今日これから楽しむのは、ディエゴ・カンタルーピ(リュート)によるト短調のフーガ(BWV1000)。このフーガは、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番(BWV1001)のフーガのリュート編曲で、演奏はカンタルーピとダヴィデ・ポッツィの「Bei Bach zu Hause」(2022年録音)に収録。アルバムはライプツィヒにおけるジルヴィウス・レーオポルト・ヴァイス、つまりバッハ家でのヴァイスとバッハとの共演を想定した企画で、リュートとチェンバロのためのソナタ、コンチェルトが2曲と、それぞれの楽器の独奏曲が3曲収録されています。なお、カンタルーピの使用楽器は、クラウス・ヤーコプセンの13コース・リュート(トーマス・エトリガーにもとづく)です。
CD : MVC 023/67(MV Cremona)