今日は待降節第1日曜日で、また新たな教会暦のはじまりとなります。ということで、きくのはもちろん、待降節第1日曜日のためのカンタータ。同日のためのカンタータは3作品がのこされていますが、これからきくのは、トン・コープマンたちによる「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(ヴァイマール時代の1714年12月2日に初演されたBWV61のほう)です。このBWV61(全6曲)は、第1曲と第6曲がコラール、第2曲から第5曲はレチタティーヴォとアリアの2組からなっています。第1曲はマルティン・ルター、第6曲はフィーリップ・ニコライのコラール。「黙示録」による第4曲をのぞくのこりの3曲はエールトマン・ノイマイスターによる詩です。
CD : WPCS-4838/40(ワーナーミュージック・ジャパン)