毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




マルック・ルオヤラン・ミッコラの「チェロ」できいている「無伴奏ヴァイオリン」のための「ソナタとパルティータ」。2013年と2014年に録音されたアルバムには、「ソナタとパルティータ」とのみあり、まぎらわしくないようにはなっています。ここでは収録順に楽しんでいるので、これからきくのはパルティータ第1番(BWV1002)で、編曲にあたっては、原調のロ短調がホ短調に移調されています。使用楽器は、イギリスの製作家バラク・ノーマンが1700年ごろ製作したチェロです。

CD : CKD 548(Linn Records)

CKD 548

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今日も楽しむのは、マルック・ルオヤラン・ミッコラのチェロによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。一昨日から収録順にきいており、これからきくのはパルティータの第3番(BWV1006)です。第3番の原調はホ長調ですが、編曲にあたってイ長調に移調されています。録音に使用されたチェロは、バラク・ノーマンによって、1700年ごろ製作された楽器です。

CD : CKD 548(Linn Records)

CKD 548

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昨日からききはじめた、マルック・ルオヤラン・ミッコラによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。ただし、ルオヤラン・ミッコラはチェロ、ガンバ奏者ですので、じっさいは「無伴奏ヴァイオリン」ではなく「無伴奏チェロ」での演奏ということになります。これからきくのは、収録順でソナタの第2番(BWV1003)。編曲(ルオヤラン・ミッコラ)にさいして、原調のイ短調からニ短調に移調されています。楽器はイギリスの製作家バラク・ノーマンによるチェロで、録音は2013年と2014年です。

CD : CKD 548(Linn Records)

CKD 548

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今週のバッハは、マルック・ルオヤラン・ミッコラによる「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」です。ルオヤラン・ミッコラは、1957年、ヘルシンキ(フィンランド)生まれのチェロ、ガンバ奏者。このブログでは、ロ短調のフルート・ソナタ(BWV1030)を、ガンバとチェンバロ用に編曲したものをきいています(記事は「ソナタ ト短調 BWV1030a」)。今日からきくのは、2013年と2014年に録音されたアルバムで、番号順ではなく収録に楽しむことにします。今日きくのは、有名なチャッコーナ(シャコンヌ)をふくむパルティータの第2番。もちろん、ヴァイオリンではなくチェロでの演奏で、原調のニ短調からト短調に移調されています。使用楽器はバラク・ノーマンが1700年ごろに製作したチェロです。

CD : CKD 548(Linn Records)

CKD 548

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復活節前第5日曜日(四旬節第2日曜日)にきくのは、ケヴィン・ボウヤーによるオルガン・コラール「心よりわれこがれ望む」(定旋律はハンス・レーオ・ハスラーの「わが心は千々に乱れ」)。使用楽器は、デンマークはオーデンセの聖ハンス教会のマルクッセン・オルガン(1962年建造)です。

[お詫び]顕現節後第5日曜日(2017年2月5日)から、教会暦が1週ずつ前にずれておりました。今日から正しくなっています(そのはずです)。ずれた教会暦による記事は、今日現在そのままですので、ご注意ください。

CD : NI 5700/1(Nimbus Records)

NI 5700/1

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今週は、アルフレッド・コルトーたちによる「ブランデンブルク協奏曲集」(EMI 5 67211-2)から、番号順に楽しんできました。コルトーのバッハは、あたりまえながら、録音された時代の様式を感じさせるところもあります。が、思っていたほどには時代がかっていなく、むしろスタイリッシュといえるかもしれません。これからきくのは第6番。録音は1931年で、管弦楽はオルケストル・ド・レコル・ノルマル・ド・ムジケ・パリです。

5 67211-2

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アルフレッド・コルトーとオルケストル・ド・レコル・ノルマル・ド・ムジケ・パリによる「ブランデンブルク協奏曲集」(EMI 5 67211-2)、今宵きくのはニ長調の第5番(1932年の録音)です。ほかの協奏曲ではチェンバロがもちいられていますが、コルトーが独奏するこの第5番ではやはりピアノ。リコーダーはフルートにかえられロジェ・コルテ、ヴァイオリンはジャック・ティボーという独奏陣です。コルトーのピアノは、第1楽章の長いカデンツァでは対旋律をきわだたせてみたり、第2楽章では情緒におぼれず、さらりとした味できかせたり、なかなか個性的です。なお、CDでは第1楽章のカデンツァだけで1トラックとされています。

5 67211-2

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今日もきくのは、アルフレッド・コルトーたちによる「ブランデンブルク協奏曲集」(EMI 5 67211-2)で、その第4番(1933年録音)です。管弦楽は、オルケストル・ド・レコル・ノルマル・ド・ムジケ・パリで、2本のリコーダーはフルートでの演奏。ヴァイオリン独奏はガブリエル・ジョルジュ・ブイヨン、フルート独奏はロジェ・コルテ(ペーター・ルーカス・グラーフの師)とピエール・モルソーです。

5 67211-2

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今週は、アルフレッド・コルトーたちによる「ブランデンブルク協奏曲集」(EMI 5 67211-2)を番号順にきいており、これからきくのは第3番。録音はこれまでとちがい1931年で、状態もあまりよくありません。第2楽章アダージョの処理は、弦の和音にチェンバロのささやかなアルペッジョ。もちろん、チェンバロは歴史的なものではありません。オーケストラは、オルケストル・ド・レコル・ノルマル・ド・ムジケ・パリです。

5 67211-2

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昨日からききはじめた、アルフレッド・コルトーたちによる「ブランデンブルク協奏曲集」(EMI 5 67211-2)。前世紀、両大戦間の録音ということで、新即物主義の影響はあるのだろうか、と、きくまえにいろいろ想像をめぐらしていました。昨日の第1番は思いのほかスタイリッシュで、なかなか楽しめるものでした。テンポも思っていたより速めですし、違和感はあまりありません。しかし、リトルネッロのおわりでの、おおがかりなリタルダンドは、ただちに、ウィレム・メンゲルベルクの「マタイ受難曲」(1939年録音)でのそれを思いおこさせます。歌舞伎の見得のようでもあり、これを時代性といっていいのか、まだまだ比較研究が必要でしょう。それはともかく、今日これからきくのは第2番(1933年録音)で、こちらも楽しめそうです。

5 67211-2

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今週は、アルフレッド・コルトーたちによる「ブランデンブルク協奏曲集」(EMI 5 67211-2)をきいていきます。アルフレッド・コルトーは、1877年にスイスで生まれたピアノ奏者(亡くなったのは1962年)。音源となるCDの録音は、1930年代におこなわれたものです。まず、これからきくのは第1番。オーケストラは、オルケストル・ド・レコル・ノルマル・ド・ムジケ(パリ・エコール・ノルマル音楽院管弦楽団)で、1933年の録音です。

5 67211-2

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復活節前第5日曜日(四旬節第2日曜日)にきくのは、オルガン・コラール「われらに救いを賜うキリストは」です。いつもの日曜日ならカンタータなのですが、先週の日曜日と同じく、同日のためのカンタータは伝承されていませんので、その代替としてBWV747をきくことにしました。オルガン演奏は、1961年生まれのイギリスの奏者ケヴィン・ボウヤー。使用楽器は、オーデンセ(デンマーク)の、聖ハンス教会のマルクッセン・オルガン(1962年建造)です。

CD : NI 5689/90(Nimbus Records)

NI 5689/90

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今週のバッハは、エリーナ・ムストネンのによる6曲のパルティータ(2008年と2009年録音)。これからきくのは、収録順としても番号順としても最後の第6番(BWV830)です。ムストネンは、トン・コープマンに学んだわけですが、弾きくずし方や、装飾音の入れ方など、コープマンとの共通点もあります。しかし、チェンバロの音色・響きの好みはずいぶんちがうようで、そこが個性につながっているといえるでしょう。使用楽器は、ウィレム・クレースベルヘンの1993年製(クーシェ・モデル)です。

CD : PH0908(Polyhymnia)

PH0908

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今週きいているのは、エリーナ・ムストネンのによる6曲のパルティータ。2008年と2009年に録音されたアルバムから収録順にきいており、これからきくのは変ロ長調の第1番(BWV825)です。ムストネンの弾くチェンバロは、ヨハネス(ヤン)・クーシェにもとづく、ウィレム・クレースベルヘンの1993年製です。

CD : PH0908(Polyhymnia)

PH0908

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「新編 バッハのすべて」(音楽之友社)は、2016年11月に発売されたバッハのムック。音友社によると、2013年12月に発売された「バッハのすべて」が「好評」のため、「パワーアップして再登場」させたもので、「強力執筆陣による最新のバッハ研究の成果を反映させた“新しいバッハ像”が描かれ」たムックとのことです。しかし、新編となってもとくに目新しさはなく、たとえてみれば、博物館や美術館の一部展示替えといった趣向です(新編のみ第4章として「バッハ・ルネサンス 新しい演奏の潮流」が追加)。インタビューもほとんどが、「音楽の友」と「レコード芸術」が初出で、この新編のためにセッティングしたインタビュー(トン・コープマンがそうなのかもしれません)があってもよかったのでは、と思ってしまいます。ともあれ、あくまでもムックですので堅苦しいことはいわず、初見の展示物を楽しむことに徹すればよいのでしょう。

新編 バッハのすべて

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