奄美の梅雨は、まだ明けていないが、沖縄が明けて(6/11)から、いい天気。
毎度のことのように思う。
ソテツ雄花の咲いている時期は梅雨の季節と重なる。
しぼんで枯れると、梅雨もそろそろ終わり、奄美の梅雨明けは、すなわち九州 四国 本州の梅雨の本格化を意味する。
まだ明けていないので、梅雨前線のいまいちどの南下があるのかもしれない。
そうなると本土では、気温の変化が農作物の生育に影響をする。体調管理にの注意が必要だ。
人口受粉するにしても一定の比率で雄株は必要(雄花は毎年咲くとは限らない)だが
種子からは、雄花 雌花の判断は難しい。
疑問の思っていたら、「株分け」をして増やしたらしい。
雄株からは雄株しかきない。
かつて正月の仕事始めの行事で二日にソテツを植える習慣が昭和40年ごろまで残っていた地域もあったらしい。
疑問の思っていたら、{株分け」をして増やしたらしい。
雄株からは雄株しかできない。
↑ 出典
『ソテツをみなおすー奄美・沖縄の蘇鉄文化誌』
安渓貴子・当山昌直編(奄美沖縄環境史研究会)
A5判 182頁
2015年 3月31日 初版
P18 奄美・沖縄のなかのソテツ点描
町 健次郎
受粉が終わり、閉じてしまった雌花
小さな葉に似た多数の大胞子葉の基部付近に数個の胚珠がむき出しになって付いる(写真下)。
受粉のため開いていたものは、雄花が枯れだすと閉じてしまっていた。
外部と遮断され、キャベツのようなまるい形になり、その中で、ピンポン玉をすこしつぶしたような形の赤いソテツの実になる。