『新聞記者』
2019年公開の日本映画。予告編→ https://youtu.be/Mtn5pEGEC0w
もう視聴から3~4週間ほど経ったかもしれない。
実際の安陪政権下の出来事を彷彿させるストーリ。
政権の暗部の告発に挑む、女性新聞記者と若いエリート官僚。
この作品の一番の肝セリフであると感じたのは
内閣調査室のトップ「この国の民主主義は形だけでいいんだ」
そして「形だけ」で思い出したのは、
数か月前に視聴した、遠藤周作の小説『沈黙』を原作とする2016年のアメリカ歴史ドラマ映画
『沈黙 -サイレン』監督はマーティン・スコセッシ。
名演技で魅せられた、長崎奉行の井上筑後守を演じる、イッセー尾形。
正確には思い出せないが、
日本は沼だ。キリスト教は「この国には根付かないんじゃよ」というセリフ。
隠れキリシタンたちに対し、踏め、「形だけじゃ」と穏やかに言って、踏み絵を踏ませる。
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netflix de 『沈黙 -サイレンス-』マーティン・スコセッシ監督版
2020年10月24日 | 映画
ま、
思い出しただけで、両者のスケールや、映像美、テーマの深さやそれに対する、
登場人物たちの対峙や葛藤、それぞれ大いに異なるとは思うのだが。
『新聞記者』も、なかなか注目を集めているようではある。
政治的意見の違いや、事実関係に対する見方など、
それに映画作品としての出来栄え、さまざまに視点からの賛否も、いろいろあるようだ。
2021年、米倉涼子の主演によりNetflixでシリーズドラマ化される予定。
作品が視聴可能になったときに、Netflixに通知が表示される「リマインダー」追加するとクリックしておいた。
=====追記
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2021年05月11日 | 映画