毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




聖霊降臨節第2日にきくのは、カンタータ「高く挙げられし血肉」です。このBWV173は、ケーテン侯のための「いとも尊きレーオポルト殿下よ」をもとにした、全6曲からなるカンタータで、1724年5月29日に初演されています。演奏は昨日と同じく、ジェン・エリオット・ガーディナーと、イングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団。なお、初演年ですが、1724年ではなく1727年6月2日に初演されたという説もあるようです(上演については歌詞本により判明)。そうだとすれば、昨日きいたBWV34の翌日に、BWV173は初演されたということになります。

CD : SDG 121(SDG)

SDG 121

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聖霊降臨節第1日にきくのは、ジェン・エリオット・ガーディナーたちによる「おお永遠の火、おお愛の源よ」です。このBWV34は、1727年6月1日に初演されたカンタータ(前年の結婚式用カンタータから転用)で、合唱、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、合唱という全5曲からなっています。燃えたつ炎のようなオブリガートに導かれる第1曲の合唱は、聖霊降臨のできごとにじつにふさわしいもの。ガーディナーの指揮するモンテヴェルディ合唱団は、第5曲の合唱をふくめ、さすがというか、とても力強く、メリハリの効いた合唱です。

CD : SDG 121(SDG)

SDG 121

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このところレギュラーできいている、ユゲット・ドレフュスの「16 harpsichord transcriptions of concerti by Various composers」。1989年に録音されたこのアルバムには、アントニオ・ヴィヴァルディといった作曲家の協奏曲を、バッハがチェンバロ独奏のために編曲した一連の協奏曲が収録されています。これからきくのは、ベネデット・マルチェッロのヴァイオリン協奏曲を原曲とする、ハ短調の協奏曲。ドレフュスが弾くのは、アンリ・エムシュ(1754年)によるチェンバロです。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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これからきくのは、チェンバロ独奏用に編曲された、ト長調の協奏曲です。このBWV98の原曲は、アントニオ・ヴィヴァルディの「ラ・ストラヴァガンツァ」作品4の第1番。いまの天気のような明朗な音楽で、じつにヴィヴァルディらしい協奏曲です。チェンバロ演奏は、これまでどおりユゲット・ドレフュスで、使用楽器はアンリ・エムシュ(1754年)の手になるチェンバロです。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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今日はなかなかよい天気。上空にはきれいな青空がひろがっています。これから楽しむのは、そんな天気にはちょっと不似合なロ短調の協奏曲。このBWV979は、これまでと同じく、チェンバロ独奏のための一連の編曲協奏曲で、原曲はジュゼッペ・トレッリのロ短調のヴァイオリン協奏曲です。演奏はフランスの奏者ユゲット・ドレフュスで、楽器はアンリ・エムシュによる1754年製のチェンバロです。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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これからきくのは、バッハが、アントニオ・ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第3番を編曲した、チェンバロ独奏のためのヘ長調の協奏曲(原曲はト長調)です。演奏はこれまでと同じく、フランスのチェンバロ奏者ユゲット・ドレフュスで、録音は1989年(「16 harpsichord transcriptions of concerti by Various composers」)。チェンバロは、アンリ・エムシュによる1754年製です。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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ユゲット・ドレフュスが、1989年に録音した「16 harpsichord transcriptions of concerti by Various composers」。このアルバムには、アントニオ・ヴィヴァルディをはじめとする、さまざまな作曲家の協奏曲を、チェンバロ独奏用にバッハが編曲したものがおさめられており、先週からこれを番号順(収録順)きいています。今日これからきくのは、昨日と同じハ長調の協奏曲。このBWV977の原曲は不明ですが、アルバム解説書には疑問符つきですが、作曲者としてヴィヴァルディをあげています。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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先週からきいている、ユゲット・ドレフュスの弾くチェンバロ独奏用の編曲協奏曲。アルバム「16 harpsichord transcriptions of concerti by Various composers」を番号順(収録順)に楽しんでおり、これからきくのはハ長調の協奏曲です。このBWV976の原曲は、アントニオ・ヴィヴァルディのホ長調のヴァイオリン協奏曲(「調和の霊感」作品3第12番)。使用楽器は、アンリ・エムシュによる1754年製のチェンバロです。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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復活節後第6日曜日にきくのは、フィリッペ・ヘレヴェーゲ(フィリップ・ヘレヴェッヘ)たちによるこの日のためのカンタータ、「人々汝らを除名すべし」です。バッハの同名カンタータとしては、BWV44とBWV183が伝承されていますが、これからきくのはBWV44。このカンタータは、同時期に上演されたカンタータと同じように、独唱を主体とした構成となっています(合唱は全7曲中第2曲と第7曲)。なお、ヘレヴェーゲは、同カンタータを、1993年と2013年の2回録音していますが、ここできくのは1993年の旧録です。

CD : HMC 901479(harmonia mundi)

HMC 901479

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ユゲット・ドレフュスの演奏できいている、チェンバロ独奏用に編曲された協奏曲(「16 harpsichord transcriptions of concerti by Various composers」)。これからきくのは、アントニオ・ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲(「ラ・ストラヴァガンツァ」作品4第6番)を原曲とする、ト短調の協奏曲(BWV975)です。ドレフュスの演奏は、疾走感には欠けますが(とくに第1楽章)、そのかわり、得意のクラヴサン楽派を思わせる品のよさを感じさせます。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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昨日はカンタータ(昇天節)をきいたため一日休みましたが、今日からはまた、ユゲット・ドレフュスのチェンバロ協奏曲をきいていきます。音源は、「16 harpsichord transcriptions of concerti by Various composers」と題された、1989年録音のアルバム。このアルバムには、チェンバロ独奏用に編曲された一連の協奏曲が番号順に収録されており、今日きくのはBWV974です。この曲の原曲はアレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲で、その甘美なアダージョ(第2楽章)は、映画「ベニスの愛」で使われました。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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今日はキリストの昇天を祝う昇天節。ということで、一昨日から楽しんでいるユゲット・ドレフュスの協奏曲は休みにし、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「信じてバプテスマを受くる者は」をきくことにします。このBWV37は、1724年5月18日に初演された昇天節のためのカンタータ。昇天節のほかのカンータとくらべると編成も慎ましいのですが、音楽は精彩に富んでいます。なお、ガーディナーにはArchiv Produktion(1993年)とSoli Deo Gloria(2012年)の録音がありますが、これからきくのは後者のほうです。

CD : SDG 185(SDG)

SDG 185

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昨日からききはじめた、ユゲット・ドレフュスの「16 harpsichord transcriptions of concerti by Various composers」。アルバムにはその表題どおり、チェンバロ独奏用に編曲された一連の協奏曲が番号順に収録されており、しばらくはこれを順番に楽しむことにしています。ドレフュス(Huguette Pauline Dreyfus)は、1928年生まれのフランスのチェンバロ奏者。バッハの録音も多く、独奏用だけでなく、オーケストラとの協奏曲の録音もあります。今日これからきくのはト長調の協奏曲(BWV973)で、原曲は、アントニオ・ヴィヴァルディの作品7第8番のヴァイオリン協奏曲です。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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今日からしばらくのあいだは、ユゲット・ドレフュスによる独奏チェンバロのための協奏曲を楽しみます。音源のアルバムは「16 harpsichord transcriptions of concerti by Various composers」と題され、これに示されているとおり、収録されているのは、ほかの作曲家の協奏曲を、バッハが独奏チェンバロのために編曲した一連の協奏曲です。収録された16曲の協奏曲は番号順に配列されており、その順番どおりにきいていくことにしています。したがって、今日きくのはニ長調の協奏曲(BWV972)で、原曲は、アントニオ・ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3の第9番です。ドレフュスの使用楽器は、アンリ・エムシュによる1754年製のチェンバロ。録音は、1989年です。

CD : 81757 6497 2(DENON)

81757 6497 2

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先週からきいている、エリク・ボスグラーフ(リコーダー)とアンサンブル・コルデヴェントによるリコーダー協奏曲。今日きくのは、ニ短調のチェンバロ協奏曲(BWV1059)を編曲した、ニ短調のリコーダー協奏曲です。BWV1059は、もともと第1楽章冒頭9小節が現存しているのみで、カンタータ「霊と心は驚き惑う」(BWV35)から復元が試みられています。ボスグラーフの演奏するのは、その復元協奏曲をリコーダー用に編曲したもので、第3楽章ではおどろきのテンポで吹きまくっています。

CD : 94296(BRILLIANT CLASSICS)

94296

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