毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




グスタフ・レオンハルトたちによるチェンバロ協奏曲を、全曲を収めた「J.S.Bach: Harpsichord Concertos」。いまはそのアルバムから番号順(収録順ではなく)にきいており、これからきくのは1台用の第4番(CD1に収録)です。このBWV1055もなんらかの協奏曲からの編曲とみられ、原曲はオーオエ・ダモーレ協奏曲と推定されています。編曲も原曲も、清々しい協奏曲ですが、人気のあるのは復元された原曲のほうかもしれません。

CD : 4509-97452-2(TELDEC)

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グスタフ・レオンハルトとレオンハルト・コンソートによるチェンバロ協奏曲(音源は「J.S.Bach: Harpsichord Concertos」)。これからきくのは1台用の第3番(CD1に収録)です。チェンバロ協奏曲は、ほかの協奏曲からの編曲がほとんどとみられていますが、その原曲が伝承されているのはわずか。ここできくBWV1054は、そのわずかな例のひとつで、原曲はヴァイオリン協奏曲の第2番です。

CD : 4509-97452-2(TELDEC)

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昨日からききはじめた、グスタフ・レオンハルトたちによる「J.S.Bach: Harpsichord Concertos」。このアルバムには、バッハのチェンバロ協奏曲が全曲おさめられており、来々週にかけて番号順にきいていく予定です。今日これからきくのは1台用の第2番(CD1に収録)で、演奏はレオンハルトとレオンハルト・コンソート。なお、レオンハルト・コンソートは、マリー・レオンハルト(ヴァイオリン)、アントワネット・ファン・デン・ホムベルク(ヴァイオリン)、ウィム・テン・ハーヴェ(ヴィオラ)、ディーク・コスター(チェロ)、フレッド・ニーイェンハウス(コントラバス)と、最小編成での演奏です。

CD : 4509-97452-2(TELDEC)

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昨日まできいていた、カール・リヒターたちによるチェンバロ協奏曲(音源は「J.S.Bach Die 13 Cembalokonzerte」)。今日からもきくのもチェンバロ協奏曲で、こちらの音源はグスタフ・レオンハルトたちによる「J.S.Bach: Harpsichord Concertos」です。こちらはピリオド・アプローチによる最初の録音で、録音年は、リヒターたちより少し前の、1962~1968年、1970年。収録曲は断片のBWV1059をふくみ、収録順は番号順ではありません。おそらく、CD3枚に収録するためのつごうだと思われます。きくにあたっては、リヒターと同じように番号順に楽しむこととし、今日は1台のための第1番(CD2に収録)です。この第1番のみニコラウス・アーノンクールとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによっており、チェンバロ独奏はヘルベルト・タヘツィです。

CD : 4509-97452-2(TELDEC)

4509-97452-2

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先々週からきいてきた、カール・リヒターたちによる「J.S.Bach Die 13 Cembalokonzerte」(ARCHIV PRODUKTION 439 612-2)。断片のみ伝承のニ短調の協奏曲(BWV1059)は未収録ですが、ほかを番号順(収録順でも)にきいてきました。これからきくのは、4台のチェンバロのための協奏曲(BWV1065)。この協奏曲は、アントニオ・ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3の第10番が原曲。独奏チェンバロは、リヒター、ヘドヴィヒ・ビルグラム、ヴォーナ・フュッテラー、そしてウルリケ・ショットです。

439 612-2

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三位一体節後第16日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「来たれ、甘き死の時よ」です。このBWV161(全6曲)は、1716年9月27日に初演されたカンタータ。つつましい編成ですが、歌詞の表象をになうリコーダーの甘美な響きに魅了されます。アリアとレチタティーヴォは、ロビン・タイソンとマーク・パドモア。管弦楽と合唱は、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団です。録音は、2000年10月7日のライブ収録です。

CD : SDG 104(SDG)

SDG 104

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カール・リヒターとミュンヘン・バッハ管弦楽団が、1971年、1972年に録音したチェンバロ協奏曲集(ARCHIV PRODUKTION 439 612-2)。今日これからきくのは、3つのヴァイオリンのための協奏曲(消失)から編曲されたとみられる、3台のチェンバロのための協奏曲(BWV1064)です。独奏チェンバロは、昨日と同じく、リヒター、ヘドヴィヒ・ビルグラム、そしてイヴォーナ・フュッテラーです。

439 612-2

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カール・リヒターたちの録音(ARCHIV PRODUKTION 439 612-2)で楽しんでいるチェンバロ協奏曲。先週より番号順にきいており、今日からは3台のための協奏曲です。これからきくのはその第1番(BWV1063)で、この3台用の第1番も失われた協奏曲からの編曲なのですが、「その復元は困難」(『バッハ事典』)とのこと。独奏チェンバロは、リヒター、ヘドヴィヒ・ビルグラム、そしてイヴォーナ・フュッテラーです。

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ニコラウス・アーノンクール著の『音楽は対話である』(アカデミア・ミュージック)。原著は1984年に出版された『Der musikalische Dialog』で、以前に紹介した『古楽とは何か』(音楽之友社)の姉妹編とでもいうべき書です。翻訳は那須田務と本多優之で、1992年に出版されています。現在流通しているのは改訂版で、初版(写真)とは装丁がかわっていますが、掲載内容についてはほぼ同一といえます。著者のアーノンクールが序文でも述べているように、『音楽は対話である』は、「学問的研究論文」集ではなく、「実践的な作業」(レコード)の解説書などをまとめ、「多くの人々にわかりやすい形で紹介した」ものといえるかと思います。演奏実践にあたり、アーノンクールの問題意識がどのへんにあったのか。『音楽は対話である』は、それをうかがい知る良書といえるでしょう。

音楽は対話である

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カール・リヒターたちによる「J.S.Bach Die 13 Cembalokonzerte」(ARCHIV PRODUKTION 439 612-2)。先週よりこのアルバムを番号順(収録順)に楽しんでおり、これからきくのは2台のチェンバロ用協奏曲の第3番(BWV1062)です。この第3番の原曲は、2つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1043)。独奏チェンバロは、これまできいてきた2台用と同じく、リヒターとヘドヴィヒ・ビルグラムです。

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カール・リヒターたちが、1971年、1972年に録音したチェンバロ協奏曲。それを収録したアルバム「J.S.Bach Die 13 Cembalokonzerte」(ARCHIV PRODUKTION 439 612-2)を、先週から番号順(収録順)にきいています。今日これから楽しむのは、2台のための第2番(BWV1061)。この協奏曲は、「他のチェンバロ協奏曲と異なり、全体がクラヴィーア的な発想によっていることから、(編曲ではなく)オリジナル作品と考えられている」(『バッハ事典』)とのことです。また、「本来、2台のチェンバロだけで演奏されていた可能性がある」(『同』)ということですが、リヒターの録音では、もちろんミュンヘン・バッハ管弦楽団とのもの。なお、独奏チェンバロは、昨日と同じくリヒターとヘドヴィヒ・ビルグラムです。

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カール・リヒターたちによる「J.S.Bach Die 13 Cembalokonzerte」(ARCHIV PRODUKTION 439 612-2)。今日からきくのは2台のための協奏曲で、その第1番です。このBWV1060は、ヴァイオリンとオーボエ用に復元された協奏曲が人気があり、きく機会も、むしろ多いように思えます。これから楽しむのは、もちろんチェンバロ協奏曲としてで、独奏チェンバロはリヒターとヘドヴィヒ・ビルグラムです。ビルグラムは、ドイツはメミンゲン生まれ(1933年)の奏者です。

439 612-2

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先週からききはじめた、カール・リヒターたちによる「J.S.Bach Die 13 Cembalokonzerte」(ARCHIV PRODUKTION 439 612-2)。1971年、1972年に録音された音源を、今週もひき続き、番号順(収録順でも)に楽しんでいきます。これからきくのは1台のチェンバロのための第7番で、このBWV1058は、ヴァイオリン協奏曲第1番から編曲されたものです。指揮とチェンバロ独奏はリヒター、あわせるのはミュンヘン・バッハ管弦楽団です。

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三位一体節後第15日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「全地よ、神にむかいて歓呼せよ」です。このBWV51は、ソプラノとトランペットが競演する華やかなカンタータ。初演は1730年9月17日、ライプツィヒでと推測されていますが、初演年や初演場所についても異論があるようです。これからきくのはガーディナーたちによる録音(2000年)で、ソプラノはマリン・ハルテリウス、トランペットはニクラス・エクルンド。この音源は、ガーディナーにとって、エマ・カークビーたちとの録音(記事は「『全地よ、神にむかいて歓呼せよ』 BWV51」)以来の、7年ぶりの新録です。

CD : SDG 104(SDG)

SDG 104

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カール・リヒターたちが、1971年、1972年に録音した「J.S.Bach Die 13 Cembalokonzerte」(ARCHIV PRODUKTION 439 612-2)。今週からはこのアルバムを番号順(収録順でも)に楽しんでおり、今日きくのは第6番です。このBWV1057の原曲は、ブランデンブルク協奏曲の第4番。古い録音だと、リコーダーがフルートにおきかえられることがあるのですが、リヒターたちの録音ではリコーダーがもちいられています。吹いているのは、ハンス・マルティン・リンデとペーター・イェンネです。

439 612-2

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