奄美 海風blog

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動画 セミの初鳴き and アカショウビンの鳴き声 季節の花

2013年06月07日 | 生き物観察

蝉の初鳴き 初聞きについて注意深く観察しているわけではありませんが、奄美市名瀬の赤崎公園で、セミの声をきいたのは、今年初めてではないだろうか。

奄美では、2、3日前からツイッターで見かけるようになった。

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ツイッター 「奄美 セミ」 の検索結果 (一番早いつぶやきは4/1 ?。鳴き終わりは10月下旬頃)

気象庁生物季節観測の情報:気象庁では、全国の気象官署で統一した基準により、植物の開花、落葉などの植物季節観測や、アブラセミの鳴き声を始めて聞いたた日などの動物季節観測を行っている。

ほかに自治体でも独自で市民からの情報を募集して、セミの初鳴き情報を発表するところがある。たとえば さいたま市

それによると奄美の平年値は6/8ごろか。実感とあわない気もするのですが。

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田中一村も描いた、アカショウビン(方言で、クッキャルー)

島尾敏雄もたびたび書いた。

『続 日の移ろい』 amazom
これは昭和48年4月1日から同年11月1日まで日記

ぱらぱらとめくってみただけでも、

130607_akasyobin2
5/4日
クッキャルーの鳴き声が小俣の谷あいにひびきわたっている。ここ二、三日来その鳥の声が早暁も昼もまた夕方にもよく耳につく。

奄美市名瀬小俣町の地図

5/16日
クッキャルーの鳴く声が冴え冴えと聞こえる。それはきもちがあらわれるようなすがすがしい気分をわきたたせてくれる。

5/18日
クッキャルーが小俣の谷間に鳴き渡っている。

6/13日(つまり、来週)
昧爽に目覚めて、低い山に挟まれた谷あいの空いっぱいを鳴きわたるリュウキュウアカショウビンの声をきいた。クッキャルー、クッキャルーとルーのところがふるえて含み声のように聞こえる。出勤しても午前中はずっとないていた。ふとした拍子にその鳴き声を意識すると、清涼の気が身内を走る思いになった。だがあの鳥自身ではその気分がわかるのかしらん。

昧爽(まいそう)=「昧」は暗い、「爽」は明るい意、     夜明け方。あかつき。昧旦。

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昭和47年4/1から48年3/31まで
『日の移ろい』

5/29日
ティコホやクッキャルー、そしていろんな虫の鳴き声にとりかこまれ冷気が肌に快くしのび寄る月明かりの中で・・・

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そのほか、奄美のブログを見て、私がこれまで覚えた実にいろいろな鳥や昆虫、動植物がでてきます。

名瀬の馴染み深い日常のようすなどがでてきて
興味つきない本です。

もちろんそれだけだはありません。

できたら奄美旅の前に読んでおきたい。(あとでもよいが)

『日の移ろい』これは谷崎潤一郎賞受賞作品です。