毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




クリストフ・プレガルディエン(テノール)、クラウス・メルテンス(バス)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)、トン・コープマン(オルガン)による「宗教歌曲集」(いわゆる「シェメッリ歌曲集」)。今日これからきくのは、「われ汝のうちにて喜べり」(BWV465)です。歌詞は、ハインリヒ・シュッツやヨーハン・ローゼンミュラーとも親交のあったカスパー・ツィーグラー(1621~1690年)。音楽は、1646年に出版された「この世の喜び」(作曲者不詳)です。なお、全4詩節中、ここで歌われるのは第1節、第4節です。

CD : WPCS-16123(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-16123

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クリストフ・プレガルディエン(テノール)、クラウス・メルテンス(バス)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)、トン・コープマン(オルガン)が、1999年に録音した「宗教歌曲集」。アルバムには、いわゆる「シェメッリ歌曲集」から32曲が収録されており、収録順にそれらをきいています。これからきくのは、「われここ汝の飼葉桶の側に立ち」(BWV469)。歌詞は、有名な宗教詩人パウル・ゲールハルト(1607~1676年)作で、15節中、ここで歌われるのは第1節、第4節、第14節です。なお、作曲者についてはよくわかっていません。

CD : WPCS-16123(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-16123

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クリストフ・プレガルディエン(テノール)、クラウス・メルテンス(バス)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)、トン・コープマン(オルガン)による「宗教歌曲集」(「シェメッリ歌曲集」)。これからきくのは、ヨーハン・ハインリヒ・シュレーダー(1667~1699年)の詩による「大事なるはひとつ、ああ主よ、これこそが」(BWV453)です。ここで歌われるのは、10節中、第1節と第6節で、作曲者についてはよくわかっていません。

CD : WPCS-16123(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-16123

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クリストフ・プレガルディエン(テノール)、クラウス・メルテンス(バス)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)、トン・コープマン(オルガン)による「宗教歌曲集」。1999年に録音されたこのアルバムを、一昨日から収録順にきいており、今日きくのは「おお暗き夜よ、汝消えゆく時には」(BWV492)です。詩はゲオルク・フリードリヒ・ブライトハウプト(1645~1705年)作ですが、作曲者については、昨日の「抑えよ、汝らこの世の賢者」と同じく、よくわかっていません。なお、10節からなる詩中、ここでは第1節と第5節が歌われています。

CD : WPCS-16123(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-16123

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クリストフ・プレガルディエン(テノール)、クラウス・メルテンス(バス)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)、トン・コープマン(オルガン)による「宗教歌曲集」。このアルバムには「シェメッリ歌曲集」が32曲収録されており、昨日から収録順にききはじめました。今日これからきくのは「抑えよ、汝らこの世の賢者」(BWV443)。歌詞はクリストフ・ヴェークライター(1659~1706年)によるものですが、作曲者についてはよくわかっていません。

CD : WPCS-16123(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-16123

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今日からしばらくのあいだは、いわゆる「シェメッリ歌曲集」所収の歌曲をきいていきます。「シェメッリ歌曲集」の原題は、「音楽的な歌曲集。954曲の敬虔な古くまた新しいリートとアリアを含む、ディスカントとバスの心地好い旋律とともに」(解説書)で、ゲオルク・クリスティアン・シェメッリが編さんし、1736年、ライプツィヒで出版されました。音源は、クリストフ・プレガルディエン(テノール)、クラウス・メルテンス(バス)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)、トン・コープマン(オルガン)によるアルバムで、1999年の録音。このアルバムには32曲が収録されていますが、うち真作とみなされるのは3曲(曲集全体でも3曲)のみです。曲の真偽はともかく、それらを収録順にきいていくことにし、今日はまず「われを忘るるなかれ、いと尊き御神よ」(BWV505)をききます。

CD : WPCS-16123(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-16123

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三位一体節後第7日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「彼らみな汝を待ち望む」です。このBWV187は、1726年8月4日に初演されたカンタータで、第1部が3曲、第2部が4曲という構成。音源は「バッハ・カンタータ巡礼」シリーズの第4巻で、2000年、アンスバッハでの録音です。なお、このカンタータの楽曲は、レチタティーヴォ2曲とコラールをのぞき、キリエとグローリアからなるミサ曲ト短調(BWV235)に転用されました。

CD : SDG 156(SDG)

SDG 156

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一昨日あたりから、今年もセミの声がきこえてきました。しかし、まだまだ大合唱というわけではなく、いまのところ、かなり控えめに鳴いてくれています。一夏、このまま、静かであればよいのですが。さて、今日きくのは、ペーター・ルーカス・グラーフたちによる「音楽の捧げもの」(キングレコード KICC 3722)。グラーフは、1929年生まれのスイスのフルート奏者で、さきごろ亡くなった同じスイスのオーレル・ニコレとは、ほぼ同世代の奏者です。ニコレと同じく録音も多数ありますが、「音楽の捧げもの」は、チェンバロのイェルク・エーヴァルト・デーラーや、ヴァイオリンのハンスハインツ・シュネーベルガーたちとともに、1968年に録音したもの。6声のリチェルカーレでは、めずらしくチェンバロ奏者3人によって演奏されています。

KICC 3722

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一昨日からきいている、御喜美江の「アコーディオン・バッハ」(NAXOS NYCC-27301)。1996年に録音されたアルバムから、「フランス組曲」の第5番、同第6番ときいてきて、今日は「フランス様式による序曲」(BWV831)を楽しみます。「フランス様式による序曲」は、「イタリア協奏曲」とともに「クラヴィーア練習曲集 第2部」に所収された作品で、雄大な序曲にはじまる組曲。アコーディオンでの演奏は、想像以上に楽しめるもので、序曲もかなりのテンポで弾ききっていますね。なお、解説書には「サンテミリオンの夕暮れ」という御喜によるエッセイも掲載され、これがおもしろい読みものになっています。となれば、楽曲解説も御喜の手になるものであったら、と思ってしまいます。

NYCC-27301

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御喜美江が1996年に録音したアルバム「アコーディオン・バッハ」(NAXOS NYCC-27301)。現在、このアルバムから、フランス組曲の第5番(BWV816)と第6番(BWV817)、そしてフランス様式による序曲(BWV831)を楽しんでいます。このうちフランス組曲第5番は昨日きいたので、今日きくのは同第6番。アコーディオンでのバッハは、チェンバロとは別次元の生々しい息づかいが感じられ、それが独特の情感を生み出しているように思えます。もちろん、アコーディオンは、息ではなく、「鍵を押してジャバラを開閉」(御喜「サンテミリオンの夕暮れ」)することでリードが振動し音となるわけですが。

NYCC-27301

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これから3日にわたってきくのは、御喜美江のアルバム「アコーディオン・バッハ」(NAXOS NYCC-27301)。御喜は東京生まれ(1956年)のアコーディオン奏者で、ドイツへ留学し、同地で研鑽に努めたようです(現在はフォルクヴァンク音楽大学アコーディオン科教授)。音源のアルバムは、NAXOSから発売されたものですが、初出はAEOLUS(1996年録音)からです。アルバムには、フランス組曲の第5番(BWV816)と第6番(BWV817)、フランス様式による序曲(BWV831)、そして「アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集」から6曲が収録されています。この収録曲中から、フランス組曲とフランス風序曲を収録順にきくことにし、今日はまずフランス組曲の第5番を楽しみます。

NYCC-27301

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イギリスのオルガン奏者、スティーヴン・ファーによる「クラヴィーア練習曲集 第3部」。とちゅう、カンタータなどもはさみましたが、ほぼ1カ月かけて所収順にきいてきました。そして最後にきくのは、練習曲集劈頭のプレリュードと掉尾のフーガで、あわせて、プレリュードとフーガ(BWV552)です。配列こそ分断されていますが、プレリュードもフーガも、ともに変ホ長調で、三位一体を想起させる3主題からなり、「最強奏で」演奏されます。ファーの使用楽器は、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジのオルガン(メツラー社)です。なお、アルバムの解説には、録音におけるレジストレーションが曲ごとに明示されており、きいていくうえで、とても参考になります。

CD : RES10120(Resonus)

RES10120

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これからきくのは、「4つのデュエット」(「クラヴィーア練習曲集 第3部」)の第4曲(BWV805)。このデュエットはイ短調のフーガで、長い主題がもちいられています。音源はこれまでどおり、イギリスのオルガン奏者、スティーヴン・ファーが2013年に録音したアルバム。オルガンは、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジのメツラー社建造のそれです。

CD : RES10120(Resonus)

RES10120

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三位一体節後第6日曜日にきくのは、カール・リヒターたちによる「心と口と行いと生きざまもて」(ARCHIV PRODUKTION 439 380-2)。ただし、BWV147は、マリアのエリザベト訪問の祝日(7月2日)のためのカンタータなので、1日おくれということになります。もちろん、三位一体節後第6日曜日のためのカンタータをきいてもよかったのですが(BWV170は録音も多い)、迷ったすえ、BWV147をきくことにしました。録音は1961年で、独唱者は、ウルズラ・ブッケルたち。管弦楽と合唱は、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団です。音楽のせいか、管弦楽も合唱も、いつもより軽やかにきこえてきます。

439 380-2

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イギリスのオルガン奏者、スティーヴン・ファーによる「クラヴィーア練習曲集 第3部」。一昨日からは「4つのデュエット」をきいており、今日きくのはその第3曲(BWV804)です。オルガンは、メツラー社が建造した、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジのそれです。

CD : RES10120(Resonus)

RES10120

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