毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




先日からきいているアンドレアス・シュタイアーの「CLAVIERFANTASIEN」、今日きくのは「半音階的幻想曲とフーガ」の名で知られるBWV903です。この曲は、「異稿(BWV903a、おそらく初稿)の存在と様式的特徴から、ケーテン時代に作曲、ライプツィヒ時代に改訂されたもと考えられる」(『バッハ事典』)とのことです。なお、BWV903aについては、クリストファー・ホグウッドの録音(記事は「半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903a」)で紹介しました。

CD : RD77039(DHM)

RD77039

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今日は朝から雨。ときおり雨音が、室内にまできこえるほど激しく降っています。天気予報によると、夕方からは降水確率も下がっていくようですが、日中はどうやら雨が続きそうです。さて、アンドレアス・シュタイアーの「CLAVIERFANTASIEN」ですが、これからきくのはBWV901です。この小品のフゲッタ(シュタイアーのCDではフーガ)は、「平均律クラヴィーア曲集」第2巻第17番のフーガ(変イ長調)の初稿にあたります。

CD : RD77039(DHM)

RD77039

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先日から収録順にきいているアンドレアス・シュタイアーの「CLAVIERFANTASIEN」。今日きくのはBWV902で、そのフゲッタは、「平均律クラヴィーア曲集」第2巻第15番のフーガの初稿にあたります。プレリュードは初稿にあたる33小節のBWV902/1aを、二部形式56小節に拡大したもの。シュタイアーの演奏時間は9分20秒ですが、9割弱はこのプレリュードがしめています。

CD : RD77039(DHM)

RD77039

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これからきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによるカンタータ「軽佻浮薄なる精神の者ども」です。このBWV181は、復活節前第8日曜日のための全5曲のカンタータで、1724年2月13日に初演されています。ガーディナーたちのカンタータといえば、モンテヴェルディ合唱団のすぐれた歌唱がききものなのですが、ここでは合唱は第5曲のみ。なお、ダ・カーポによる第5曲の中間部は、ソプラノとアルトの独唱で歌われています。

CD : SDG 153(SDG)

SDG 153

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ここのところまずまずの天気が続いていましたが、それも今日、明日まで。天気予報では、明後日からは3日続きで雨の予報がでています。雨の期間はわりと気温は高めなのですが、そのあとはまた気温が下がるもよう。それが最後の寒波となってくれればよいのですが。

さて、アンドレアス・シュタイアーの「CLAVIERFANTASIEN」、今日これからきくのはBWV894です。このプレリュードとフーガは、「フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調」の第1、第3楽章の原曲にあたり、「ヴァイマルにおけるイタリア体験の影響下に書かれたとみるのが通説」(『バッハ事典』)。

CD : RD77039(DHM)

RD77039

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これからきくのは昨日と同じ調の、ハ短調のファンタジー(アンドレアス・シュタイアーの「CLAVIERFANTASIEN」)です。バッハの弟子とみられるヨーハン・ゴットリープ・ブレナーによる筆写譜には、「di Bernhardt Bach」とあり、このBWV919の作曲者を「ベルンハルト・バッハ」としています。

CD : RD77039(DHM)

RD77039

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先日からきいているアンドレアス・シュタイアーの「CLAVIERFANTASIEN」、今日これからきくのはハ短調のファンタジー(BWV921)です。バッハの甥ヨーハン・アンドレーアス・バッハの署名がある写本、いわゆる「アンドレーアス・バッハ本」では、「アルペッジョによるプレリュード」と題されています。

CD : RD77039(DHM)

RD77039

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昨日のイ短調のプレリュード(ファンタジー)に続き、今日きくのも同じイ短調で、ファンタジーとフーガです。このBWV904のファンタジーも派手な感じがありますが、昨日のBWV922にくらべてしっかりと印象にのこります。チェンバロは昨日と同じくアンドレアス・シュタイアーで、録音はムジカ・アンティクヮ・ケルン離脱後の1988年。ジャケットの写真も若いです。

CD : RD77039(DHM)

RD77039

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ど派手な導入のイ短調のプレリュード(ファンタジー)、これからきくアンドレアス・シュタイアーの演奏で7回目となるのですが、どうもこのBWV922は苦手です。外形的には華麗ですがどうも印象が薄くて、とても7度もきいているように思えません。それはともかく、これからしばらくは、BWV922などが収録された「CLAVIERFANTASIEN」と題されたシュタイアーのCDからきいていくことにします。なお、チェンバロは、ミヒャエル・ミートケによるブルース・ケネディ製作(1986年)の楽器です。

CD : RD77039(DHM)

RD77039

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先日からきいてきたアンドレアス・シュタイアーの「Sonate per il cembalo」も、これからきく変ロ長調のフーガで最後です。このBWV954は、BWV965、BWV966と同じく、ヤン・アーダム・ラインケンの「音楽の園」からのチェンバロ編曲で、同曲集第6番のアレグロにもとづいたもの。

CD : 3984-21461-2(TELDEC)

3984-21461-2

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トン・コープマンたちの演奏できく「われは神の御胸の思いに」は、復活節前第9日曜日のためのカンタータ。このBWV92は、1725年1月28日に初演された、いわゆるコラール・カンタータで、パウル・ゲールハルトの同名コラールにもとづいています。ところで、2月2日のマリアの潔めの祝日、完全に忘れていました。信仰に根づかないことというは、こういうことなのでしょう。

CD : CC 72213(Challenge Classics)

CC 72213

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先日からきいているアンドレアス・シュタイアーの「Sonate per il cembalo」、今日きくのは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番のアダージョを編曲したBWV968(編曲者はバッハではなく長男リーデマンとも)。シュタイアーはこの編曲に続けて、自身の編曲による残りの3楽章、つまり、フーガ、ラルゴ、アレグロ・アッサイを演奏し、ソナタとして完結させています。

CD : 3984-21461-2(TELDEC)

3984-21461-2

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アンドレアス・シュタイアーの「Sonate per il cembalo」を収録順にきいていますが、今日これからきくのはBWV966です。このソナタは昨日のBWV965と同じく、ヤン・アーダム・ラインケンの「音楽の園」からの編曲で、プレリュード、フーガ、アダージョ、(アレグロ)、アルマンドという構成ですが、シュタイアーは自身による編曲の、クーラント、サラバンド、ジーグをこれに続けて演奏しています。

CD : 3984-21461-2(TELDEC)

3984-21461-2

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昨日に続き、今日もアンドレアス・シュタイアーの「Sonate per il cembalo」から。今日きくのはBWV965で、アダージョ、フーガ(アレグロ)、アダージョ、プレスト、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグという8楽章構成のソナタ(ヤン・アーダム・ラインケンの「音楽の園」ソナタ第1番の編曲)。シュタイアーのチェンバロは、アンソニー・サイデイとフレデリック・バル製作(ゴットフリート・ジルバーマン派の無銘の楽器による)の楽器です。

CD : 3984-21461-2(TELDEC)

3984-21461-2

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2012年も早くも2月。新年になってから、なにもしていないうちにひと月がたってしまった感じですが、2月はもっと早く過ぎていくのでしょうね。さて、今日からしばらくは、アンドレアス・シュタイアーの「Sonate per il cembalo」を、収録順にきいていこうと思います。タイトルのとおり、チェンバロのためのソナタを集めたCDで、BWV964、BWV965、BWV966、BWV968、BWV954の5作品が収められています。これからきくのはBWV964で、無伴奏ヴァイオリンのためのBWV1003を編曲したもの。ただし、編曲者はバッハではないようです。

CD : 3984-21461-2(TELDEC)

3984-21461-2

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