ヴォルフガング・リュプサムのリュート・チェンバロできいている「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」、これからきくのはプレリュードとフーガ第5番(BWV874)です。リュートほどではありませが、リュート・チェンバロはガット弦のやわらかい音色が特徴で、リュプサムはそれを楽しむかのように、この第5番でもゆっくりしたテンポで弾いています。楽器については明記されていませんが、キース・ヒルが2014年に製作したリュート・チェンバロと思われます。
CD : CR2.3348(Counterpoint Records)