毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今夜きくのはバッハをはなれ、「Wolfgang Amadeus Mozart: Piano Concertos KV. 413, KV. 414 & KV. 415 by La Petite Bande」です。このアルバムには表題どおり、ピアノ協奏曲第11番、第13番、第12番が収録されており、ここでは第11番(独奏はマリー・クイケン)と第12番(同じくヴェロニカ・クイケン)を楽しみます。ラ・プティット・バンドとの共演とはいうものの、実態はピアノと弦楽四重奏(ピアノ五重奏)で、第1ヴァイオリンはシギスヴァルト・クイケン、第2ヴァイオリンはサラ・クイケン、ヴィオラがマルレーン・ティアーズ、コントラバスがエリーセ・クリスティアンスというアンサンブル。夫妻と娘たちが共演してのピアノ協奏曲の録音(2016年)は、録音史でもけっこうめずらいのではないでしょうか。

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今週は、ラルス・ウルリク・モルテンセンの「Johann Sebastian Bach: 8 Suites In French Style」から、6曲の「フランス組曲」を番号順=収録順に楽しんでいます。今日きくのはフランス組曲第4番(BWV815)。第3番まではすべて短調でしたが、この第4番からはすべて長調となります。モルテンセンの弾くのは、トーマス・マンドラプ・ポールセンの1984年製のチェンバロ(ルッカース・モデル)。録音年は不明で、アルバム発売年は1992年です。

CD : 32103/04(Kontrapunkt)

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今週きいているのは、ラルス・ウルリク・モルテンセンの「Johann Sebastian Bach: 8 Suites In French Style」。このアルバムに収録された6曲の「フランス組曲」を、番号順=収録順に楽しんでいます。これからきくのはフランス組曲第3番(BWV814)。使用楽器は、トーマス・マンドラプ・ポールセンの1984年製のチェンバロ(ルッカース・モデル)です。なお、アルバムの発売年は1992年ですが、録音年については明記がありません。

CD : 32103/04(Kontrapunkt)

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昨日からききはじめた、ラルス・ウルリク・モルテンセンによる「フランス組曲」。今日これからきくのは番号順どおり、フランス組曲第2番(BWV813)です。収録されたアルバムは「Johann Sebastian Bach: 8 Suites In French Style」で、1992年の発売(録音年は不明)です。モルテンセンは、1955年生まれのデンマークの指揮者、チェンバロ奏者。録音で弾いているのは、トーマス・マンドラプ・ポールセン製作(1984年)のルッカース・モデルのチェンバロです。

CD : 32103/04(Kontrapunkt)

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今週きいていくのは、ラルス・ウルリク・モルテンセンの「Johann Sebastian Bach: 8 Suites In French Style」です。同アルバムはクラヴィーアのための8曲の「フランス組曲」を収録。このブログでは収録曲中、BWV818a、BWV819aをすでに楽しんでおり、きくのはのこる6曲の「フランス組曲」(BWV812からBWV817)です。今日きくのは番号順=収録順どおりフランス組曲第1番(BWV812)。モルテンセンが弾くのは、トーマス・マンドラプ・ポールセンの1984年製のチェンバロ(ルッカース・モデル)。発売は1992年なので、録音年は遠くないそれ以前ということになります。

CD : 32103/04(Kontrapunkt)

32103/04

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三位一体節後第20日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「われは行きて汝をこがれ求む」(Hänssler CLASSIC CD 92.018)です。このカンタータは1726年11月3日に初演。導入のシンフォニアは、オーボエ協奏曲、あるいはフルート協奏曲(原曲はチェンバロ協奏曲第2番)の第3楽章からの転用とみられ、これにアリア(バス)、レチタティーヴォ(ソプラノとバス)、アリア(ソプラノ)、レチタティーヴォ(ソプラノとバス)、アリア(バス)とコラール(ソプラノ)の5曲が続きます。リリングの録音は1982年。合唱曲がないためシュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライに出番はなく、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、そして独唱者のアーリーン・オジェー、フィリップ・フッテンロッハーのみでの録音です。

CD 92.018

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昨日に続き今日もきくのは、ラファウ・ブレハッチの「Johann Sebastian Bach - Rafał Blechacz」(Deutsche Grammophon 00289 479 5535)で、パルティータ第3番をた楽しみます。ブレハッチは1985年生まれのポーランドのピアノ奏者。数々のコンンクール受賞歴があり、2005年の第15回ショパン国際ピアノコンクールでは第1位となっています。録音も多数ありますが、バッハはこれだけでアルバムにはほかに、「イタリア協奏曲」など9曲を収録。録音は2012年と2015年におこなわれており、パルティータ第3番は、2015年2月、ベルリンで録音されています。

00289 479 5535

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今日と明日きくのは、ポーランドのピアノ奏者、ラファウ・ブレハッチの「Johann Sebastian Bach - Rafał Blechacz」(Deutsche Grammophon 00289 479 5535)。このリサイタル・アルバムには9曲のバッハが収録されており、今日はパルティータ第1番を、そして明日は同第3番を楽しみます。今日きくパルティータ第1番は、2012年、ハレでの録音です。

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今週ここまできいてきた、フローリアン・ドイター、モニカ・ワイスマン、そしてアルモニ・ユニヴェルセルの「Johann sebastian bach: Violin Concertos」(2022年録音)。のこる1曲は、これからきく2つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1060R)です。この協奏曲は2台のチェンバロのための協奏曲第1番(BWV1060)から再構成(復元)したもの。再構成版だとオーボエとヴァイオリン用が人気がありますが、ここでは2つのヴァイオリン用が採用されています(同再構成には、アンドルー・マンゼとレイチェル・ポッジャーのものも)。独奏はドイターとワイスマンで、みずみずしい演奏を楽しめます。

CD : ACC 24403(ACCENT)

ACC 24403

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今日これからきくのは、フローリアン・ドイターとアルモニ・ユニヴェルセルによるヴァイオリン協奏曲第2番(BWV1042)です。独奏と指揮のドイターは、1965年、ドイツ生まれで、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブルなどで活動。使用楽器はマチュー・ベセリング製作のヴァイオリンです。

CD : ACC 24403(ACCENT)

ACC 24403

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今宵楽しむのは、ポーランドの撥弦楽器奏者、クラウディナ・ゾウニエレクの「Dialogue」です。このアルバムは、先週前半にきいていたアニエス・ボワソンノ・ギルボーとノラ・ダルガザンリの「Bach | Suites FranÇaises 」と同じく、Bandcampで購入したもの。おそらく「Dialogue」はBandcampのみでの販売とみられます。

ゾウニエレクの経歴についてはよくわかりませんが、Youtubeには公式チャンネルKlaudyna Żołnierekがあり、6年まえから投稿がはじめられています。ゾウニエレクを知ったのはそのころでしたが、しばらくは音声のみの2動画があるのみ。投稿がふえてきたのは3年ほどまえからで、2年ほどまえからは、マリア・ヴィルゴスとの「AbsoLutes」というチェンネルでの投稿もはじめています。

これから何曲か選んで楽しむ「Dialogue 」は、2021年9月の録音。ロベール・ド・ヴィゼー、エヌモン・ゴーティエ、ジャック・ガロ、シャルル・ムートン、フランソワ・クープラン、シャルル・ブーケの曲を、テオルボとバロック・リュートを弾きわけ、たっぷりときかせてくれます。ハイレゾではないのが惜しいところですが、楽器の響きはじゅうぶん美しくとらえられています。

Dialogue

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昨日からききはじめたいていくのは、アルモニ・ユニヴェルセルの「Johann sebastian bach: Violin Concertos」(2022年録音)。アルモニ・ユニヴェルセルはケルンにて結成されたアンサンブル(1984年に結成された同名のアメリカのアンサンブルとは別)で、ヴァイオリン奏者、フローリアン・ドイターとモニカ・ワイスマンが率いています。今日きくのはヴァイオリン協奏曲第1番(BWV1041)で、独奏と指揮はワイスマンです。ワイスマンはアルゼンチン生まれの奏者。オバーリン音楽院でヴァイオリン、ハーグ王立音楽院でバロック・ヴァイオリンを学んでいます。使用楽器はマチュー・ベセリングのヴァイオリンです。

CD : ACC 24403(ACCENT)

ACC 24403

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今日からきいていくのは、ヴァイオリン奏者、フローリアン・ドイターとモニカ・ワイスマンが率いる、アルモニ・ウニヴェルセルの「Johann sebastian bach: Violin Concertos」(2022年録音)です。このアルバムには、ヴァイオリン協奏曲、2つのヴァイオリン協奏曲がともに2曲ずつ収録されており、今日の2つのヴァイオリンのための協奏曲(BWV1043)から収録順に楽しみます。独奏はドイターとワイスマン。使用楽器はともにマチュー・ベセリングのヴァイオリンです。

CD : ACC 24403(ACCENT)

ACC 24403

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三位一体節後第19日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「われはいずこにか逃れゆくべき」(Hänssler CLASSIC CD 92.002)です。このBWV5(全7曲)は1724年10月15日の初演。ヨーハン・ヘールマンの同名コラールによもとづいており、詩(全11節)の第1節が第1曲の、第11節が第7曲の歌詞、つまりBWV5は、いわゆるコラール・カンタータです。

リリングたちの録音は1979年。管弦楽と合唱はいつものように、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライで、独唱者はアーリーン・オジェー(ソプラノ)、キャロライン・ワトキンソン(アルト)、アルド・バルディン(テノール)、ヴォルフガング・シェーネ(バス)です。

ところで、「われはいずこにか逃れゆくべき」というと、「シュープラー・コラール集(種々の技法による6つのコラール)」の同名オルガン・コラール(BWV646)が想起されます。ただし、BWV5の楽章にはその原曲はなく、オルガン・コラールの原曲は不明。おそらく、失われたカンタータ楽章がそれだと考えられています。

CD 92.002

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今週後半にきいてきたのは、リチャード・ブースビーとシャレフ・アドエルの「J.S. Bach: Sonatas for viola da gamba & harpsichord」(1996年録音)です。これから楽しむのはのこる1曲で、ガンバ・ソナタ第2番(BWV1028)。安らぎと活発さが交互にあらわれる4楽章のソナタで、どの楽章も朝のひとときにあぴったりです。アルバムにはアドエルが独奏する2曲のトッカータがふくまれますが、ソナタともども、鋭敏なアーティキュレーションがききものです。なお、使用楽器は、ジェーン・ジュリアーの1995年製(ニコラ・ベルトランにもとづく)のヴィオラ・ダ・ガンバ(ブースビー)と、ブルース・ケネディ製(ミヒャエル・ミートケにもとづく)のチェンバロ(アドエル)です。

CD : CHAN 0608(Chandos Records)

CHAN 0608

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