今日から週をまたいできいていくのは、イタリアのオルガン奏者、マヌエル・トマディンの「J.S. Bach: Harmonic Seasons」です。録音(2018年)では、クリストフ・トロイトマンが1734年から1737年にかけて建造した、グラウホフの聖ゲオルク教会のオルガンがもちいられています。収録曲は12曲ですが、ここでは自由曲のみを収録順に楽しむことにします。今日きくのはト長調のプレリュードとフーガ(BWV541)。作曲はヴァイマール時代と考えられています。
CD : 95786(BRILLIANT CLASSICS)
ご無沙汰しております。まったく久しぶりに音楽がらみの記事を書いたりしておりました(苦笑)
いまも毎日更新され、その健筆(聴?)ぶりには脱帽です。そしてちょうどタイミングよく、BWV 541の「前奏曲とフーガ」を取り上げてくださってます! この曲は、好んでよく聴くバッハのオルガン曲のひとつなのです。理屈抜きに聴いて楽しい作品なのですが、演奏者にとっては恐ろしく難しい難曲でもあります(とくにフーガ)。気象激甚化や頻発する地震と心配は尽きませんが、本年も未知のバッハ音源の情報を楽しみにしております。
映像の方は見ていないのですが、言及されているイルジー・ラインベルガーについてはCDを持っている(たぶん)ので、いずれ紹介してみたい思います。
本年もよろしくおねがいします。