阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

千葉県の土気(とけ)にある「ホキ美術館」に「スペインの現代写実絵画」展を見にいく

2019年08月29日 | 関東あちこち

外房線沿線にある「土気」、初めて聞く地名だ。読み方もわからなかった。そこに「ホキ美術館」がある。

赤丸印の所が土気。場所の紹介⇒地図の引用元。 

ホキ美術館は日本で唯一の写実絵画に特化した美術館だ。日本の写実絵画作家とスペインの写実絵画作家の作品には

自ずからなる違いを感じた。

それは面白い違いだった。片方には浮世絵の伝統を感じ、片方には宗教画の伝統を感じた。

圧倒的なボリュームの展示を見終わると少し疲れを覚えるほどだった、絵はあまりに緻密で

作家は一年に一作か二作しか制作出来ないという。その作家の集中したエネルギーが作品の中から

静かにあふれてくる。樹木も海も波も女性たちもその質感が凄くて絵の前でしばし佇んだ。

写実絵画は絵画の原点なんだと思った。

 三人会の鎌倉からのHTさんも田無からのMさんも遠路はるばるご苦労様でした。

千葉駅で外房線に乗り換えた。



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