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『国井律子のハーレー日本一周 20代最後のひとり旅』

2014年07月26日 | 本と雑誌

140726_book_harleydavidson『国井律子のハーレー日本一周 20代最後のひとり旅』 [単行本] 

国井 律子   (著)

表紙の写真もそうだが、この写真はどうやって撮ったのだろうかと思うオートバイの疾走感あふれる写真の数々。

たしかに「前に出るために旅に出る」感じだ。文章では逃げない著者の人生が語られる。

運転しているのは著者20代の女性。ハーレーはさほど目立たない。

鹿児島から奄美大島までの船旅は、数多いフェリーの中でも一番長い11時間。夕方出港して翌朝に島に着く。風呂サウナ売店レストランゲームコーナーなどがあってまるで小さな町のようでもある。「現地に着いてすぐに足がある」安心感と、重たいオートバイから開放されるこの11時間は格別だだろう。

船中、著者はは見るからに不良そうな島の若者二人に出会う。できればかかわりたくない。が、鹿児島帰りの15歳の少年は以外にしっかりした敬語話しかけてきた。話ははずみ、「律子ネェだったらどうする」と恋愛相談にも。少年たちとはひとまわり歳が違うといっても律子ネェもまだ28だった。オートバイ乗りの女性は頼もしくも見られるのだろう。あれから2年がたった。

毎日ながめている名瀬港の写真がまぶしく新鮮に思える。

島では旅のライダーたちの姿をよく目にする季節になった。

amazon 内容紹介

女にしかできないハーレーダビッドソンの旅
「20代のうちにバイクでできるだけ日本のすみずみまで旅をしよう」と決意した著者は、7年前、会社をやめて最初に旅した太平洋ぞいの漁村を訪れます。そこで自分が文章を書く仕事をしていくことになった「きっかけの人物」に再会するのですが…。というエピソードにはじまり、小豆島、別府、奄美大島、大雪山、礼文島、東北の温泉をめぐる日本周遊の旅。田舎の居酒屋でおじさんにおごってもらい、ユースホステルで若い旅人たちと意気投合し、ふと家族のことを思い出したりもし。オートバイの疾走感あふれる旅写真ほか、著者が毎食しつこく撮影した「旅メシ」写真を収録。読むと、どこか遠くで風に吹かれたくなること必至のトラベリング・フォト&エッセイ。

amazon 内容(「BOOK」データベースより)

前に進むために旅に出る。旅は「逃げ」じゃない。

amazon 登録情報

単行本: 160ページ
出版社: 小学館 (2006/12/12)

発売日: 2006/12/12

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国井律子のハーレー日本一周 20代最後のひとり旅 国井律子のハーレー日本一周 20代最後のひとり旅
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2006-12-12


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