『母型論 』 <新版> [単行本]
吉本 隆明 (著)
三階で偶然、目に留まり借りたのだっただろうか。内容はほとんど理解できないが、ところどころ分かるところがつながって、なにかすごいことが書いてある気がしてくるから不思議だ。奄美の文字もいくつか出てくるのだが、おもしろそうな気が続いて期限延長して最後まで読んでしまった。それに比べ「解説」 ”至上なものの複数性について”がとても分かりやすい。本文が難解に感じるのは、著者の「つねに自らが光源となることによってある対象を論ずる」姿勢からくるものだろうと納得。
録画してある、NHK【ETV特集】吉本隆明 語る ~沈黙から芸術まで~をもう一度見てみるタイミングだろう。 これはDVDのオンデマンドでもみることができるようだ。
amazon 内容(「BOOK」データベースより)
言語にとって美とはなにか/心的現象論/共同幻想論。このもっとも重要な三つの仕事をひとつに総合して捉え直す。吉本理論の中心をなす到達点と新たな出発点を世界史的視点から大きく開示する。
amazon 登録情報
単行本: 263ページ
出版社: 思潮社; 新版 (2004/04)発売日: 2004/04
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母型論 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2004-04 |