奄美 海風blog

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『桃源郷の惨劇』 (祥伝社文庫)鳥飼 否宇 著

2013年12月15日 | 本と雑誌

131215_book_togenkyo『桃源郷の惨劇』 (祥伝社文庫―Dramatic novelette)

鳥飼 否宇 (とりかい・ひう)  著

読書が偏らないように、時々図書館三階の今月の推薦図書のコーナーから借りることにしている。このコーナーからは久しぶり。

進一男文庫の推薦図書の中の一冊。
あまり推理小説は読まないのだが、著者の名を知っていたのは著者が第21回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞したことを知っていたからではなく、ネットでなんとなく知っていたのだが、著者は現在、NPO法人奄美野鳥の会の会長でもあり、新聞などでも目にしたことがあったのかも知れない。詳しくは検索してみてください。

amazon 登録情報

文庫: 137ページ
出版社: 祥伝社 (2003/02)

発売日: 2003/02

=======amazon で詳しく

桃源郷の惨劇 (祥伝社文庫―Dramatic novelette) 桃源郷の惨劇 (祥伝社文庫―Dramatic novelette)
価格:¥ 400(税込)
発売日:2003-02

『鹿児島のキリシタン』 パチェコ・ディエゴ著

2013年12月12日 | 本と雑誌

131212_book_kirishitanこれは図書館の特別整理期間前にまとめて借りたキリスト教関係の本のうちの一冊。

『天文十八年―鹿児島でのザビエルとヤジロー』 [単行本] 
新村 洋   (著) につづいて読んだ。

amazon 本 検索でも見あたらないので調べ物をしながらこの記事を書いています。

聖フランシスコ・ザビエルが鹿児島に来航した時代(1549年に日本に初めてキリスト教を伝えたことで有名)から、明治初年のキリシタン禁制停止までの鹿児島におけるキリシタンの歴史を紹介する。

薩摩は日本で最初にキリスト教と接触した地であった。それは、全く新しい世界観に触れる機会を持ち得た幸運な土地であったことを意味する。

しかし、ザビエルをはじめ、その後、来日した宣教師たち事跡や、はじめてキリスト教に触れ、ヨーロッパの文化に接した往時の鹿児島人たちの反応についてはあまりに知られていない。

本書はそのことについて学術的に徹底的に研究するというのではなく、歴史の流れをとらえながら、多くの写真も使いながら一般読者向けにわかりやすい表現で書かれている。

なかでもザビエルと福昌寺 (鹿児島市)について興味を覚えたので、wikipediaで調べてみる。

薩摩は他の地域に比べキリスト教に寛大であったことがわかる。

wiki キリスト教と福昌寺
フランシスコ・ザビエルは鹿児島滞在中、島津貴久によってこの福昌寺を宿所としていた。この時に当時の福昌寺住持であった15世忍室とはかなり親しくしており、ザビエルは書簡で忍室のことを激賞している。

ザビエルが親しくした福昌寺住持、忍室(にんしつ)についても調べる。

関連記事

福昌寺跡のキリシタン墓地
鹿児島の情報は南日本新聞 - さつま人国誌 -


ツイートまとめ この小鳥の名は?and モモの花 and 気ままショット ボタニカル

2013年12月11日 | 生き物観察

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↑ カラスウリ 実

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リュウキュウツワブキ 形がおもしろい

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↓ 2009年6月9日 奄美市笠利町

亜熱帯な植物たち http://youtu.be/vjGgpRaf_ik


桜咲く 2014年へ 元日桜(ヒカンザクラ)龍郷町秋名早咲き一番

2013年12月08日 | 桜の観察

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今朝11時ごろ写す (名瀬11時の気温20.0度)

龍郷町・秋名(たつごうちょう・あきな)の県道沿いの桜並木のうち、この一本だけ開花が早く、毎年12月初旬には、咲き始める。

wikipedia カンヒザクラ(寒緋桜)
バラ科サクラ属。サクラの原種の一つ。旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混合されやすいため、近年はカンヒザクラと呼ばれることが多い。別名タイワンザクラ(台湾桜)、ヒザクラ(緋桜)とも言う。

↓ ここの場所 地図 google map

↑ トンネルを抜けると桜
2007年2月8日アップロード 奄美海風荘

↑ 続 正月の桜 目白 090104-Cherry-Mejiro-Akina
2009年1月4日アップロード 奄美海風荘

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ソシンカ(素芯花) and ムラサキカタバミ

2013年12月07日 | 植物

紫つながり、というわけではありませんが。


徳田虎雄本 2冊 

2013年12月07日 | 本と雑誌

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『徳田虎雄外伝』―日本の医療革命を目指す [単行本(ソフトカバー)] 
徳洲新聞編集室 (編集)

amazon 登録情報

単行本(ソフトカバー): 192ページ
出版社: 主婦の友社 (2011/7/6)

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↑去年入院中につづきを読んでいた本。(なのでブログに記録はない)元気だったころより頭は冴え、これからが勝負だ、と言っていた徳田虎雄。

『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』 [単行本] 
青木 理 (著)   5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー) 

amazon 登録情報

単行本: 287ページ
出版社: 小学館 (2011/11/30)

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図書館の特別整理期間(11/26~12/5)が明けた。

めざす12月の新着図書は、すでに誰かに借りられたあとだった。

図書館のコンピュータで、書名タイトル欄に「徳田虎雄」と入力して検索したら計8件がヒットした。意外と少ない。『外伝』以外は、全て読んだことのある本だった。(件名検索などで別の言葉で検索したら、他にも多数ヒットすると思う)

東京地検特捜部の久々の大仕事?をうけネットでも検索してみたが、まあ本当のところはよくわからない。過去の本をよんでもわからないと思うのだが・・・。こういう事態になってみると過去のルポルタージュの一語一語が、別の響きを帯びて聞こえてくる。さまざまな事、思わせる徳田語録かな。

さてヒットした計8件のうち一番古いのは『徳田虎雄の研究』―ドキュメント (1979年)ばば こういち (著)

1979年ごろと言えば、徳田虎雄や徳洲会のことが全国的に知られるようになったころだ。
当時は女性週刊誌などでも徳田虎雄のことを「医療革命の旗手」「現代のスーバーヒーロー」などと持ち上げ、NHKの子供ニュースなどにも本人が出演していたことを思い出す。茅ヶ崎戦争~医師会との果てしなき戦い。

その後1983年12月徳田虎雄、衆院選出馬で、マスコミの論調も徐々に変化していった。

まあその後の奄美選挙関連の本も多数出版されて、けっこう読んだ。当時名瀬に十数軒あった書店も今では2~3軒に激減して、世の中変わった。奄美選挙も表向きは大きく変わったように思えるのだが、本質的に変わらないない何か、それが今回の事件?で何か変わるのだろうか。

ヒットした計8件は、大部分は人間徳田虎雄について書かれたものだ。

書店では医療制度や現場の医療の問題点などを取り上げた新書などが売れているようだが、意外に現在の医療制度の問題点と徳洲会と関係を正面から取り上げた本には、あまり出会っていない。

検索ワードを変えてamazonで検索してみよう。

徳田虎雄外伝―日本の医療革命を目指す 徳田虎雄外伝―日本の医療革命を目指す
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2011-07-06

トラオ 徳田虎雄 不随の病院王 トラオ 徳田虎雄 不随の病院王
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2011-11-30

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徳洲会はいかにして日本最大の医療法人となったのか 徳洲会はいかにして日本最大の医療法人となったのか
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2009-06-30


読書記録 郷土史関係

2013年12月05日 | 本と雑誌

131205_book3_2『幕末の大奥』―天璋院と薩摩藩 (岩波新書) [新書] 
畑 尚(著)

amazon内容(「BOOK」データベースより)

外様大名島津家(薩摩藩)分家の出身であった天璋院(篤姫、一八三五‐八三)がなぜ十三代将軍徳川家定と婚礼を挙げることになったのか。また婚礼の前に近衛家の養女となり、近衛家からの嫁入りという形式をとったのはなぜか。薩摩藩と江戸城大奥の歴史的なつながりを解き明かし、将軍家最後の大奥を取りしきった波乱の生涯をたどる。

新書: 214ページ
出版社: 岩波書店 (2007/12/20)

幕末の大奥―天璋院と薩摩藩 (岩波新書) 幕末の大奥―天璋院と薩摩藩 (岩波新書)
価格:¥ 777(税込)
発売日:2007-12-20

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『甦る海上の道・日本と琉球 』(文春新書) [新書] 
谷川 健一  (著)

amazon 内容(「BOOK」データベースより)

原始・沖縄を千年の眠りから覚めさせたのは九州産の石鍋だった―。父が歴史。母が文化。同母異父の日本と沖縄に、新たなる視座を切り拓く谷川民俗学のみずみずしい成果、知の衝撃。

amazon 登録情報

新書: 246ページ
出版社: 文藝春秋 (2007/03)

甦る海上の道・日本と琉球 (文春新書) 甦る海上の道・日本と琉球 (文春新書)
価格:¥ 788(税込)
発売日:2007-03

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『天文十八年―鹿児島でのザビエルとヤジロー』 [単行本] 
新村 洋   (著)

amazon 内容(「MARC」データベースより)

日本にキリスト教を布教したザビエル。案内役として、また通訳者として行動を共にしたのは薩摩人ヤジローであった。鹿児島におけるザビエルとヤジローの行動が、新たなる推理でベールを脱ぐ。

amazon登録情報

単行本: 195ページ
出版社: 高城書房 (2005/12)

天文十八年―鹿児島でのザビエルとヤジロー
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2005-12

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ナンバンギセル(南蛮煙管)ハマウツボ科

2013年12月04日 | 植物

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去年は、見なかったいつもの場所に。今年も少ない花。奇妙な感じがするのは、パイプに似た形のせいなのか、それとも寄生する性質のせいなのか。見つけることが簡単ではない分、貴重にも思える。ほんとは、も少しカワイイgoogle image search

wikipedia ナンバンギセル(南蛮煙管)ハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物。
イネ科の単子葉植物(イネ、ススキ、サトウキビなどの根に寄生する。

wikipedia 寄生植物(きせいしょくぶつ、英: parasitic plant)は、他の植物に寄生し栄養分を吸収して生育する植物の総称である。寄生根と呼ばれる特殊化した根で相手植物(寄主または宿主)の組織と結合して栄養分を吸収する。類似の状態として共生があるが、共生は共生主と寄生者が共に利益を与えあう関係にあり、寄生は一方(通常は寄生者)が利益を得るが宿主は被害を受けることで区別される。

↓ ススキ(イネ科)の根に寄生している。

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