高取に行ったとき、「夢創館」の方が、この近くのお寺に明日香にある猿石と時代を同じくする石造物のあることを教えてくれた。
そのお寺「光永寺」に向かう途中の民家に庭に、ブラシの木を見かけた。
この木の花は、名前こそブラシに似ているので知っていたが、季節の花300で検索してみると面白い育ち方なのに興味を持った。
・蒲桃(ふともも)科。
Callistemon : ブラシノキ属
speciosus : 美しい,華やかな
Callistemon(カリステモン)は、
ギリシャ語の
「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ)」
が語源。
学名 C へ
・開花時期は、 5/15頃~ 6/10頃。
・オーストラリア原産。
・花が、ビン洗いのブラシにそっくり♪
・明治中期に渡来。暖地に栽培される。
・実→丸く枝にずらっとついて並ぶ。
翌年の花はその上部に咲き、
実は次々と何年も残る。
・花のあとにつける実は、その後もずっと大きく
なりつづけ、7~8年は枝についていて
発芽能力も持ち続ける。
もとは乾燥地が原産地のため、
極端な乾燥や山火事のときにパァーンと
実が開いて中の細かい種子が風に飛んで
散布されるというしくみになっている。
山火事でまっさらな土地になったところに
すばやく芽を出して、その土地一帯の
優占種になるのが目的らしい。
(ユーカリの木も同じですね)
・別名「花槙(はなまき)」
葉が槙の葉に似ているところから。
「カリステモン」(学名から)