毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




早朝からの仕事もおわり、外出まで30分ほど時間があいたので、この時間、今日も用途不明のカンタータをきいてすごすことにしました。きくのは「いざやもろびと、神に感謝せよ」で、「M.リンカルトのコラール3節をそのままテキストとする作品」です。演奏は、昨日にひき続きコープマンたちによるもの。コープマンは、このBWV192をホルンを加えて演奏していて、牧歌的で、沸きたつような華やかさがあり、ほかの演奏とは印象がずいぶんちがいます。

CD : CC 72220(Challenge Classics)

CC 72220

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昨日の「わがなす すべての業に」に続き、今日きくのも全詩節コラール・カンタータの「神なしたもう御業こそいと善けれ」。このBWV100は、ローディガストのコラールにもとづく同名のカンタータ3曲のうちのひとつ。BWV99の第1曲をホルンとティンパニで飾った第1曲の合唱や、技巧的なフルートのオブリガートのついた第3曲のアリアなど、3曲のうちではもっとも華麗です。なお、このBWV100も、昨日のBWV97と同じく用途は不明。演奏はコープマンたちによるものです。

CD : CC 72221(Challenge Classics)

CC 72221

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「わがなす すべての業に」は、「P.フレーミングの同名コラール9節をそのまま歌詞」(『バッハ事典』)にした、いわゆる全詩節コラール・カンタータです。「用途は不明(三位一体節後第5日曜日、または結婚式用?)」(同書)ということで、教会暦の特定の日とは関連づけず、今日これからきくことにします。管弦楽だけのフランス風序曲としてきいてみたくなるような第1曲から、続く5曲のアリアは多彩で変化にとんでいます。演奏はコープマンたちのよるもので、全集の第21巻に収録されています。

CD : CC 72221(Challenge Classics)

CC 72221

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「小さな和声の迷宮」は、「D.J.ハイニヒェンの作ともいわれるが、確証はない」(『バッハ事典』)という、偽作が疑われる作品。「バロック庭園に作られた迷路を音楽で模倣した作品」(同書)ということですが、演奏をきいていると、聖堂の迷宮のようにも感じます。このBWV591を、今日はファーイウスによるオルガンできくことにします。

CD : BIS-CD-379/80(BIS Records)

BIS-CD-379/80

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