トム・ハンクス主演映画にはハズレはなかったのだが
これは少々乗れなかった。(見た時の気分)
でも名作の香りはあった。
周囲と折り合いの悪い偏屈じじいの話。でも憎めない。
クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」といくつかの点で共通点がある。
たしかにトム・ハンクスの表情はクリント・イーストウッドに似ているが、これは余談だ。
若いころのオットー役はトムハンクスの実の息子だそうだが、言われまで気づかなった。これも余談。
老いらくの恋という点に注目すると「マディソン郡の橋」まで共通点は広がり、
さらに、あの名画「生きる」まで想像がおよぶのだが、それは広げすぎだろう。
日本の老人ドラマと違い、偏屈だけではない個人の人生へのこだわりが深堀されている点にも思いいたった。
ーーー
話はそれるのだが昨日の全国同窓会では、出席者の面々の多彩な個性を少しだけ垣間見ることができ楽しかった。