日本原産のハイビスカスといわれるハマボウ
(三浦海岸以南に自生)よりひとまわり大きい
オオハマボウgです。
日本では鹿児島の南の島以南に自生します。
アオイ科 Malvaceae フヨウ属
Hibiscus tiliaceus (google image)
この木の高さは二メートルくらい。
降った雨を集めて川が海に注ぎます。
海には砂浜があって、そこが河口になります。
河口付近に、流水のために土砂などが積み重なってできた地を
沖積地(ちゅうせきち)というそうです。
塩性湿地です。
海岸付近のそういう部分を沖縄、奄美では「ユナ」と言います。
つまり砂浜と陸地の境目でしょうか。そこは海水、川の水、の境目でもあるのでしょうか。複雑です。厳しい環境でもあります。
アダンや、モンパの木など防風防砂の役割を果たす植物が自生します。
オオハマボウもそんなところに自生します。
「ゆうな」はオオハマボウの奄美、沖縄での呼び名です。
「ゆうな」は秋篠宮 佳子内親王(秋篠宮様の次女 あきしののみや かこ ないしんのう、1994年平成6年12月29日 - )の身の回り品につける印に選ばれています。
また、テレビゲーム、ファイナルファンタジーX のヒロイン、ユウナの語源でもあるのだそうです。
写真は名瀬市赤崎公園に1993年(平成5年)に植栽されたものです。