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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日からきいていくのは、ロバート・スミスフランチェスコ・コルティによる、3曲のオブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタです。スミスは1980年生まれのイギリスのガンバおよびチェロ奏者。コルティは1984年生まれののイタリアの鍵盤楽器奏者です。2人のCD(2020年録音)には、バッハの3曲のほか、クリストフ・シャフラートとスミスによる作品も収録されていますが、いつものようにきくのはバッハのみです。収録順は第3番(BWV1029)、第2番(BWV1028)、第1番(BWV1027)で、ここではその順番どおり第3番から楽しみます。使用楽器は、ガンバがピエール・ボア製(コリションにもとづく)、チェンバロはクリストフ・ケルン製(ミートケにもとづく)です。

CD : RES10278(Resonus)

RES10278

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三位一体節後第24日曜日にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによる「ああいかにはかなき、ああいかに空しき」(ERATO 2564 61402-2)です。このBWV26は、1724年11月19日に初演された、いわゆるコラール・カンタータ(全6曲)。ミヒャエル・フランクの同名詩(全13節)の第1節が第1曲、第13節が第6曲の歌詞にあてられています。ヴェルナーたちの録音は1961年。録音にはヴェルナーの指揮のもと、プフォルツハイム室内管弦楽団、ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団、そして独唱者4人が参加しています。

2564 61402-2

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今週きいてきたのは、アメリカのオルガン奏者、クリストファー・フーリハンの「Christopher Houlihan Play Bach」(Azica Records ACD-71314)。このCD(2014年録音)には6曲のオルガン曲が収録されており、その収録順どおりに楽しんできて、これからきくのはパッサカリアとフーガです。これまできいた曲でも、随所に即興的な装飾を入れていたフーリハンなのでやはりというか、入れどころのフーガのおわりまぎわのフェルマータ後に、みじかく装飾をいれています。なお、使用楽器は、オースティン・オルガンズ社建造(1971/2013年)のトリニティ・カレッジのオルガンです。

ACD-71314

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これからきくのは、今週レギュラーできいているクリストファー・フーリハンのオルガンで、トッカータ、アダージョとフーガ(Azica Records ACD-71314)です。この曲はトッカータとフーガに、イタリア風の甘美な旋律のアダージョを挿入した3楽章構成の作品。トッカータでは手鍵盤のみならず、足鍵盤にもトッカータらしい走句がわりあてられており、バッハらしい独創性にあふれています。フーリハンも即興的な走句を挿入してます(アダージョも装飾あり)。オルガンは、トリニティ・カレッジ(オースティン・オルガンズ社建造)のそれで、録音は2014年です。

ACD-71314

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これから楽しむのは、クリストファー・フーリハンのオルガンで、ト長調のトリオ・ソナタ(Azica Records ACD-71314)です。ソナタは、ヴィヴァーチェ、レント、アレグロという3楽章構成。室内楽的な愉悦がある音楽を、フーリハンは多彩なレジストレーションで演奏しています。オルガンは、オースティン・オルガンズ社建造の、トリニティ・カレッジ(コネチカット州ハートフォード市)のそれです。

ACD-71314

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アメリカのオルガン奏者、クリストファー・フーリハンの「Christopher Houlihan Play Bach」(Azica Records ACD-71314)。今週はこのCDから収録順にバッハのオルガン曲を楽しんでいます。これからきくのはロ短調のプレリュードとフーガ(BWV544)。使用楽器はトリニティ・カレッジ(コネチカット州ハートフォード市)のオルガン(オースティン・オルガンズ社)で、フーリハンはこの現代的なオルガンを生かし、ダイナミクスをきわめて広くとった演奏をしています。録音は2014年です。

ACD-71314

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これからきくのは、クリストファー・フーリハンによる「イタリア趣味による協奏曲」(Azica Records ACD-71314)です。CDに収録されている「イタリア協奏曲」はチェンバロではなく、フーリハンの楽器であるオルガンのための編曲。編曲もフーリハン自身でおこなっています。弾いているのはトリニティ・カレッジ(コネチカット州ハートフォード市)のオルガンで、地元のオースティン・オルガンズ社が建造(1971/2013年)したものです。

ACD-71314

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今週きいていくのは、クリストファー・フーリハンの「Christopher Houlihan Play Bach」(Azica Records ACD-71314)です。フーリハンは1987年生まれのオルガン奏者。録音(2014年)では、トリニティ・カレッジ(コネチカット州ハートフォード市)のオルガンを弾いており、このオルガンは地元オースティン・オルガンズ社の、3段手鍵盤、足鍵盤、62ストップのオルガン(1971/2013年)です。CDには6曲のオルガン曲が収録されており、それらを収録順に楽しみます。これからきくのはト短調のファンタジーとフーガ(大フーガ)。いきなりの即興にびっくりさせられます。

ACD-71314

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三位一体節後第23日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「幸いなるかな、おのが御神に」です。このBWV139(全6曲)は、1724年11月12日に初演されたカンタータ。第1曲と第6曲に、ヨーハン・クリストフ・ルーベの同名コラール(全5節)の第1節と第5節がもちいられており、いわゆるコラール・カンタータということになります。ガーディナーによる同カンタータの録音には、2000年の新録と1998年の旧録がありますが、新録はすでにきいているので、これからきくのは旧録のほうです。ちなみにこの旧録には、2016年からトマス・カントールを務めるゴットホルト・シュヴァルツが参加していますね。

CD : 463 586-2(ARCHIV PRODUKTION)

463 586-2

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これからきくのは、フランチェスコ・コルティのチェンバロによる、パルティータ第6番(BWV830)です。この組曲では力作のトッカータにはじまり、アルマンド、クーラント、エール、サラバンド、テンポ・ディ・ガヴォッタ、ジーグと、定型4曲、当世風2曲の舞曲が続きます。コルティの演奏はこれまでと同じく、舞曲の性格をとらえたうえで、緩急などの対比をくっきりつけたもの。弾いているマティアス・グリーヴィシュ製作のチェンバロ(ヨハネス・ルッカース)の響きともども、音楽のよさがじゅうぶん楽しめます。調律はヴェルクマイスターⅢ。ピッチはa1=415Hzです。

CD : 0300039BC(Berlin Classics)

0300039BC

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今週きいているのは、イタリアの鍵盤楽器奏者、フランチェスコ・コルティが2010年に録音した6曲のパルティータ。月曜日から番号順に楽しんでおり、これからきくのはト長調の第5番(BWV829)です。いつもなら、「かわいらしい曲が並んでいます」と形容するところですが、コルティの演奏だと、もうちょっと突っ込んだ鋭さや深みを感じさせ、これはこれでおもしろくきくことができます。とにかく、きいて寛ぐというより、元気のでる音楽づくりです。使用楽器は、マティアス・グリーヴィシュ製作のチェンバロ(ルッカース・モデル)です。

CD : 0300039BC(Berlin Classics)

0300039BC

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フランチェスコ・コルティのチェンバロで楽しんでいる、6曲のパルティータ。これからきくのは、晴れ晴れとした序曲に導かれるニ長調の第4番(BWV828)です。このパルティータ、コルティはアルマンドを思いの外ゆっくりと弾いており、午後の休憩にふさわしい気分にさせてくれます。なお、コルティの弾くのは、ヨハネス・ルッカース(1624年製)にもとづく、マティアス・グリーヴィシュ製作のチェンバロです。

CD : 0300039BC(Berlin Classics)

0300039BC

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今週レギュラーできいている、フランチェスコ・コルティのチェンバロをはなれ、しばしのあいだ楽しむのはコレクティフ・トリトーネの「バック・トウ・バッハ」(PARATY 72019)です。コレクティフ・トリトーネは、ピアノと編曲のリュシー・ド・サン・ヴァンサン、ソプラノのリュシー・シャルタン、サックスのジョアン・ドリーセ、ベースのミハイル・イワノフ、ドラムスのジョアン・テロル・アミーゴによるグループ。時代、ジャンルを超えたクロスオーバーな音楽が魅力で、このCDではバッハがおもしろく料理されています。

たとえば、CD第1曲の「Prélude 999」は、リュートのためのハ短調のプレリュード(BWV999)にもとづく編曲。切迫したピアノ・ソロにはじまり、やがてシャルタンがスキャットで入ってきます。とちゅう、「心と口と行いと生きざまもて(Herz und Mund und Tat und Leben)」が歌われ、前後との鋭いコントラストがじつに効果的です。ほかの曲は主にカンタータや受難曲にもとづく編曲で、あえていうなら、スウィングル・シンガーズとジャック・ルーシェ・トリオを新しい感覚で混合したような感じがあります。録音は2019年です。

PARATY 72019

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文化の日にきくのは、フランチェスコ・コルティのチェンバロで、パルティータ第3番(BWV827)です。6曲のパルティータを収録したCDは、2010年の録音。おそらく収録時間のつごうで、イレギュラーな収録順になっていますが、ここでは番号順どおりにきいています。パルティータ第3番は、ファンタジアと題された前奏曲に、アルマンド、コッレンテ、サラバンド、ブルレスカ、スケルツォ、ジーグと続く構成。舞曲名の表記はフランス語とイタリア語が混在しており、コルティの演奏はイタリア語表記の舞曲(たとえばコッレンテ)において、いっそう精細があるように感じます。なお使用楽器は、ヨハネス・ルッカース(1624年製)にもとづく、マティアス・グリーヴィシュ製作のチェンバロです。

CD : 0300039BC(Berlin Classics)

0300039BC

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昨日からききはじめた、フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)による6曲のパルティータ。今日きくのは番号順どおりハ短調の第2番です(収録順だと4曲目)。このBWV826は、シンフォニアのあと、アルマンド、クーラント、サラバンド、ロンドー、カプリッチョという舞曲構成で、定型の4舞曲(アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ)のジーグがここにはありません。ふつうはサラバンドとジーグのあいだに当世風舞曲が挿入されるので、めずらしい舞曲構成です。

CD : 0300039BC(Berlin Classics)

0300039BC

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