エキストラとして参加した。

カンヌ国際映画祭では脚本賞のほか、LGBTQなどの性的少数者を扱った作品から選ばれる「クィア・パルム賞」も受賞した

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夜の諏訪湖に「怪物」を見た…是枝裕和監督が長野・諏訪エリアで新作を撮った理由  読売新聞オンライン

2023年05月30日 | 諏訪便り

2023/05/28 

長野県の諏訪市や岡谷市など諏訪地域で撮影された是枝裕和監督の新作映画「怪物」が6月2日から全国公開される。2人の少年とそれを取り巻く人々の心の内奥をサスペンスフルに描く意欲作。

 5月27日(現地時間)に閉幕したカンヌ国際映画祭では、脚本を手がけた坂元裕二さんが脚本賞に輝いた。諏訪からどんな刺激を受けて撮影したのか、監督に聞いた。(浅川貴道)

諏訪で撮ることにしたのはなぜですか?

 実は最初の段階での舞台設定は東京の西側でした。けれど、駅前で火事があるとか、消防車が走るといったシーンの撮影を、東京都が一切許可してくれなかったんです。

長野県はフィルムコミッションがしっかりしていて、自治体も撮影に協力的でした。諏訪市は、以前ドラマの撮影でもお世話になった場所でしたが、今回は消防車が走るシーンもOKを出してくれました。

地元もかなり協力的でしたか?

 かなりではなく、全面協力でした。閉校したばかりの学校(2021年3月に閉校した旧諏訪市立城北小学校)も使わせてもらいました。最終的には地元の人も撮影に参加してくれました。

夜の諏訪湖が重要なモチーフとして映し出され、印象的でした。

 劇中で3回出てきます。あの真っ黒い諏訪湖を見たときに、「怪物だ」と感じました。自分がもし子どもであの諏訪湖を見たら、ここに怪物がいてもおかしくないと思いました。

そんな諏訪地域の環境の中、2人の少年の存在感が輝きを放つ作品です。

 小学5年の湊を演じた黒川想矢君は、「演技するって何?」と初日からストレートに聞くタイプ。友達の星川を演じた柊木陽太君は、動きながらセリフがすぐに出てくるタイプ。

正反対の2人が、撮影を通じて成長しました。この年代の男の子特有の引きつける力があります。

いじめや家庭内暴力などのテーマも描かれる。「怪物」とは何?

 人が人を理解できず、相手を自分とは違う「怪物」だと思って理解を諦めてしまう。新型コロナの流行を経て、断絶が加速度的に進んでいます。

この映画は小さな町の小学校で起きた出来事を通じて、そんな状況を描いています。

定評ある坂元裕二氏の脚本で新境地を開いたとも言えます。

一番尊敬している脚本家で、ネグレクトや犯罪加害者家族など、同じモチーフを違う料理の仕方で作品化していると感じていました。

自分で脚本を書いていないので客観的に言えるけれど、とても面白い話です。ぜひ劇場に見に来てください。

 

◇「怪物」あらすじ

 麦野早織(安藤サクラ)は夫を事故で亡くしてから、一人息子・湊(黒川想矢)を大切に育ててきた。ところが最近、湊の行動に不審な点があり、いじめられているのではと気がかりだ。

 早織はある出来事をきっかけに、湊が担任の保利道敏(永山瑛太)から嫌がらせを受けているという告白を受ける。

学校に出向いた早織を校長(田中裕子)は曖昧な対応でかわし、保利は、湊が同じクラスの星川依里(柊木陽太)をいじめているのだと告げる――。

岡谷、富士見などでロケ

諏訪地域でのロケは昨年春と夏に計3か月かけ、諏訪市、岡谷市、富士見町、下諏訪町の計約25か所で行われた。

撮影には、地元の小学生を中心にのべ約700人がエキストラで参加し、諏訪広域消防本部や諏訪市消防団の協力で本物の消防車も走らせた。

 ロケをきっかけに、是枝監督が同市立城南小で児童らに映画制作を指導する特別講師を務めるという交流も実現した。

 脚本の坂元裕二さんは「東京ラブストーリー」「Mother」など名作ドラマを数多く手がけてきた。音楽は坂本龍一さんが生前最後の映画劇伴を担当した。

是枝監督は2018年に「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞している。

 

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