毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




曽根麻矢子による「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきくのは変ロ短調の第22番。このBWV867は「真摯な祈りの雰囲気を感じさせる、異色の作品」(『バッハ事典』)で、哀感にみちたプレリュードと、古様式の5声のフーガの組みあわせ。プレリュード(24小節)では終結直前の厚みのある和音(22小節3拍目)と、それに続く全休止がとても印象的です。

CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)

AVCL-25176-7

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曽根麻矢子の演奏できいている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきくのは変ロ長調の第21番。このBWV866は、即興性にあふれた疾駆するプレリュードと、快活な3声のフーガの組みあわせです。

CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)

AVCL-25176-7

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昼休みのひとときにきくのは、昨日に続き「小プレリュードとフーガ」。このヘ長調のBWV556は3分ほどの小品で、プレリュードもフーガも、軽妙な味があります。オルガン演奏はヴァインベルガーです。

CD : 777212-2(cpo)

777212-2

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「バッハの作品であることはきわめて疑わしい」(『バッハ事典』)という「小プレリュードとフーガ」。これからヴァインベルガーのオルガンできくBWV555は、沈うつなプレリュードと半音階的な主題によるフーガからなる小品(といっても演奏時間は4分ほど)です。

CD : 777212-2(cpo)

777212-2

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番号順にきいている曽根麻矢子による「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきくのはイ短調の第20番です。このBWV865は、ポリフォニックでインヴェンションのようなプレリュード、そして長大な4声のフーガ(87小節)の組みあわせ。フーガは80小節(フェルマータのあと休符をはさんで)からの高揚感が感動的です。

CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)

AVCL-25176-7

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曽根麻矢子の演奏できいている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきくのはイ長調の第19番です。このBWV864は「事実上の3声のインヴェンション」(『バッハ事典』)であるプレリュードと、「休符が主役を演ずる」(『同』)主題のフーガ(3声)の組みあわせ。のどかな雰囲気ではじまるプレリュードは、気分だけ、季節を先にすすめてくれます。

CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)

AVCL-25176-7

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復活節前第8日曜日にきくのは、この日のためのカンタータ「天より雨下り、雪落ちて」。と、昨日の京都の天気のような題名、「天より雨下り、雪落ちて」を表象したかのようなシンフォニアにはじまるこのBWV18は、ヴィオラ4部に、ファゴット、チェロ、通奏低音というめずらしい編成。パーセル・クァルテットは、ヴァイマールで初演されたこのカンタータを、声楽・器楽ともにソロ編成で演奏しています。ただし通奏低音はヴィオローネとオルガンで、ライプツィヒでの再演時に追加されたリコーダーはありません。

CD : CHAN 0742(Chandos Records)

CHAN 0742

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今朝はなんだか寒いと思ったら、外にでてみると雪。積もるような感じではありませんが、断続的に降り続いています。たいした雪ではないにせよ、午後から外出なので、止んでくれればいいのですが。

さて、曽根麻矢子の演奏できいている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきくのは嬰ト短調の第18番。めずらしい調性のBWV863(シャープが5つ)は、プレリュードと、4声のフーガの組みあわせです。

CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)

AVCL-25176-7

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曽根麻矢子による「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきく第17番はフラット4つの変イ長調。このBWV862はいきいきとしたプレリュードと4声のフーガの組みあわせです。

CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)

AVCL-25176-7

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曽根麻矢子による「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、今日はト短調の第16番です。このBWV861は、いきなりの長いトリルに驚かされる叙情的なプレリュードと、緊迫感のある4声のフーガの組みあわせです。

CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)

AVCL-25176-7

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曽根麻矢子の演奏できいている「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」、これからきくのはト長調の第15番です。このBWV860は、華麗な分散和音による2声のプレリュードにはじまり、その華麗な雰囲気をひきついだ、86小節の3声のフーガが続きます。

CD : AVCL-25176-7(avex-CLASSICS)

AVCL-25176-7

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これからきくBWV235は、ブルジンスキたちによる「贖罪ミサ」と題されたCDに収録されたもの。「1740年頃のライプツィヒでマリアの潔めの祝日のために演奏されたであろう音楽」と、CDに副題されているように、マリアの潔めの祝日(2月2日)のための礼拝音楽を、おおまかに再構成したものです。

音楽の構成は、キリエとグローリア(BWV235)にはじまり、以下、カンタータ(BWVV82第3稿)、クレド(BWV437)、サンクトゥス(BWV240)、アニュス・デイ(BWV232第26曲)、コムニオ(BWV200とBWV382)。ブルジンスキたちの演奏は、ソロ歌手によるOVPPで、ラ・テンペスタも通奏低音をのぞきパート1人の編成です。

CD : 47749-8(ARTS)

47749-8

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一昨日にもきいた「小プレリュードとフーガ」ですが、「資料(バッハの死後に作成された筆写譜)と様式、いずれの面からも、バッハの作品であることはきわめて疑わしい」(『バッハ事典』)とのこと。しかし、このBWV554なども、ヴィヴァルディの協奏曲を彷彿とさせるもので、弦楽の協奏曲に編曲してきいてみたいような曲です。

CD : 777212-2(cpo)

777212-2

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