今夜きくのは、イギリスの古楽声楽アンサンブル、スティレ・アンティコの「A Wondrous Mystery」(harmonia mun HMU 807575)から何曲か。アルバムの副題として「Renaissance Choral Music for Christmas」とあるように、ルネサンス時代のクリスマス音楽を歌ったもので、プログラムの中心となるのは、ヤコブス・クレメンス・ノン・パパのミサ曲「羊飼いたちよ、何を見たのか」です。ここできくのは、ミサ曲ではなくクレメンス・ノン・パパの同名モテットとほか数曲。スティレ・アンティコは指揮者なしで歌う12名のアンサンブルで、そのようすはYoutubeの公式チャンネル「Stile Antico」で視聴できます。