↑ フクギ 雄花
↑ フクギ 雌花
見かけたところ、雌株自体も数が少ないが、一本に木にさく花も雄花と比べると圧倒的に少ないようだ。(雌雄異株)
雄花が花ごと落ちるのに対し、雌花は、五枚のはなびらが散り落ち、中央の緑色の子房が残り生長し実になり種子になる。
以下は、wikipedia フクギ 花 ほかで調べながら書いています。
フクギ(福木、学名:Garcinia subelliptica)
ツバキ目
オトギリソウ科(またはテリハボク科)の常緑高木。
英名 Common garcinia
オオコウモリによって花粉が媒介されているという報告もある。
植物の花は、次の雌雄に関して二つに分類できる。
両性花 =一つの花に雌しべ、雄しべが両方あるもの。
単性花 =一つの花に雌しべ、雄しべの一方しかないもの。雌しべだけの花を雌花、雄しべだけの花を雄花という。
フクギの花は単性花にあたる。
また、
雄花と雌花が一つの木や草に咲く雌雄異花(しゆういか キュウリ、カボチャなど)と
一つの木にはどちらかの花しか咲かない雌雄異株(しゆういしゅ)がある。
フクギは、この雌雄異株(しゆういしゅ)にあたる。雄花と雌花は別の構造で同じ木には咲かない。
両性花では、雄しべが雌しべより長いなど自家受粉を少なくするための構造をもつが、雌雄異株であるフクギの花では、自家受粉は避けられる。
雌雄異株の植物の例 キウイフルーツ サンショ(山椒) ヒサカキ(非榊)などがある。裸子植物では奄美のソテツや東京都の木であるイチョウがあげられる。
↑ 雄花
↑ フクギ 雄花の落花
福木花梅雨明けまじか道端に散り積もる夏になりにけるかも。
のつづきです。