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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週後半から来週前半にかけて楽しむのは、若松夏美による6曲の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータです。録音されたのは2014年と2015年。これからきくソナタ第1番(BWV1001)から収録順どおりに楽しむ予定です。若松は1957年、仙台市生まれのヴァイオリン奏者。バッハ・コレギウム・ジャパンオーケストラ・リベラ・クラシカでコンサート・マスターを務めています。なお、使用楽器はカルロ・トノーニの1700年製。弓は作者不詳で、おそらく18世紀後半のフランス製とのことです。

CD : ADJ-055(Arte Dell'arco Japan)

ADJ-055

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今夕きくのはヘンリー・パーセルの「メアリー女王のための葬送音楽」。演奏はジョン・エリオット・ガーディナーたちによるもの(ERATO 190296222160)で、映画「England, My England The Story of Henry Purcell」のサントラ(1994年録音)です。このサントラに収録されている「メアリー女王のための葬送音楽」は7曲(行進曲とカンツォァーナのくり返しをふくむ)。ここではその7曲すべてをきいていきます。映画はパーセルがチャールズ2世に仕えた時代を描いたもので、ぐうぜんにも、イギリスの新国王は同じ「チャールズ」の3世です。なお、ガーディナーには、1976年録音の同曲もあり、こちらはまだモンテヴェルディ管弦楽団と同合唱団でのものでした。

190296222160

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先週後半から今週前半にかけてきいてきた、コンチェルト・ケルンによる「ブランデンブルク協奏曲集」第1番から第3番までが2013年録音、第4番から第6番までが2014年の録音で、これを番号順(収録順)に楽しんできました。これからきくのは第6番(BWV1051)。コンチェルト・ケルンの編成は、自筆譜の楽器指定どおりの7名です。この第6番のほかは、すべてリハーサル指揮者(奏者のひとりないしふたり)をおいていますが、この協奏曲にはおかれていないようです。第6番は、今日的な意味でも室内楽の延長という認識なのでしょう。

CD : 0300997BC(Berlin Classics)

0300997BC

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コンチェルト・ケルンの演奏で楽しんでいる、6曲のブランデンブルク協奏曲。これを番号順(収録順)にきいており、これからきくのは第5番(BWV1050)です。ここでの独奏者は、ヴァイオリンがマルクス・ホフマン、フルートがコ-ドゥラ・ブロイアー、チェンバロがゲラルト・ハンビッツァー。ほかのリピエーノ奏者は7人と、近年ではパート1名の編成が多い中、比較的弦を厚めにとっっています。録音は2014年です。

CD : 0300997BC(Berlin Classics)

0300997BC

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夕方にきいた、コンチェルト・ケルンによる「ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049 [32]」にからめての紹介。コンチェルト・ケルンは、同協奏曲をリコーダーのかわりにエコー・フルートを吹いて録音したのですが、同じような試みをYoutubeのチャンネル「Voices of Music」で視聴することができます。「Bach: Brandenburg Concerto No. 4 in G Major BWV 1049, original with echo flutes; Voices of Music 4K」がそれで、ここでは音量、音色などが異なるアルト・リコーダー2本を連結し、エコー・フルートとしています(第2楽章のみ)。

Andrew Levy plays echo flute

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先週から楽しんでいる、コンチェルト・ケルンによる「ブランデンブルク協奏曲集」。収録順どおり第1番からきいてきて、これからきくのは第4番(BWV1049)です。この協奏曲の自筆譜には「Fiauto d’Echo」(エコーのフルート)という謎の楽器名が記されています。この楽器が2本要求されているのですが、一般的には2本のリコーダーで吹かれます。2本のリコーダーがエコーのような効果をとるところがあることからも妥当といえるのですが、コンチェルト・ケルンは、音量の異なるダブル・フルートと推測し、歴史的な図像から復元したエコー・フルート(解説書に写真あり)で吹くという、なかなか刺激的な実践をおこなっています。その2本のエコー・フルートを吹くのは、コ-ドゥラ・ブロイアーとヴォルフガング・デイ。独奏ヴァイオリンはマルクス・ホフマンが奏いています。録音は2014年です。

CD : 0300997BC(Berlin Classics)

0300997BC

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三位一体節後第13日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「汝ら、キリストの者と名のるともがら」(Hänssler CLASSIC CD 92.049)です。このカンタータは1725年8月26日の初演。アリア、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、アリア(二重唱)、コラールという6曲で構成されています。リリングの録音は1981年と1982年。管弦楽と合唱はいつものように、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライで、独唱はエディト・ヴィーンス、ユリア・ハマリ、ルッツ・ミヒャエル・ハルダー、ヴァルター・ヘルトヴァインです。

CD 92.049

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週をまたいできく、コンチェルト・ケルンによる「ブランデンブルク協奏曲集」。今週後半は第1番から第3番、来週前半は第4番から第6番と、アルバム収録順(番号順)に楽しむ予定です。これからきくのは第3番(BWV1048)。この協奏曲は最小人数11名で編成されており、第1ヴァイオリンは平崎真弓が務めています。アダージョはチェンバロのゲラルト・ハンビッツァーの即興に弦楽の和音というもの。録音は2013年です。

CD : 0300997BC(Berlin Classics)

0300997BC

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昨日からききはじめた、コンチェルト・ケルンによる「ブランデンブルク協奏曲集」。アルバムの収録順(番号順)どおりにきいていくので、今日これから楽しむのは、同協奏曲の第2番(BWV1047)です。独奏は、ヴァイオリンがシルヴィー・クラウス、リコーダーがコ-ドゥラ・ブロイアー、オーボエがジョゼプ・ドメネク、トランペットがハネス・ルクス。独唱者をふくめ総勢15名のアンサンブルには、阿部千春(第1ヴァイオリン)が参加しています。録音は2013年です。

CD : 0300997BC(Berlin Classics)

0300997BC

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今週後半から来週前半にかけてきくのは、コンチェルト・ケルンによる「ブランデンブルク協奏曲集」です。アルバムには6曲の協奏曲が番号順に収録。番号の前半3曲が2013年、後半3曲が2014年に録音されています。ここで楽しむのは、収録順どおり第1番(BWV1046)から。6曲中この第1番のみに編成されているヴィオリーノ・ピッコロは平崎真弓が担当。ほかに20名が演奏に参加しています。

CD : 0300997BC(Berlin Classics)

0300997BC

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これからきくのは、サムエーレ・テラーリによる「ゴルトベルク変奏曲」(Delphian Records DCD35247)。テラーリはイタリアのアコーディオン奏者で、数々のコンクールでの受賞歴があります。録音は2020年。楽器は、Youtubeに投稿された映像からするとメンガシーニだとみられます。映像は、テラーリのチャンネル(Samuele Telari)とレコード会社のチャンネル(Delphian Records)に、サンプル的にひとつずつあります。

DCD35247

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これから楽しむのは、昨日と同じノルウェーのアンサンブル、ベルゲン・バロックによる「Domestic Bach」。2012年に録音されたアルバムは、解説書によると、「アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集」に触発されて企画されたとのことです。「小曲集」所収曲や、「音楽の捧げもの」のカノンなど、さまざまな音楽が収録されていますが、ここできくのはト長調のトリオ・ソナタ。同調の2本のフルートと通奏低音のためのソナタ(BWV1039)と、同じ音楽のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1番(BWV1027)もとづいたもので、その編成はリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音です。

CD : LWC1073(LAWO CLASSICS)

LWC1073

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これから楽しむのは、ノルウェー・バロック・オーケストラ(NBO)による管弦楽組曲第2番(BWV1067)です。2000年に録音されたアルバムにはこの第2番と、イギリスのアルト歌手キャサリン・キングが歌う5曲のアリアを交互に収録。アリアは「マタイ受難曲」や「ミサ曲ロ短調」などから選曲されたものですが、ここでは割愛し、組曲第2番のみを楽しみます。NBOは第2番を通奏低音(チェロ、コントラバス、チェンバロ)をのぞき、パート1名という7名編成で録音。フルート独奏はNBO創設者のひとりである、ポール・ヴォールベルイです。

CD : CKD 158(Linn Records)

CKD 158

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三位一体節後第12日曜日にきくのは、ベルナルダ・フィンク、ぺトラ・ミュレヤンス(ヴァイオリンと指揮)とフライブルク・バロック・オーケストラによる「霊と心は驚き惑」(2008年録音)です。このBWV35は1726年9月8日に初演された、2部全7曲からなるアルト独唱のためのカンタータ。第1部は「コンチェルト」、第2部は「シンフォニア・プレスト」にそれぞれ導かれ、ほかの曲はアリアとレチタティーヴォのみです。第1曲と第5曲、そして第2曲アリアをもとに、断片で伝承されているニ短調のチェンバロ協奏曲(BWV1059)が再構成され、録音もよくされています。

CD : HMC 902016(harmonia mundi)

HMC 902016

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ジョシュア・スミスたちの「フルートと通奏低音のためのソナタ集」(DELOS DE 3408)をきいてきた今週後半のバッハ。これから楽しむのはホ長調のフルートと通奏低音のためのソナタ(BWV1035)で、共演はこれまでと同じ、アリソン・ゲスト・エドバーグ(チェロ)、ジョリー・ヴィニクール(チェンバロ)です。スミスはモダンのフルート(木製)を吹きながらも、調律をふくめ、ピリオド・アプローチに配慮しての録音(2010年)です。ここではききませんでしたが、アルバムに収録された「音楽の捧げもの」のトリオ・ソナタでは、バロック・ヴァイオリンのアリソン・ゲスト・エドバーグと共演しています。

DE 3408

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