9月場所13日目鹿児島県郷土力士十両結果
●千代皇(与論町)東十両14 (7勝6敗)
○千代丸(志布志市) 東十両13(5勝8敗)
○里山(奄美市) 東十両8(6勝7敗)
●千代鳳(志布志市) 東十両5(8勝5敗)
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西幕下九枚目●若乃島(わかのしま龍郷町) 3勝4敗
東幕下三十三枚目○勝誠 (しょうせい宇検村) 5勝2敗
日本相撲協会公式サイト
日別の取り組み・結果(十両)
http://www.sumo.or.jp/honbasho/main/torikumi?day=3&rank=2
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○里山(6勝7敗) 肩透かし ●大道(4勝9敗)
大道(だいどう187cm、165kg 葛飾区出身31歳専修大学では東日本体重別無差別級優勝 阿武松部屋)は得意手は右四つ、上手投げだが、里山を中に入れてはいけない。しかも今場所不調だ。相撲の迷いはそのあたりか。
立会い、先に足の位置を決め腰をおろしたのは大道だ。その足の位置をみて里山は、先に仕切り線に両手をついて待つかっこう。この位置は里山にとって絶妙な距離だ。里山に迷いは見られない。
里山の低い頭は、187cmの大道には予想以上に低かったようで、下から突き起こそうとしたのか、あるいはまわしをねらったのか、はたまた、叩いたようにも見え、ばたばたとした動きになった。下手をねらう右は里山に思うようにいなされる。
それでバランスをくずしたところを里山は巧く回り込みながらの肩透かし。これは里山が大きい相手をしとめるときの、よくある取り口だ。大きい相手ほど、わかっていてもはまってしまう。