司馬遼太郎対話選集〈5〉アジアの中の日本 単行本 – 2003/3
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単行本: 524ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/03)
言語: 日本語
amazon 内容紹介
中華文明の中心に対してもさることながら、モンゴルから発して文明周縁により深い興味を抱く司馬遼太郎は、 ベトナム、福建、西域、台湾をよく見ようとした。周縁好みはヨーロッパ文明にもおよんで、スコットランド、アイルランド、バスク、ポルトガルを旅させ、アメリカをヨーロッパの周縁として観察させた。残る宿題はマジャール人のハンガリーのみであった。韓国も中華文明の周縁として興味の対象ではあったものの、その「民族主義」による声高な正邪論の照射力に疲れたか、やや冷淡であった(解説・解題 関川夏央より)。
「モンゴル人はなぜ唐辛子を食べないのか?」日本と近隣国との歴史を考える一冊。陳舜臣と中国を金達寿・李御寧と韓国を、開高健とモンゴルを語り、それぞれの近代を顧みる。普遍的な思想より技術にはしる日本的特質を見、他のアジア諸国と比較しつつ近代の展開を考える白熱の対話。
amazon 内容(「BOOK」データベースより)
いまこそ聞きたい司馬さんの声。人間の営みについて考えてきた。各界の第一人者60人と縦横に語り合った司馬対談の集大成全5巻。
島嶼学への誘い――沖縄からみる「島」の社会経済学2017/2/8
嘉数 啓
単行本 192ページ
出版社: 岩波書店 (2017/2/8)