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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




月曜日からききはじめたムローヴァによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」、今日ははソナタの第2番です。過去の記事でもふれたように、ムローヴァはこの録音で、モダン仕様の1750年製グァダニーニに裸のガット弦を張り、バロック弓で演奏しています(ピッチはA=415)。

CD : ONYX4040(ONYX)

ONYX4040

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ムローヴァによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」、これからきくのはパルティータの第1番です。昨日もふれたように、ONYXから発売されたこのCDは、ムローヴァにとってはじめての「無伴奏」全曲録音で、ピリオド奏法によるアプローチ。つまり、モダン仕様の1750年製グァダニーニに裸のガット弦を張り、バロック弓で演奏するというもので、ダントーネとのソナタより、ピリオド奏法としてはいっそう進化したものになっています。

CD : ONYX4040(ONYX)

ONYX4040

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先週、編曲による「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」ばかりをきいたのは、いただきものの「KAORI MURAJI plays BACH」(デッカ UCCD-9707)をきいたため。このCDには、チェンバロ協奏曲の第2番(BWV1053)、第5番(BWV1056)のギターとオーケストラ編曲と、パルティータの第2番(BWV1004)が主要曲として収録され、村治佳織はじめてのバッハ・アルバムです。

さて、その演奏ですが、村治は一音一音をじつにていねいに弾いています。ただ、ピリオド奏法になれた耳には、ちょっともどかしくも感じられ、すべての音が同じ価値にきこえてしまいます。はじめてのバッハで、まだこなれていないところもあるのでしょうが、やや古めかしく感じました。そもそも、このバッハ・アルバムの企画はがどこからでてきたものか、それも気になります。

これにくらべると、先週きいた「ソナタとパルティータ」の演奏者たち、レヒシュタイナー、スミス、ビルスマ、ホグウッド、ノース、ファーはみな、その演奏や編曲の良し悪しはともかく、バッハになれていて、音符のあつかいも、様式に精通しつつ自由自在です。村治の演奏は、現代ギターとしては、これはこれでよいのかもしれません。が、もうすこし研究したバッハがきけたらと思ってしまいます。

UCCD-9707

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先週の月曜日から土曜日まで、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を、さまざまな楽器の編曲でききました。弓奏弦楽器以外では、多かれ少なかれ、潜在的であった音符が補足され、それが新たな効果を生むわけで、それがおもしろいところでもあったわけです。

さて、今週きくのは、ほんらいのヴァイオリンによる「ソナタとパルティータ」で、ムローヴァのはじめての全曲録音から。楽器はモダン仕様(1750年製グァダニーニ)ですが、ムローヴァはこれに裸のガット弦を張り、バロック弓で演奏しています。これからきくのはト短調の第1番、BWV1001です。

CD : ONYX4040(ONYX)

ONYX4040

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「ああ神よ、天よりみそなわし」は、三位一体節後第2日曜日のためのカンタータ。このBWV2はいわゆるコラール・カンタータで、「古風なコラール・モテットによって導入され」(『バッハ事典』)、コラールとレチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、アリアと進められ、最後はコラールでしめくくられます。演奏は力強いガーディナーたちのによるもの。

CD : SDG 165(SDG)

SDG 165

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月曜日からききはじめた3度目の「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。これからきくのは、「自由な構成と開放的な性格を持つパルティータ」(『バッハ事典』)、ホ長調の第3番です。ただし、エリザベス・ファー(リュート・チェンバロ)の演奏は、ヴァイオリン稿ではなく、リュート稿(BWV1006a)にもとづくもの。なお、楽器はキース・ヒルによる復元楽器です。

CD : 8.570470-71(NAXOS)

8.570470-71

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今日も朝から晴天。昨日より空気が乾いている感じで、気温が上げってきた日中も、すごしやすい気候になっています。さて、これからきくのは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番。このBWV1005を、今日はナイジェル・ノースのリュートできくことにします。

CD : CKD 029(Linn Records)

CKD 029

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今日は朝からよい天気で、日中もすっきりと晴れわたっていました。ただ、風のあるところは爽やかなのですが、そうでないところではちょっとむし暑く、梅雨入りまじかなことを感じさせてくれます。といっても、明日も明後日も、よい天気が続きそうですが。

さて、これからきくのは無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番です。このBWV1004ですが、このブログではシュミットとクイケンと、ともに楽譜にオリジナルなヴァイオリンのでききました。3度目に選んだのはホグウッドのクラヴィコードによる演奏で、先日きいたBWV903a(記事は「半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903a」)と同じCDに収録されたものです。

CD : MET CD 1056(Metronome Recordings)

MET CD 1056

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昨日の朝はいつ雨が降ってきてもおかしくなさそうだったのに、日中けっきょく降らずじまい(それはそれでよかったのですが)。今朝も同じような天気ですが、予報では午後から天気はよくなるとのことで、このあとの外出でも安心です。

さて、これからきくのは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番です。このブログ3度目のBWV1003は、アンナー・ビルスマによる、ヴィオロンチェロ・ピッコロの演奏できくことにします。ヴァイオリンのような軽快な演奏ですが、響きには深みがあります。

CD : 7998-2-RC (deutsche harmonia mundi)

7998-2-RC

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まだ雨こそ降っていないものの、今日は昨日に増してどんよりした朝。このあと外出なのですが、どこかで雨に降られることがあるかもしれません。さて、これからきくのは無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番です。昨日のソナタ第1番と同じく、このBWV1002もこのブログ3度目で、今回はホプキンソン・スミスのリュートによる演奏できくことにしました。スミスには「無伴奏ヴァイオリンのための3つのソナタと3つのパルティータ」の録音が2種ありますが、選んだのは新録のほうです。

CD : E 8678 (naïve)

E 8678

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昨日までは連日好天にめぐまれていましたが、今日は朝からどんよりした天気。気温も上っていないようで、昨日までの服装だと、爽やかというよりやや肌寒く感じます。さて、これからきくのは、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタの第1番。このブログではすでにクイケン(旧録音)などできいていますが、3度目はイヴ・レヒシュタイナーです。レヒシュタイナーは、ペダル・チェンバロ(足鍵盤のついたチェンバロ)で、このBWV1001をアグレッシブに弾きまくっています。

CD : Alpha 027(Alpha)

Alpha 027

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これからきくのは、ガーディナーたちの演奏による、三位一体節後第1日曜日のためのカンタータ「貧しき者は食らいて飽くことを得」です。このBWV75は、トーマス・カントル正式就任後、はじめてのカンタータということもあってか、2部(ともに7曲の全14曲で構成)にわたる力作です。

第1曲の合唱は「フランス風序曲を思わせる2部分からなり」(『バッハ事典』)、ライプツィヒにおけるカンタータ上演をはじめるにふさわしい形式。この合唱に導かれた第1部は、レチタティーヴォとアリアが交替し最後はコラールで閉じられます。2部はシンフォニアに導かれるほかは、第1部と同じ構成。

CD : SDG 101(SDG)

SDG 101

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このところよい天気が続いていますが、今日はいっそう、朝から爽快そのもので、いまもまだ空は澄みきっています。気温は真夏日まで上ったようですが、風があるため日中も快適にすごせました。さて、今日のバッハは、サヴァールとコープマンによるガンバ・ソナタの第3番。このBWV1029の第2楽章は、窓から入る夕べの風を感じながらきくにはぴったりかもしれません。楽器はBWV1028と同じく、ガンバがノーマン製、チェンバロがツェル製のものです。

CD : AV 9812(ALIA VOX)

AV 9812

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半音階的幻想曲とフーガは、「大胆な構想と絢爛たる演奏効果によって、19世紀から高い人気を保ち続けてきた作品」(『バッハ事典』)。すでにこのBWV903は、コープマン(チェンバロ)やトレーガー(クラヴィコード)の演奏できいていますが、これからきくのは、ホグウッド(クラヴィコード)の演奏です。ただし、ホグウッドは、ふつう演奏される稿ではなく、あまり演奏されることのない異稿のBWV903aで演奏しています。なお、クラヴィコードはハンブルクのヨーハン・アルブレヒト・ハス製作(1761年)の楽器です。

CD : MET CD 1056(Metronome Recordings)

MET CD 1056

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一時期乱高下していた気温も、このところはまずまず快適な範囲内に落ちつき、今日などはじつに爽快な朝を迎えています。そんな朝にきくのは、「バッソ・オスティナート上の7声のカノン」。このBWV1078は、バッハ最晩年の1749年3月1日に、失われた記念帳に記入されたようで、表題どおり、4音を反復するバッソ・オスティナート(固執低音)上でカノンがくりひろげられます。演奏は、ベーリンガーのチェンバロ(バッソ・オスティナート)と弦のアンサンブルです。

CD : CD92.133(Hänssler CLASSIC)

CD92.133

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