待降節第1日曜日にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによるカンタータ「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(ERATO 2564 61401-2)です。同名のカンタータにはBWV61とBWV62がありますが、ここできくのは1714年12月2日に初演されたBWV61です。ヴェルナー指揮のもと、プフォルツハイム室内管弦楽団とハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団、そして3人の独唱者(フリーデリカ・ザイラー、ヘルムート・クレープス、エーリッヒ・ヴェンク)が録音(1961年)に参加しています。それにしても、はや待降節。コロナ禍ゆえなのか、暦のめぐりが猛烈な感じです。