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去年の記事 タンカンの花/ハッサクと甘夏と比べる

2021年04月09日 | 植物
 
タンカンの花 ミカン科

果実も甘味、香り豊かだが、花の時期もあたりに芳香がただよう。wikipediaタンカン(桶柑、短柑、学名:Citrus tankan)は、ミカン科の常緑樹。ポンカンとネ......
 

↑ タンカン ↓ ハッサク ↓ 甘夏

花の形はどれも似たような特徴があり、いずれも似たようなミカン特有な芳香があります。


映画『大誘拐 RAINBOW KIDS』1991年 監督・脚本:岡本喜八

2021年04月08日 | 映画

奇想天外サスペンスコメディ。紀州の山林王で82歳の大富豪のおばあちゃんが若者3人組に誘拐されるが、逆に・・・。

netflixのおすすめに出てきたので、観てみた。

見終わって、いい掘り出し物を見つけた気分。

B級の、しかも昔の・・、なんだか、見て後悔しそう、と思ってみていたが、
ところがどっこい、全編早送りなしで見てしまった。

犯人役でアベのマスクにサングラスの、木村拓哉似の
あの人が、犯人戸並健次役の風間トオルだとは、見終わるまでわからないままだった。みな若い。

和歌山県警刑事部捜査一課長役で橋本功が出演していたなんていうのも、いままで
気づかなかった。ほかにも、そんかことがありそうだ。(それだけ話に気を取られたということだが)

奇想天外・痛快・傑作・ブラックサスペンス・コメディ・ヒューマンドラマ、
社会的メッセージ性もあるなど、いろいろの形容があってレビュー欄には邦画屈指の名作・・などと、好評だ。

(嫌いな人は、まったく面白くないかも知れないが)

もう一度見ないと、すっきりしない筋がきもあるが、セリフは独特のリズムが
あって、みな聞き取りやすい。大根演技に見えることもあるが、それもこの映画の味だと思う。
監督のこだわりかも知れない。

何度か見直す価値もありそうだ。


冒頭の高い塀の映像は、三億円事件を思い起させるが、
この大誘拐は最後は観光地巡りのバスのアナウンスで「十億円事件」と言われていた。

スティーブ・マックィーンの「大脱走マーチ(The Great Escape March)」のような
胸のすくような音楽が入るようなシーンは遂になかった。W

吉村昭の長編小説のドラマで、囚人役を演じた緒形拳もよかったが、
この映画での和歌山県警本部長役の 刑事・緒形拳が、カッコよく、断然似合っていると思う。


岡本 喜八(1924年- 2005年)wikipedia 抜粋

特に『日本の一番長い日』は、テレビで複数回放映され、岡本と同年代の戦中派の心境をシニカルな視点で描いた作品として高い評価を得た。関連記事このブログ
生前に岡本自身は『肉弾』を好きな作品として挙げている。『肉弾』は、キネマ旬報ベストテン2位だった。

東宝退社後の1970年代後半には『姿三四郎』を監督したが、これは時代との感覚のズレを感じさせた。しかし『ダイナマイトどんどん』(1978年)は人気作となった。80年代以後は作品に恵まれなかったが、『ジャズ大名』(1986年)などを監督。『大誘拐 RAINBOW KIDS』(1991年)では日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞し、持ち味の一つである娯楽色をさらに前面に押し出した作品となった。


ツイート アダン シャリンバイ

2021年04月08日 | ツイートまとめ

 

 

 

 


映画 『小さいおうち』2014年、監督・山田洋次 原作 中島京子 

2021年04月06日 | 映画

wikipedi 2014年、監督・山田洋次、主演・松たか子により映画化された。出演した黒木華は第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。

 

原作 関連このブログ 『小さいおうち 』ハードカバー – 2010/5/27 映画のあとで読む
2021年04月06日 | 本と雑誌

NHK BSプレミアでム山田洋二監督3作品が連続した。

1『おとうと』3月25日

2『東京家族』3月26日
3『小さいおうち』3月23日

すべて既視聴だったが、そのうちの 3『小さいおうち』だけ録画してあった。

ビデオは、始めの何分かが欠けていて

それは、昭和5年、尋常小学校を卒業したタキが、山形から東京へ女中として奉公するため
雪の山道を行くシーンから始まっている。

欠けていた部分、つまり冒頭の部分(タキの遺族による遺品の整理の部分)はあとでnetfilxsで観たのだが、ちょうどその部分は原作には、なかった(と思う)。(映画には、あれがあって、なぜ、これがカットされているの?という感想がいくつもある)ひとそれぞれだ)

その冒頭部分をみて思い出したのが
小説 1992年『マディソン郡の橋』の映画の冒頭部分

映画 監督:出演=クリント・イーストウッド

公開 アメリカ合衆国の旗 1995年6月2日
日本 1995年9月1日
上映時間 134分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 2,200万ドル
興行収入 アメリカ合衆国の旗 1億8,200万ドル
配給収入  23億円

関連記事このブログ
映画『マディソン郡の橋』原題: The Bridges of Madison County)監督 プロデューサー 主演 クリント・イーストウッド
2020年11月25日 | 映画

だからこれは山田洋二版『マディソン郡の橋』ともいえるかも知れない。
検索すると、そういう指摘も見られる。

巨匠山田洋二が監督する戦時中の話ということで、観る人の戦争観や政治イデオロギーの観点から否定的レビューも強烈であった。

それで原作も読む気になって読んだのだが、タキおばあちゃんの回顧録は、むしろ
そういう批評にこそ疑問を呈しているように思われる。(人それぞれだ)

タキおばあちゃんが語る当時の、市井の人々の生活(主に上中流のそれだが)
は、教科書や、これまでの戦争文学からイメージしてきたものとは、ほとんど逆のものだった。

この年になっても、目から落ちるうろこは、つきないのだな、と思い知らされる。

『マディソン郡の橋』配給収入  23億円 小さいおうち興行収入 12.6億円

にも少しおどろいた。

==

配給 松竹
公開 2014年1月25日
上映時間 137分
日本

興行収入 12.6億円“2015年記者発表資料(2014年度統計)


『小さいおうち 』ハードカバー – 2010/5/27 映画のあとで読む

2021年04月06日 | 本と雑誌

拡大します(映画も見たうえで、あらためて表紙を見ると、ふたりは手をつないでいた)

『小さいおうち (日本語) 』ハードカバー – 2010/5/27
中島 京子  (著)
5つ星のうち4.4    228個の評価

amazon 内容(「BOOK」データベースより)
赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキ。そして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは現代によみがえる。

wikipedia『小さいおうち』は、中島京子による日本の小説。『別册文藝春秋』(文藝春秋)にて2008年11月号(第278号)から2010年1月号(第285号)まで連載された。第143回直木三十五賞受賞作。

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どういうわけか3度目も見てしまった映画(2014年1月25日公開。山田洋次監督)のあとで、初めて読んだ。著者中島 京子 の本も、たぶん初めて。「賞を取る作品は例外なく面白くない」というメイゲンに長い間賛同していて、読む気も、そして見る気も起きなかったのに、よんでみて作者の力量に驚かされた。歳をとってもまだ目から落ちるうろこがあったことにもおどろいた。

ーーー

昔読んだ、『マディソン郡の橋』(ロバート・ジェームズ・ウォラー 1992年)ベストセラー小説

に似ていますね。(映画はとくに)
『マディソン郡の橋』は1995年に同名の映画として翻案され、クリント・イーストウッドが監督した。


去年の記事 八重の桜 瀬戸内町古仁屋 油井岳園地 3/30日

2021年04月01日 | 過去の記事
 
八重の桜 瀬戸内町古仁屋 油井岳園地 3/30日

油井岳園地にもソメイヨシノが何本かあるのですが、今年の開花はまだでした。関連記事このブログ 瀬戸内町油井岳園地のソメイヨシノ 例年にない咲き具合 and 大島海峡春景色20......
 

先々週、宇検村の湯湾岳公園に行きましたが、駐車場入口び三叉路までのソメイヨシノの開花は確認されず、そこから駐車場までの上り道は駐車場一帯の工事中のため、通行止めでした。