平安神宮はずっと昔からあったのかと思っていたら、東京の明治神宮と奈良の橿原神宮と同じく、明治になって新政府が作った神社でした。山県有朋を中心とした明治政府の中枢は、神仏分離令を発令し廃仏毀釈をすすめ、天皇制を確固とするため、「国家神道」の目に見える霊場としてこれらの神社を作りました。三つの神社それぞれに参拝しましたが、いずれも壮大な規模で造営されていて国家というものの力を実感します。いま平安神宮とその周辺は美術館や図書館などがある文教・文化エリアになっています。

京都市立美術館

府立図書館

国立京都近代美術館の4階から。

京都市立美術館

府立図書館

国立京都近代美術館の4階から。
