8歳のエリート少女が「朝鮮少年団」に入団し、故・金日成主席の誕生日である太陽節を祝う行事を準備する過程を記録するロシアのドキュメンタリー映画映画。撮影前後に密かにカメラの録画スイッチを入れたまま放置し、北朝鮮当局が演出している様子を捉えた映画
北朝鮮のことだから”やらせ”なのだろうと思うだけでは、あまり面白くなくはない。そして分かりにくい。
少女の涙は何を意味するのだろうか。偽りだらけの国家、嘘社会。
行間を読む、空気を読むというよりも、にじみ出る北朝鮮のエリートたちの我々と変わらない人間の感情を感じ取るという感じ。垣間見える本音。
日本でも、まったく違う形であり得るのか、と思えば恐ろしくもあるのだが。
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2021年11月10日 | 映画