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五月場所七日目 奄美出身力士全14人の結果と星取表

2010年05月15日 | 大相撲

大相撲五月(夏 東京)場所7日日

goo大相撲より

太字は、今日取り組みのあった力士
赤は、勝った力士 

下は先場所(3月)の番付と星取表

十両

旭南海(きょくなんかい)西9枚目・徳之島天城町 
●●○●○ ○○ 送り出し 山本山 4勝3敗

先場所 東7
●○●●● ●○○○● ●○●●○ 6勝9敗

幕下

薩摩響(さつまひびき)西8枚目・奄美大島宇検村 
-●-●-●○ 1勝3敗    

先場所 東12 
●--●○ --○-○ -○●-- 4勝3敗

西幕8薩摩響1勝3敗○寄り切り●0勝4敗 碧山(あおいやま) 西幕5

碧山(あおいやま)は、1986年生まれのブルガリア出身。190.0cm  158.0kg

イケメンで女性ファンも多い。

レスリングを10年、アマチュア相撲を3年経験した後、琴欧洲の紹介でブルガリア出身2人目の力士として角界入り。

師匠の田子ノ浦親方に「山と川どちらが好きか」と尋ねられ、山と答えたため碧山の四股名に決まった。

ならば、碧山(あおいやま)には、はやく出世して、冬巡業で奄美の碧い山と碧い海を見て欲しい。

「おとぎの国」「神様がくれた国」「空・海・大地と食」のイメージのブルガリアは黒海にしか海岸線がない。

一方の薩摩響 は、同じ年の生まれ1986年。168cm、113kg。
大島郡宇検村出身で、久志小学校時代には、わんぱく相撲で優勝してわんぱく横綱になるなど輝かしい成績を残した。中学校から相撲留学して相撲の名門・山口県立響高等学校へと進み、2004年(平成16年)には世界ジュニア相撲選手権大会の中量級で優勝するなど活躍した経験をもつ。

大きな体格差、スピード出世の碧山(あおいやま)だが、それでも経験豊富な薩摩響 の技の前では、通用しなかった。

脇の甘い碧山(あおいやま)。すぐに左を差して前に出る薩摩響を、強引に裏返すような投げに出たが、薩摩響は驚異的なねばりで、反り返りそうになりながらも、そのまま、寄りきりというより、横に押し出した。

里山(さとやま)西15枚目・奄美市笠利 
●--○-●- 1勝2敗 

先場所 東26 
-●-○- ○-○●- -○--○ 5勝2敗 

若乃島(わかのしま)西52枚目・奄美大島龍郷町
●--○○-- 2勝1敗    

先場所 西37
●--●○ --○●- ●---● 2勝5敗

三段目 

喜ノ国(よしのくに)東11枚目・喜界島喜界町 
○-●--●● 1勝3敗   

先場所 東34 
○--○● --○○- -○-●- 5勝2敗 

東心山(とうしんやま)東22枚目・徳之島母間 
-●-○●-● 1勝3敗   

先場所 東47
○--●○ -●-○- ○-○-- 5勝2敗 

慶(けい)東46枚目・奄美大島瀬戸内町 
-○○--○○ 4勝0敗  勝ち越し   

先場所 東30
●-○-○ --●●- ●--○- 3勝4敗    

序二段

徳州山(とくしゅうざん)西6枚目・徳之島天城町 
○--○○-- 3勝0敗   

先場所 西28
○--●- ○-○●- -●○-- 4勝3敗

喜乃富士(よしのふじ)東39枚目・喜界島喜界町 
●--●-○○ 2勝2敗   

先場所 西63
-○-●○ -○-●- ●--○- 4勝3敗

舛奄美(ますあまみ)西69枚目・奄美市名瀬 
-○○-●-● 2勝2敗    

先場所 序の口 東9
○-○-○-●--○ ●--○- 5勝2敗

若三浦(わかみうら)西75枚目・奄美大島瀬戸内町 
-●-●-○○ 2勝2敗   

先場所 西43
-○-●- ○-●-● ●---● 2勝5敗    

奄美岳(あまみだけ)西78枚目・奄美市笠利 
-●-●●-- 0勝3敗      

先場所 西111 
-○●-- ○○--● -●-○- 4勝3敗 

朝奄美(あさあまみ)東110枚目・徳之島大原
-●○--●○ 2勝2敗    

先場所 東110
●--○- ●●-○- -●--○ 3勝4敗      

序の口

基 (もとい)東11枚目 与論町 九重部屋 新
-●○-○-● 2勝2敗   

====

■星取表の表示記号の見方
○ 勝  ● 負 □ 不戦勝  ■ 不戦敗
や 休み  × 引分  △ 痛分 - 取組なし(幕下以下)


クワズイモ 仏炎苞(ぶつえんほう)の季節

2010年05月15日 | クワズイモ

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クワズイモ(サトイモ科)の

仏炎苞(ぶつえんほう)英 Spathe

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一村ワールド?

クワズイモは、奄美に住んだ日本画家、田中一村の代表作にも描かれた。

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↑↓ 花軸に密集した花 肉穂(にくすい)花序(英spadix、spadices)を包むような形になっていて、いわば花びらのような役割をしているのが仏炎苞。

「仏炎」で辞書検索すると「仏炎苞」がヒットする。和英辞典だとFlame of Buddha 仏炎

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苞(ほう)wikipedia

苞(ほう)とは、花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉のことをいう。苞葉ともいう。また個々の苞を苞片という。

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↑大人の背丈を越えるものもある。葉の上に缶コヒーを載せた。

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↑ 茎は地上を這ったあと直立している。直径15センチを越える。

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クワズイモ wikipedia

文化面

クワズイモと弘法大師に関する伝説が奄美大島南部の鹿児島県瀬戸内町に伝えられている。それによると、弘法大師がこの地を訪れた際、ある村人がサトイモを焼いているのを見て、食べさせてくれるように頼んだが、村人はこれは食えない芋だと断った。大師が去った後にその芋を食べると、全然食べられないものに変わっていたという。

同様な伝承が高知県土佐清水市(足摺岬)・香川県善通寺市(捨身ヶ嶽禅定)・鳥取県倉吉市(関金町)等にも知られる。

沖縄県では、お盆の送り火(ウークイ)の時に線香等を玄関先で燃やす際に、クワズイモの葉の上に供え物の料理や果物、ウチカビ(紙銭)を並べてそのそばに置く。クワズイモの葉を風呂敷に見立てて先祖の霊に持っていってもらうため、という意味があるという。