昨日のむし暑さから一転、今日は予報どおりさわやかな気候になりました。早朝から鳴いているセミはあいかわらずですが、これだけさわやかだと気になりません。そんな気分のよい朝なので、今日はイレギュラーに、このブログでは未聴だった「喜び勇みて羽ばたき昇れ」をきくことにしました。
このBWV36cは、同名のカンタータの原曲で、「おそらく年配の大学教授の誕生日を祝うため」(『バッハ事典』)、1725年に初演されました。演奏は、ムジカ・アンティクヮ・ケルンによるもので、第1曲の合唱、第9曲の合唱(BWV202の第9曲を思いだすフレーズがあらわれます)も、4人の声楽ソリストのみで編成されています。
CD : 457 348-2(ARCHIV PRODUKTION)