毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




プレアンブレムにはじまり、アルマンド―クーラント―サラバンド―テンポ・ディ・ミヌエッタ―パスピエ―ジーグ、と続く構成。演奏は、ルーシー・キャロラン。使用楽器は、タスカン・モデルです。

CD : SIGCD012(Signum Records)

SIGCD012

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今日は夜明け前から弱い雨が降っていましたが、やはり梅雨入りだそうで、遅れていたとはいえ、うっとうしい季節がきてしまいました。

こういう日には、やはり派手な作品を。ということで、「管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068」をききます。ムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏は、なんといってもエールが特異。このエールに、後味のさわやかさを求めてはいけません?

CD : 415 671-2(ARCHIV PRODUKTION)

415 671-2

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「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」というと、美音できかせたスークの演奏でなじんだのですが、いまは、18世紀オーケストラの主席奏者をつとめていた、ファン・ダールの演奏できくことが多くなっています。

なお、ヴァイオリン奏者小林瑞葉による、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品の演奏についての刺激的な試みが、古楽情報誌「アントレ」に掲載(「『バッハ無伴奏』の対位法表現と運指」)されています。

フレット楽器で使われる、セーハという1本の指で複数弦を押さえる運指を、ヴァイオリンに応用した実践的試みで、きわめて興味深いものです。「アントレ」2007年5月号から連載中で、目次は「ピリオド楽器演奏の楽しみ(「アントレ」2007年各号の目次)」にあります。参考までに。

また、いわゆる「バッハ弓」で演奏したルドルフ・ゲーラーのCDについての批評が、「私的CD評」にあります。「『自在弓(!?)』で弾くバッハの無伴奏ソナタとパルティータ」がそれです。

CD : 8.554422(NAXOS)

8.554422

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ジョン・フランケンハイマー監督、バート・ランカスター主演の「大列車作戦」という映画をみていたら、もう午前3時過ぎ。そういえば、以前にも、フランケンハイマ-とランカスターによる「終身犯」という映画をみていて、同じように3時過ぎということがありました。硬派で重厚な作品に、ついつい最後までひきつけられてしまいます。

ということで、遅くなりついでに、「オブリガート・チェンンバロとヴァイオリンのためのソナタ 第5番 ヘ短調 BWV1018」をきいてから寝ることに。ただよう悲愴感、緊迫感が、映画とだぶってしまいます。演奏は、マンゼとエガー。

CD : HMU 907250.51(harmonia mundi)

HMU 907250.51

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ウィスペルウェイの演奏できいてきた「無伴奏チェロ組曲」も、今日の第6番で最後になります。この第6番は、プレリュードにはじまり、アルマンド―クーラント―サラバンド―ガヴォット―ジーグと続く構成で、5弦の小型チェロのための作品です。

CD : CCS 12298(Channel Classics)

CCS 12298

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ミサ通常文のすべてではなく、キリエとグローリアだけで構成されたミサ曲。この作品の6曲すべてが、バッハの既存の作品からの転用とされています。きくのは、ヘレヴェーゲとコレギウム・ヴォカーレの演奏。

CD : VC7 91213-2(Virgin classics)

VC7 91213-2

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序曲にはじまり、アルマンド―クーラント―アリア―サラバンド―メヌエット―ジーグ、と続く構成ですが、アルマンド以下の舞曲のなかに、めずらしくアリアが挿入されています。演奏は、ルーシー・キャロラン。使用楽器は、タスカン・モデルです。

CD : SIGCD012(Signum Records)

SIGCD012

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今日も昨日に続き、日付をまたいですぐの投稿。今日は、これから、まだまだ仕事なので、目の覚めるような作品をききます。

目が覚めるような、といっても、それは作品そのものというより演奏のほう。ムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏は、ゲーベルにいわせると「若気のいたり」らしいのですが、丁丁発止ということばが、これほどぴったりする演奏はありません。

CD : 415 671-2(ARCHIV PRODUKTION)

415 671-2

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午前0時を過ぎ、いくぶんか涼しくなってきたものの、昨日の暑さがまだ残っていて、今夜はちょっと寝苦しくなりそうです。

寝る前のひとときに、マンゼとエガーの演奏で、「オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ 第4番 ハ短調 BWV1017」をききます。

CD : HMU 907250.51(harmonia mundi)

HMU 907250.51

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フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)できいてきたブランデンブルク協奏曲。今日きく(みる)第6番が最後の曲になります。FBOの演奏は、みためもそうですが、アグレッシブな演奏で、ケーテン宮廷鏡の間での演奏は、映像的にも楽しめます。


DVD : TDBA-0005(TDKコア)

TDBA-0005


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この第5番は、フランス風序曲の形式をとるプレリュードにはじまり、アルマンド―クーラント―サラバンド―ガヴォット―ジーグと続く構成。なお、この作品は、「リュート組曲 ト短調 BWV995」に編曲されています。

CD : CCS 12298(Channel Classics)

CCS 12298

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作品は、ファンタジアにはじまり、アルマンド―クーラント―サラバンド―ブルレスカ―スケルツォ―ジーグ、と続く構成。演奏は、「第1番 変ロ長調 BWV825」「第2番 ハ短調 BWV826」と同じ、キャロランの演奏でききます。使用楽器は、ミートケ・モデル。

CD : SIGCD012(Signum Records)

SIGCD012

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ソプラノにカークビーをむかえたガーディナーの演奏。第1曲のアリアは、4分4秒という快速なテンポ。これが、発売当初、技巧をひけらかすような、速すぎるテンポ、という趣旨の批判を受けていました。

そもそも、演奏者のすぐれた技巧を前提に作曲された作品なのだし、このテンポで破たんなく歌えることがすごいことなのに、と、当時、そうした批評に不満を持ったものでした。ちなみに、ガーディナー2回目の録音(SDG 104)は、4分7秒と、ほとんど同じでした。

CD : PHCP-9034(日本フォノグラム)

PHCP-9034

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マンゼたちの演奏で、「第1番 ロ短調 BWV1014」「第2番 イ長調 BWV1015」ときいきている、オブリガート・チェンンバロとヴァイオリンのためのソナタ。今日は、「第3番 ホ長調 BWV1016」をききます。

第1番と第2番は、テル・リンデンのヴィオラ・ダ・ガンバが加わったかたちでの演奏でしたが、この第3番はヴァイオリンとチェンバロのみで演奏されています。

4小節の低音上での変奏曲となっている第3楽章は、個人的なお気に入り曲のひとつ。曲想のわりに緊張感は少なめで、くつろいできくことができます。

CD : HMU 907250.51(harmonia mundi)

HMU 907250.51


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1723年の今日、ライプツィヒのトーマス学校で、バッハの就任式がおこなわれました。この就任式にさいしては、どういう音楽が供せられたのでしょうか。

当日の「公文書覚書き」によると、式のはじめとおわりに、1曲ずつ演奏されたことはまちがいないようです。それがモテットだったのか、なんだったのかはわかりませんが、市参事会員交代式のための作品とちがって、慎ましいものだったことでしょう。

で、今日はなにをきこうか、と。ぴったりの作品がないので、手近にあった「ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050」を、深夜なので、ヘッドフォンでききながら、テレビで鑑賞することにします。

DVD : TDBA-0005(TDKコア)

TDBA-0005


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