1ヶ月くらい前の事である。
4人のグループで、「たかとり・土佐街道・散策マップ」を手にしながら、小嶋寺を訪ねた。
境内は、何かの作業中で手狭であったが、古いどっしりとした山門の素朴な造りに興味を持った。
マップの説明によると小嶋寺は、壺阪寺と並ぶ古刹である。
751年報恩大徳の創建で,21坊の伽藍を誇った時代もあったそうである。
私が興味を持った山門は、高取城の二の門を移築したもので、現存する高取城の唯一の建造物との事であった。
昨年石垣ばかりの高取城跡に登っていたので,「あぁ。これが二の門」という感動があった。
職人さんが、大きな声で「おくさ~~ん」と呼んでくれたら、裏の方にいらしたらしい奥様がエプロン姿出てこられた。
暫く、お寺の歴史の古さなど気さくに話して頂けた。
本堂さんのお参りして、次の目当てに先に進んでいる友人の後を追うつもりでいたところ、「大和七福神」巡りの5番霊場「大黒天」をお祭りしている事をパンフレットを手渡しながら話してくださった。
今の期間、「お福掛けが、サービスになっています。」
そのサービスに惹かれて、お参りした後、ご朱印をしてもらった。
この日 出かけたのが最後で、ヘルペスでダウンしてしまったものだから、「ついでまいり」はやはり、駄目なのかしら、痛さの中で、七つの神様に「治して頂いたときには一番先に、今度は『七福神参り』を目的に、行かせて頂きます」
と、苦しい時の神頼みがいつも心の中にあった。
KEROさんへのコメントのお返しに、そのようなことを書いたと思う。
二ケ寺目のお寺はもう決めている。