これからきくのは、ユリア・フィッシャーの「Bach Concertos」からBWV1043(DECCA 478 0650)。フィッシャーは1983年のドイツ生まれ。録音は2008年で、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)と、アレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)との共演です。
昨日の諏訪内晶子と同じくエレガントな演奏で、繊細な美しさがありますが、ちょっと中庸すぎるといえるかもしれません。「小川のせせらぎ」週間にきいたBWV1043のなかでは、オーケストラとのかねあいもあるでしょうが、もっともふつうな演奏です。テンポは第1楽章が3分29秒、第2楽章が6分41秒、第3楽章が4分36秒です。
ちなみに、今週きいた、いただきもの、かりもの、のBWV1043をまとめてみると、
となります。
それぞれの記事で書いた感想は、BWV1043にかぎってのことですのですが、おもしろかったのはヒラリー。F1レーサーだった祖父に車の運転を教えてもらい、運転技術はあるので危なっかしさはないものの、若さにまかせて公道を荒っぽく突っ走っている感じ。10年後にどうなっているのか、とても興味をひかれます。